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外資コンサルの退職・転職の進め方

それっぽいタイトルをつけてみました。
これまで4回転職して5社目なので、そろそろ備忘録・チェックリストとして退職・転職についてまとめようと思います。
これから退職・転職される方の参考にもなればいいなと思います。
初めて作るノートなので構造化されてないなど色々とご勘弁ください。

0.自己紹介

初めましてKです。社会人歴10年いかないくらいです。
これまでの職歴としては下記のようにITバックグラウンドでコンサル業界に属しています。
 日系SI→外資コンサル→内資コンサル→外資コンサル

1.退職・転職理由を考える

まず初めに考えるべきは「なぜ退職・転職したいのか」です。
色々理由はあると思いますが、転職理由はポジティブ/ネガティブ表裏一体だと思うので、ポジティブな理由で考えたほうが転職活動とかエージェントとの相談などでうまくいく気がします。
ここの理由、動機付けが今後のキャリアを決めると思っています。
<ポジティブな理由>
・給料を上げたい
・面白い仕事がしたい
・プライベートな時間が欲しい
・キャリアアップしたい
…etc
<ネガティブな理由>
・給与が低い
・仕事がつまらない
・プライベートの時間がない
・今後のキャリアが見えない
…etc

2.自己分析

就活かよって思うかもしれませんが、結構大事です。
特に社会人になってからは自分がこれまでしてきたことで評価されます。
今後やりたいこと(=退職・転職理由)を実現するためにはどういう手段があるのか、具体的なアクションを整理するためにも自己分析、現状把握が重要です。

3.アプローチ検討

会社を辞めるということは人生の可能性が一気に広がるので、いろんな選択が考えられます。
それぞれの選択肢でpros/consがあると思うのですが、複数の選択肢を持っているだけでも心の余裕が生まれると思います。
「これしかない、これがダメだったら後がない」となっている状態ではどの選択肢をとっても足元を見られると考えています。
私自身も転職するタイミングで入社を遅らせてもらい、海外留学してきました。

①転職
 →同業他社、異業種、大企業、中小企業
②独立・企業
③海外留学
 →語学、MBA、その他専門領域
④専門学校
⑤大学院
⑥今の環境で頑張る
 →これもありだと思います。新しい環境に夢を抱くのは当然ですが、人間関係や信頼、実績すべてにおいて一からになります。これは想像以上に大変です。今の環境でもう1年頑張ったらいい評価がもらえる/昇進できるというのは意外とあると思います。仮に転職活動をして内定を貰ったとしても、比較する年収は現状とではなく、今後予想される年収カーブを加味して検討する必要があります。

4.リサーチ(社内)

現職の制度などによっては退職・転職するのに向いているタイミングがあります。
①ボーナス支給条件:
これだけで数十万円~数百万円変わります。
ボーナス支給日まで在籍していた社員にだけ支給されるのか確認してください。基準日が設けられていてそこまで在籍していた社員に支給される場合もあります。
 例)ボーナス支給日:12月10日
   対象者:11月末日時点で在籍していた全職員 など

②人事評価発表時期
昇進できるか見届けてからでも遅くはないと思います。昇進してからのほうがいい条件で転職できます。

③有給休暇の扱い
会社によっては有給休暇の残数を買い取ってくれます。(ほとんど無いですが)

5.上司・知人への相談

本当にここが大事です。自分だけで結論をださないこと。
自分ひとりで進めてしまうと勝手なイメージで進めてしまう可能性があります。
志望業界で自分のやりたいことが本当にできるのか、できる限りのリサーチをしましょう。退職・転職は気分でするもんじゃないです。
志望企業で働いている知人
ここも特に重要です。最近は売り手市場なこともあり、企業は従業員に対して知り合いを紹介してくれと頼んでいるケースが多いです。
<紹介した人のメリット(例)>
 ・紹介した人が入社したらボーナスがもらえる
 ・いい人を紹介すると社内の評価が上がる
 ・よく知ったメンバーと働ける

<紹介された人のメリット(例)>
 ・入社したらボーナスがもらえる
 ・採用がスムーズに進む(書類選考省略など)
 ・選考状況を紹介者経由で教えてもらえる
 ・入社後に会社に馴染みやすい

<企業のメリット>
 ・人材の定着率が高い
 ・優秀な人材を集めやすい(変な人が来ない)
 ・採用コストを抑えられる(エージェント経由は高い)

②友人
③(信用できる)上司
④SNSで志望業界で働いていると思われる人(Twitter、LinkedInなど)


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