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ダイアログ・ファシリテーター

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2015年1月の記事一覧

ファシリテーターとして大事にしている事

ある方から「ファシリテーターをしていて大事にしていることは?」…というお題をもらったので、まとめてみました。

ファシリテーターを始めた頃に大事にしていたことは、「話している内容自体への非介入」と「対話の見える化」と「知らない人同士の最初の出会い方」。後は笑い…ですかね。

ファシリテーターの学習を始めた頃からは、「参加してもらっている時間内の参加者の気持ちや思考のつながり」と「傾聴につながるよう

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ふりかえりのファシリテーター「事前」

ふりかえりの場をファシリテーターとして私がやる場合に私が何をして何がファシリテーターに起きているかということを考えてみました。

まずふりかえりで出たアウトプットを何に使いたいか、活かしたいか、活かさなくてもいいかを考えます。依頼をされた場合は確認になりますが。そこから、アウトプットの形がホワイトボードなのか、模造紙なのか、A3用紙なのか、スプレッドシートなのかなどが検討します。

次に人数はどう

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ファシリテーターの癖

ファシリテーターの学び方に必要なことのひとつとして、内に向いた場と外に向いた場の2つの違いを意識できることや、場において自分の感情を意識できることなどの「意識できる」を自分なりの感覚に落として明文化やイメージ付けおくことかなと。

特に自分の感情は訓練な感じで、何かをしている時に、こまめに自分の感情をメモする癖をつけるとよい感じですね。割合、何か感情がふれても客観視できるようにもなります。

ファシリテーターを場に入れるということ

場においてはファシリテーター自身が何を感じているかが大事なことのひとつです。

何かをファシリテーションする場合、参加者が満足してそうかが気になったりします。そんな状態で自分のことを見るとかむずかしいと感じるかもしれないですね。
場のサービス提供者ではなく、自分も参加者の一員だと思って場に立つと少し気楽に振る舞えるかもしれません。場の最初に参加人数を数えてみたりして、自分もちゃんと数に入れて数える

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ファシリテーターの学び方(体験重視型)

ファシリテーターの学び方について私なりの私見を走りがいてみました。

比較的体感優先なので、参加したイベントがよかったなぁと感じた時にはファシリテーター視点でイベントをふりかえります。もちろん参加者としての感覚も大事ですから、最初はイベントの流れと参加者としての流れを時系列でふりかえります。

ふりかえりでは大きく分けて、参加者の気持ち(状態)、場に現れたもの(発言や雰囲気)、そしてファシリテータ

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オレオレファシリテーターに気付いた時

ある意味、恥ずかしい話にもなりますが、私もオレオレファシリテーターだった時期があります。(今も時々出るけど、修正はできるようになってきてる(^-^;)

少し自分自身を削るような話ですが、書いてみます。

私の中でオレオレファシリテーターというのは、意味もなくファシリテーターの存在や手法を誇示してしまうことで、ファシリテーターが如何に場に影響をおよぼす存在であるか最初に語ったり、決めきった進め方を

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ファシリテーターの学び方について

ファシリテーターという言葉が一般的な新聞にも取り上げられるようになり、イベントなどにファシリテーターがいる場も増えてきた。知り合いにも実践者も多い。

では、ファシリテーターにはどうやったらなれるのか…。

この質問はなかなか簡単には答えられない。というのも、私の考えるファシリテーターにはさまざまな種類のファシリテーターが存在していて、どんなファシリテーションをしたいのか、なぜ、もしくは誰になど前

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