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2019年、色々あったけど、出会いと繋がりが大きな財産に。そしてこれからのこと。

12月30日。今年も残すところあと2日。
いつもの渋谷スクランブルスクエアのシェアラウンジにて。

年末年始の活気を感じながら、今年を振り返りつつ、これからのことを考えている。

今年は仕事でも、仕事以外の活動でも、プライベートでも本当に大きな1年だった。

仕事ではフローレンス設立15周年を記念して、15周年イベントを開催。スタッフ600名以上を対象にした本当に大きなプロジェクトのPMをやらせてもらった。

同じ想いを、同じ笑顔で共に:フローレンス15周年イベント

2019年9月8日。
その日のために10ヶ月かけて進めてきた。
メンバーとともに、全スタッフを巻き込みながら進めてきた。
 
「15周年プロジェクトのPM(プロジェクトマネージャー)をやらないか?」そう言われたのは去年の11月。
2004年にフローレンスは設立して、今年で15年。
その節目の年に行う15周年ベント。
 
一つ返事でやらせてもらうことにした。
 
今では600名を超えるスタッフがいて。
それぞれの事業部・現場で活躍している。
 
15周年という節目に全スタッフが集まって、みんなにありがとうを伝える。みんなが同じ思いを持つ。
 
そんな場にしたくて。
 
そうして動き出した。
 
まずはこの15周年イベントを一緒に作り上げてくれるメンバーの募集から。

15周年というとても大切で、全社横断の大規模プロジェクト。
 
そして各事業部からメンバーが集ってくれた。全事業部のメンバーが入ってくれて、本当に全社横断プロジェクトがスタートした。

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そこから毎週のようにMTGを重ねて。
みんなにどんな思いを持ってほしいか。どんな場にしていきたいか。
 
とにかくコミュニケーションを重ねて、一つ一つ作り上げてきた。
 
イベント当日だけでなく、事前から全スタッフを巻き込むために。
リレー動画・一言メッセージ・オリジナル四字熟語・カウントダウンインスタ。
 
沢山の企画を考えて、現場を回って、現場を巻き込んで進めてきた。
 
事業部や立場によって、状況や思いも違うから。
 
話が進まなかったり。折り合いがつかなったり。話が戻ったり。

本当に大変なことも沢山あった。
一筋縄でいかないことも沢山あった。
 
PMとして調整・交渉の日々で中々ハードなことも。笑
 
それでもやっぱり進めてこれたのは。
 
9月8日を最高の日にしたいから。
600名以上スタッフ一人一人にありがとうを伝えたいから。
同じ思いを持ってほしいから。
 
そして共に進んでくれるメンバーがいたから。
 
最後までバタバタしたし、台風の心配もしなきゃいけなくなったし。笑
 
最近はひたすら15周年イベントのことをやってきたし、常に考えていたし、それ以外にプライベートの変化もあったし。笑
 
祭り前の盛り上がりの日々を得て、いよいよ当日を迎えた。
 
心配やプレッシャーや色々あったけど、この光景を見たら、全てが吹き飛んだ。
 
450名以上のスタッフが、同じ場に集って、笑顔になって、楽しんで。一つになって。
 
これだけ最高の光景って中々ないよね。
 
本当に楽しかった。
沢山の人と繋がれて、顔が見えるようになって良かった。
フローレンスに入って、働けて本当に良かった。
一体感を感じることが出来た。
これだけ沢山の人が働いていて、それでも同じ思いでいるのが分かって嬉しかった。
改めて素晴らしい職場だと思った。
20周年もここにいる全員と一緒に祝いたいと思った。
 
本当に嬉しくて、ありがたい声を沢山もらえた。
 
正直PMとして未熟だったし、みんなにたくさん心配や迷惑も掛けた。
それでも最後まで一緒にやってくれてありがとう。
伸びしろだと思って、見守ってもらえると嬉しいです。

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一人では絶対に成し遂げることは出来なかったし、一緒に歩んでくれたPJメンバーがいてくれたから。

15周年イベントという大きなプロジェクトをやりきったけど、あくまで一つの起点。ここから先どうしていくかは自分たち次第だよね。

社内を繋ぎながら、社外へも

優秀な人、素敵な人たちが沢山いるフローレンスの中で自分の唯一の強みはコミュニケーション力繋ぎ力だけだと思っている。

自分の強みはイコールやりたいことでもあるから、その強みを最大限活かすことをやってきた。

社内横断プロジェクト、社内コミュニケーション・情報共有プロジェクト、みんなの保育の日。

全て自分たちだけではできないもの。全社を巻き込んで、みんなと共に作り上げていく。

一人一人の思いと向き合って、一人一人の思いをどう形にしていくか、どう活かしていくか。簡単なことではないし、すぐに出来ることではないけれど。

それでもちゃんと受け取って、必要であれば調整・交渉をして、その思いを、声を無いものにしないように。

オンラインで解決出来ることも多いけど、足を運んで、リアルで向き合って、その積み重ねが、信頼や関係性になっていくよね。

繋がりから選択肢や可能性を広げる

今年は本当に沢山の人に会って、沢山の人と繋がった1年だった。

たとえばTwitterで見ていて、面白い・魅力的・一緒にこういうことができそう・この人とこの人を繋げたら面白そう。

そんな思いで色々な人に会った。

色々な人と会うことで、自分の視野や世界も広がるし、普段は見えないことが見えたり、発想の掛け合わせも生まれていくから楽しい。

そして、ただ会いたい人と会って、「楽しかったね」「良かったね」で終わるのは勿体無いし、その出会いや繋がりを形にしていきたい。

そんな思いで今年はオンラインとオフラインで様々なq場作りを行なった。

かわるフェス

「フェスがしたい」
 
2018年7月の、その一言で動き出した。
 
ムーブメントを起こしたい。

NPOだけのフェスでなく、より多くの人を巻き込んで、より多くの人が当たり前のように楽しめて、繋がって、そして参加することで、NPOについて何気なく知る、何気なく寄付をしている。
 
そしてこのフェスを通して、様々な選択肢、可能性があることを知ってもらいたい。一歩踏み出すきっかけをになってほしい。
 
どんな思いで、どんな変化を起こしたいか、どんなものにしたいか、どんな人に来てほしいか。
 
とにかく話し合った。
 
正直、思いやアイディアはあるけど、中々形にならない日々もあった。
 
それでも、熱い思いがあった。本当に実現させたいという行動力があった。
 
そして、少しずつ形になっていった。
 
「かわるフェス」というフェスの名前が決まって。かわるフェスを行う場所が決まって。コンテンツが決まって。ゲストが決まって。
 
家入一真さん・箕輪厚介さん・設楽悠介さん・藤本真衣さん・イケダハヤトさん・るってぃさん・あんちゃさん・伊藤和真さん。
 
今を、そしてこれからを引っ張っていく、本当に魅力的なゲストの方々が協力してくれることになった。
 
思いを持った出店ブース。
個性的なパフォーマンス。
参加費が寄付になる。
 
今までにない仕掛けも沢山作っていった。

そして、そこから本当に熱くて、最高のメンバーが沢山集まってきた。一人一人が本当に優秀で、魅力的で、このメンバーと一緒に作り上げていけることが嬉しくて、楽しくて。

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かわるフェスのクラウドファンディングの立ち上げ。
1000名の集客。
コンテンツ設計。
ロジ整理や各種資料作成。
 
やることはいくらでもあって、本当に大変で。笑
 
クラウドファンディングの立ち上げと運用のタイミングと本業のフローレンスでのメインでやっていた東京マラソンが被って。
そしてかわるフェス当日までの1週間とまたまた本業での重要業務が被ってしまい。正直本当にしんどかった!笑
 
それでも、最高のメンバーと最高のフェスを作りたい。
一人でも多くの人に繋がりと、選択肢と可能性を。
 
その思いだけでひたすらやってきた。
 
「5月11日・大阪市中央公会堂」
たぶん自分はこの日を一生忘れないと思う。
 
突発業務やゲスト周りの対応をひたすら行っていたから、正直、あまりみんなと交流したり、セミナーやブース、パフォーマンスを楽しむことは出来なったけれど。
 
それでも沢山の笑顔と、沢山の繋がりと、沢山の変化やきっかけを生み出すことが出来た。
 
Twitterで #かわるフェス のハッシュタグがトレンド入りして。沢山の方のツイートを見ていたら、泣きそうになってきた。
 
「来年間違いなく たくさんの人におすすめしたい素晴らしいフェスでした。対談内容、出演者さんの人柄、会場の雰囲気、スタッフさんの運営、そこでの出会いがまるごと素敵でした。」
 
「昨日は勉強と刺激をたくさん頂いた1日だった。
なによりもスタッフさんの気遣いにこれからの未来を感じた。」
 
「#かわるフェス での素敵な出会いがわたしを動かしてくれたよ。」
 
「関西に大きな波が生まれたのを感じました」
 
そして、自分のTwitterを見て、DMをくれた方がいました。
 
「今まで、自分に出来ることがあるのか分からなかったです。自分に出来ることなんてない。一歩踏み出すのが怖かったです。でも、やっぱり変わりたいと思い、今回かわるフェスに参加させていただきました。正直皆さんがすごい方々で、やっぱり自分とは違うと思いました。それでもスタッフの皆さんや参加された皆さんを見ていて、自分も何かしたいと思いました。まだ何がしたいか、何が出来るかはわかりません。それでも、一歩踏み出すきっかけを、一歩踏み出す勇気をいただき、本当にありがとうございました。」
 
たった一人でもいい。
可能性や選択肢。かわるきっかけを作ることができればと。
 
その思いだけでここまでやってきた。
不安もあった。心配もあった。しんどい時もあった。
 
それでも、
当日あの光景を見たら。
沢山の笑顔を見たら。
沢山の繋がりを見たら。
沢山の変化の瞬間を見たら。
沢山の可能性と選択肢を生み出すことが出来たから。

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かわるフェスに参加してくれた人たち。
かわるフェスに登壇してくれたゲストの方々。
かわるフェスを一緒に作ってくれた最高なスタッフ。
 
そして熱い思いを持って、かわるフェスを立ち上げて、沢山の人を巻き込みながら、みんなを引っ張ってくれた美穂さん。美穂さんと一緒に出来て本当に最高だったなぁ。

課題や反省ももちろんある。でもそれは次につなげていけばいいし、無事にかわるフェスを出来たこと。沢山の人を巻き込みながら作り上げることが出来たこと。少なくとも当日参加してくれた300名、そしてTwitterなどでかわるフェスを見てくれた人たちには届けることが出来た。
ほんの少しでもきっかけを生み出すことが出来たかなと。 
 
これがゴールではなくて。あくまで始まり。
もっと沢山の人に届けたい。もっと沢山の人に笑顔と繋がりと、可能性と選択肢を生み出していきたい。

繋がりを作る場:NPOコミュニティ・Co-Lab Bar

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NPOの団体の枠を超えて、連携したり、共に学び合えたり、仕掛けられたら。

そうしたらもっと出来ることがあるはず。もっと関われる人が増えるはず。

そんな思いを持って、声を掛けたら、思いに共感してくれて、共に作り上げていってくれた。

そして4人で立ち上げたのが「Co-Lab Bar」

もっとお互いをざっくばらんに知ることができる場があれば、チャンスや可能性が広がり、お互いの強みを活かしていけるのではないか。
そんな思いからCo-Lab Barを立ち上げました。

企業とNPOが出会う。
企業と企業が出会う。
NPOとNPOが出会う。

誰でも自由に参加できるし、条件は「面白そう」「参加してみたい」「繋がりをつくりたい」。ゆるーく繋がりながら、学び合いながら、深め合っていく。繋がりの輪が確実に広がっているので、継続していきながら、学びのアウトプットや実験をしていける場をこれからも作っていきたい。

同じような思いでNPOコミュニティを立ち上げて、同じ思いや悩み、スキルを持ったメンバーが繋がる場を作って。

これまでに4回勉強会を行なってきたから、今後はこの学びを深めながら、共に仕掛けていきます。そしてゆくゆくは広報以外の色々なテーマでもコミュニティを形成していきたいな。

多様な場に関わって

何より今年は本当に色々な場やコミュニティ作りに関わった。

・note酒場
・KIFU BAR
・クリスタルロード
・酒小町
・近未来カンファレンス
・コミュマネ忘年会

詳しくはこちらのnoteに書いているのでご覧ください!

これから

一人ひとりが、思うままにいれて。
一人ひとりが、ありのままでいれる。

そんな場を、そんな仕組みを作っていきたい。

・仕事はしているけどやりがいがない、自分のやりたいことではない
・何かしたいけど何をしていいか分からない
・毎日同じことの繰り返し
・自分に何ができるか分からない
・自分の経験やスキルを何かに活かしたい
・新しいことがしたい
・択肢や可能性を広げたいけど、何をしていいか分からない。
・毎日の生活に追われて動けていない。

このように様々な思いを持った人たちが自分の周りにもそうだし、世の中にも数多くいるはず。
そして一方で、NPOなどのソーシャルセクターは人を必要としているけど、中々リーチできなかったり、「NPOにいる人は意識が高い」「自分たちとは違う」などのイメージで壁が出来ていたり。

決してそんなことはなくて、一人一人にできることは沢山あるし、関わり方も色々あっていいと思う。

世の中の人とNPOやソーシャルセクターなどをつないでいくコミュニティ・プラットフォームを作っていきたいなと思っている。

その機会や接点はNPOやソーシャルセクターだけでなくていいと思います。それがイベントやプロジェクトでも、組織でもいいので、そのような入り口や機会、選択肢を作っていこう。

今年はとにかく動いて、出会って、繋がって。そんな1年だった。

少しずつ出来てきた土台を固めていく。

そして本当に必要な人たちに、届けたい人たちに届けていくために。

リアルとオンラインを活用して届けていこう。

自分にできること、好きなこと。

それは人で会って、人と繋がること、繋いでいくこと。

そこから可能性や選択肢を広げていきたい。


PS:最後に

以前noteにも書いて、Facebookでも報告させてもらった「婚約」の件について。

多くの人から沢山のお祝いの言葉と思いをもらいました。
自分の中でも本当に大きなことでした。

元々、色々やりたがりで、止まってしまうと死んでしまうような二人。常に動き回って、色々やっていて。そんな中でも遠距離でやってきていました。

しかし、お互いのやりたいことが明確になっていく中で、ズレが出てきて。

お互いと向き合うのが少しずつ難しくなってきました。

二人で話しもして来ましたが、結果として違う道を歩むことに決めました。

彼女のことは本当に尊敬しているし、心の底から応援したいと思っています。

関係性は変わるし、それぞれの道を歩んでいくことに決めたけど、一度繋がった繋がりは消えないし、何かあればいつでも力になりたいなと思っています。

沢山の方々から頂いた「おめでとう」の言葉。

そしてこのことを伝えてから、沢山の人から励ましの言葉をもらったり、寄り添ってくれたり、見守っていただきました。

忙しさも重なって、ゆっくり考える時間もなく、日々が過ぎていき、意外と変わらない日々を過ごして入れてるのも、そんな大切な人たちのおかげだと思います。

その言葉を、その思いを、これからの自分の行動で少しずつ返していきたいと思います。

子どもの頃から波乱万丈な人生。
それはきっとこれから先も変わらないんだろうな。

一度きりの自分の人生なので、後悔だけはないように、今の自分の思いを大切にこれからも走り続けていきます!

文:がんちゃん

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