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038わざわざ人工知能

今ホットな?A.I.とかについて、あんまり得意ではないけど現時点でのなんとなく雑感。
というのも触ったこともないし、チャットGPTをほんのちょっとだけ触れた程度で、この2つの違いもほとんど分かっていない奴が語ることなのでトンチンカンかもしれませんが。

ぼくの立場からすると、どちらかといえば肯定派で(といいつつ使ってませんが)効果的に使えるもんなら使ったほうがいいと考えています。

例えば専門学校でデザインの一端を教えていますが「何もアイデアが浮かばない〜!」っていう人に「チャットGPTにでも聞いてみれば?」と半ば冗談で(半ば本気)で言ったりしています。
それは何も人工知能に相談しなくとも教室にはクラスがあり、クラスメイトに相談したほうが自分のキャラクターだったりスタイル、好き嫌いは友人としてある程度わかっている分、イチから説明するよりかなり近道かなと思います。人工知能に問題を設定する専門の人が存在するくらいなので、それほど面倒なことよりも、まず近くの便利な道を選んだほうがいいかなと。

今のところ「絵」にするってかなり抽象度が高いので自分のイメージ通り作るのにはかなり遠回りしちゃう感じは否めないような話しは聞きます。
ただメンドーなことをやってくれるのは歓迎すべきじゃないかと思います。やったことないですが議事録とか。リモート会議でその場での自動文字起こし(英語でしたが)はライブで参加したことがあり、こりゃ便利だなと感じたことがありました。

「人間の仕事が奪われる」といったことが語られたりしていますが、それはその程度の仕事なんだろうと思います。乱暴に言っちゃえばまずは一般事務仕事でしょう。手足を駆使して行う仕事に関しては脳と手わざの合作でしょうからどう見てもそう簡単には追いついてこれないだろうと考えています。人工知能の発達によって人の価値観が変わり、需要がなくなってしまった廃業は別として。

ぼくの考えとしては巷に言われている通り人工知能とは過去の知識の総体だと思っています。それは人の本能には簡単に近づけないんじゃないかなと思っていて、例えばDIYしたい人は、そんなのプロに頼めばキレイにムダなく、しかも速くやってくれるのに“わざわざ”自分でやりたいからやっているワケです。コレ!まさに自分がそうですが、そういった感情にはほとんど人工知能は入ってこれないんじゃないかと思っています。なんせ効率悪い。

人工知能が自分の思い通りにすべてをやってくれたとしても本当にそれが楽しいのか?(まー楽なんでしょうが)と考えちゃうんですね。だって“わざわざ”自分でやることの中に楽しいことがあるのに、その“わざわざ”がなくなるくらいなら人工知能には頼らないかな〜という外野からの意見でした。
あれ?否定的になっちゃった?

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