実践から学ぶMJトーナメント心掛けるべきポイント
更新履歴
2020/07/01 更新/Final3位!! ← NEW!
2020/06/22 更新
2020/06/15 更新
2020/06/11 公開
『MJ.NET』っていう、麻雀をより初心者から上級者まで楽しめるように、演出や機能を充実させているネットワーク対戦麻雀があります。
こちらには「プロ雀士も参加する」ことがウリになっている「トーナメント」というゲームモードがあります。
基本的に1か月単位で開催されており、全4週、1週間ごとに
・1stステージ←通過
・2ndステージ←通過
・3rdステージ←通過
・Finalステージ←今週!
となっています。
私はこれまでMJはプライベート戦(天鳳でいう個室、雀魂でいう友人戦)をメインで打ってきたのですが、ふと思い立って初めてトーナメントへ参加しました。
MJの段位は基本的には天鳳のようにある程度自由に打っていけば上げられるものではありません。
MJで段位を上げるためには、
・イベントをプレイする
・トーナメントをプレイする
などを行わねばなりません。
しかし、MJで段位を上げられるこれらの卓には専用のポイント(チップやGというアプリ内通貨を差しています)が必要です。このポイントは課金で手に入れるか、運が良ければポイントを増やせる『ギャンブル卓』などへ参加せねばなりません。または、無料参戦チケットも週に1・2回程度配布されるので、それらを地道にプレイする必要があります。
これらが面倒くさい、という理由でMJのイベントやトーナメントには一切参加しませんでした。
しかし、「地道にためてきたポイント」が多少増えたので、思い立ってトーナメントに参加してみました。
そこで今回は、私がMJのトーナメントで心掛けているポイントを解説してみます。
MJのトーナメントはトップ至上主義
プレイ画面。最もSCOREの良い10試合の合計で争われる
↓ トーナメントの遊び方、ルールはこちら
感のいい方ならこの説明で分かると思いますが、「所持チップが多く、何度もプレイできる人が有利」なルールです。ポイントは課金や運が良ければ入手できますが、基本的に無課金勢・ポイントが少ない場合不利になります。
まあ、課金を促すための「トーナメントモード」なので、しょうがないと考えましょう。
そして、ルールを確認すると、以下のように記載されています。
スコアは対局終了時の持点と順位を基に算出され、それぞれを合計したものになります。
例:持ち点45,000点の1位で終局した場合
「スコア」=(45000÷1000)+30.0=+75.0
そして、「もっともスコアの良かった10試合」の合計スコアで成績が判定されます。
※規定試合数はありません。
※合計スコアは1試合目から反映されます。
※マイナスのスコアは反映されません。
※「東風トーナメント」と「三麻トーナメント」で個別集計されます。
※プレイヤーには規定試合数はなく、何度でもプレイする事ができます。
(プロ雀士はステージ毎に対局できる上限回数が決まっています。)
MJトーナメントの基本戦略
トップを取るための基本戦術は簡単だよ!(…簡単に実現できるとは言ってない)
MJのトーナメントでトップを取るためには、以下の方針でプレイします。
・ダントツ1位
→ 高い手がみえ、待ちもよいなら責め重視
→ 微妙な手は防御思考で構わない
→ 国士/七対子狙いで将来降りるとかも有効
・微差1位 or 微差2位
→ 高い手より、速攻重視
→ 既に規定回数を消化しているのであれば、攻め気味に
→ 2・3位と競っているなら責め重視
→ ただし、デカイ手に降って3位4位に落ちる可能性は避けるべし
・1位と差がある2位
→ 規定回数消化していないのであれば、速度か打点で好みの方を追う
→ 規定回数消化していないのであれば、最悪防御でも構わない
→ 規定回数消化しているのであれば、ゼンツで構わない
・3位 or 4位
→ ゼンツあるのみ
→ トップか、最悪でも2位は狙いましょう
要はトップ率を上げるために、3位率やラス率を犠牲にするという戦略です。これは通常のMJや天鳳での戦略とは異なるため、しっかりと整理しておくとよいでしょう。
これはチーム戦やリーグ戦で、ポイント条件がある場合の打筋や思考に似ている点が多いと言えます。
トーナメントの1st・2nd・3rdステージ通過のための戦略
Twitterの相互さんの戦略ですが、的を射ているので紹介します。
※ Twitterの引用なので画像をそのまま掲載していますが、名前を消してほしいと言う要望があった際は、Twitter引用を止めて対応します。
さて、MJのトーナメントは、4ステージに分かれており、それぞれのステージを順々に通過しなければ、先へ進むことができません。
これらのステージは、別に前ステージの得点が持ち越されるわけではありません。
したがって、
「比較的競い合いが少ない1stステージ・2ndステージはあえてトップを狙わず必要なポイントを温存し、3rdステージやFinalステージで頑張る」という戦略です。
こういう発想は大切だと思います。通常は、この方法を参考にされるとよいですね!
ただ私は、
トーナメントの各ステージで得られる、「順位報酬や、プロよりも高い得点を取ると得られるポイント」を回収したい、という理由で1位を毎ステージ狙っています。
トップ率が高ければ、ある程度回収できそうですからね。一応、この方針で私はプレイしているため、現状チップ収支がプラスで回せています(ただし、試行数が少ないので参考程度に)。
MJのトーナメントの欠点
MJのトーナメントには、詳細な成績を知る機能がない!(これはFree対戦の三麻の戦績)
しかし、実際自分の打筋を解析するために必要な、トップ率やラス率を調べる方法が、MJトーナメントには存在しません。
これでは「自分は本当に、戦略どおりに打てているのか?」が、把握できないのです。
これでは困りますね(;^ω^)💦。
ただし、一応、以下のリンクをクリックしてみられる「プレイ履歴」(閲覧にはログインが必要)から得られるログを集計することで、順位や着順比率が把握できます。
https://pl.sega-mj.com/playdata_view/showHistory
当方は、このログを集計するソフトを開発しているため、今回はこのソフトを使って成績を集計しました。この結果を、以下に公開します。
MJトーナメントの実際の挑戦成績例 - 1stステージ
こちらは、MJトーナメント第99節1stステージ、白田みおプロのブロックでトップ通過した際の戦績です。
この集計は当方が開発しているソフト(ツイキャスでの予約管理・成績集計を行うソフト)があり、そちらで集計した結果をExcelで表とグラフにまとめました。
ある程度戦略どおりに打てていると思われます。ただし、4位率をもっと高くしてでも、1位率・2位率を上げた方が今後は良いでしょう。
なお、非常に少ない局数のデータですので、この結果は運が良かっただけの可能性は高いです。
ただ、トップを何回取ればいいのかが重要ですので、参考程度にはなるかと思います。
MJトーナメントの実際の挑戦戦績例 - 2ndステージ
こちらは、MJトーナメント第99節2ndステージ、佐藤聖誠プロのブロックの戦績です。
3位4位の時に強引にトップを狙っています。
そのおかげで、
・トップ率55.6%
・平均順位2.06位
・連帯率61.1%
・トータル+205ポイント
という高成績を収めています。
ただこれでも反省点が無いわけではなく、成績が以下のようなっているため、
「トップ時でも狙える時は、さらなる加点を目指した方が良い場面があるのではないか?」ということが、分かります。
実際、1位の時の得点を見ると、
・3万点以下のトップが4回、
・~3万1千点以下1回、
・~3万2千点以下1回、
・~4万点以下3回、
・4万点以上1回
と分布していることが分かります。
なお、1位時の得点から素点を求めるには、10点を引いて、その点数を1000倍します。
例えば「54.9」なら10点引いて「44.9」。
これに1000点かけて44,900点が素点となります。
こうしてみると、「辛勝」が多く、大量加点できるチャンスでも黙聴などを優先している可能性が残るでしょう。
次の3rdステージ、Finalステージも通過できるように、あわよくばポイントを浮かせられるように、うまく調整していこうと思います。
MJトーナメントの実際の挑戦戦績例 - 3rdステージ
前述の通り、トップでも高い手を狙うという戦略で打った結果、4位率がかなり高くなりました。
ただ効果はかなり出ており、「+80.2」の大量加点ができました。それでも3着というのはまあ、かなりきついブロックだったと感じます。
そして、2位率が高いことから今回の反省点が垣間見えます。
それは、微差トップからのトップ落ちが多かったのではないかという点です。確かに今回は1位からでも加点をするために押す局面を増やしたのですが、少し押しすぎていた可能性が否定できません。
これは私が示している基本戦術に反しているため、Final優勝のためにも調整が必要です(*´Д`)💦。
MJトーナメントの実際の挑戦戦績例 - Finalステージ
反省点はありません。きっちり打てました。
前半と後半に偏りが多い展開が続きましたが、ベストはつくせました。
面白かったのが、80回目の東風戦。
その時点で私が1位でしたが、なんと2位の方と同卓しました。
その方は、なんとツモスーをあがりました。そのツモスーが決定打で、私のポイントを抜かれました。瞬間2位にダウン。
そして81回目の開始時には、なんとそこから1ランク別の方に抜かれて3位にランクダウン。
残り30分の2局で、5万800点以上で1回あがれば優勝する状況になりました。
そう、優勝条件が付いた「条件戦」になったのです。
トーナメントに参加しなければ、通常生活では味わえない感覚。
画面の右端に「条件を表示しながら戦い、迷わないように」心がけましたが、相手の豪運には叶いませんでした。
残り2試合となった東1北家、跳満テンパイから親跳満振り込み。制限時間が危ないため、23時55分までに局を終わらせれば、もう1局延長戦に挑めます。
そのため高速に打牌をしつつ、オリと攻めを行いました。
そこからマンガンや3900上がりなどで刻み、2着目まで浮上。しかし、それでもオーラスにダメ押しで跳満を上がられ親っ被りで終了となりました。ただ、54分で終了できたので、マッチング時間合わせてもう1局できるドン! は達成しました。
条件戦最終戦、これも北家スタート。相手にツモスーあがられ、可能な限り回復を狙いましたが、2着キープが関の山。
しかし、やれることは全部やったと自負できるため、悔しさ半分&やり切った感半分でした。
とても楽しかった!
でも、次にガチ参加は当分の間は期間を開けようと思います(*´ω`*)💦。
最後に
Final進出、Final優勝目指して頑張ります!
↓
Final進出しました!! みなさん応援お願いします!(*- -)(*_ _)ペコリ
↓
皆さんのおかげで、Final3位入賞出来ました。
今後、今回のトーナメントの参戦記を実際の牌譜をだしながら公開していきます。
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それでは、また今度(*´Д`)。
応援&ここまでお付き合いありがとうございました!
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