「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」を読んで


この本を手に取った理由

 まず、この本を読みはじめた理由は

 以前読んだキンコン西野さんの本「新・魔法のコンパス」でこの本をオススメしていたから。

 また、これからの社会を生き抜くために自分の希少価値を高める方法を知りたかったから(具体的には職業の掛け合わせで希少価値を高めると言っていたので、それをより詳しく知りたかったから)だ。

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さっそく内容!

 この本では大きく4つの領域に分けられていて、共通する条件を3つとそれぞれの領域で4つの条件、合わせて7つの条件を満たすことで1%の人になろうということが書かれている。(つまりはこういうこと↓↓)

(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)×100
=(1/2)^(7)×100=0.78%

 

 ある程度、自分の方向性がある人にとっては自分に合う領域についてだけ読んでもいいのだろう。

しかし僕は、、、

どんな分野でどんな仕事がしたいのか明確に決まっていない。

 だから、全部読んでみて、自分に合う領域、自分が頑張れる領域について考えるための指針にしようと思った。

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これからやるべきこと

 結論から言うと、4つのうちの1つに絞ることはまだできなかった。しかし、半分には絞れたと思っている。

 それはAかBの領域である(AとBがどんな領域かは自分で読んで確認してみてください笑)。

 お金に固執しているわけではないが、自分がこういう人になりたい、頑張りたいと思えたのが、この領域であった。

 ある程度の方向性が見えてきたので、具体的に今のうちからできることは何かについて考えた。

 まず、4つの領域において共通する3つの条件に関しては既にクリアできていた(パチンコ、スマホのゲーム、読書に関すること)。

 問題はここから!

  それぞれの領域で残っている4つの条件をクリアしないといけない。その中には社会人になってからでないとよく理解できないところもあった。

 しかし僕自身、大学院に進学するので、社会人になるまであと2年近くある。分からないところがあるから、社会人になってからやればいいやって、後回しにしていたら、この2年を棒に振ることになる。だから、社会人に向けて言っている部分は学生という立場に置き換えて、考える必要があった。

 

 その中で意識していれば学生生活で実践できるなぁと思ったことは以下の①〜④である。

①与えられた一部の作業をプロジェクトの全体像から捉えて、自分なりに主体的に動いて、仕事にすること

②会話の中で相手との共通点をより多く見つけ、相手の頭にある要素で話すこと

③読書をするとき、著者の視点から世の中を見ること

④やらないことを決める

①については、自分からやったことではなく、命令されたり、お願いされたりしたことをどんな理由、目的で自分に頼んだのか、自分にはどんな役割があるのか、全体を想像したときにどの部分を任せられたのかを考えるということだと思う。

 さらには自分が上の立場になったとしたら、どのような指示を出すのかも考えたら、より価値が上がるだろう。

 そうすることで、「鳥の目、虫の目、魚の目」のうち、鳥の目で全体を俯瞰できるようになるのだと思う。

②については、人間関係をより良くするために使うことができる。この本では営業の時と言っていたが、初対面の人やこれから良い関係を築きたい人と話すときにも活用できることであると思う。   

 そうすることで、社会に出て、会社での取引を行う際にも取引先の方とも良好な関係を築け、この人が言うならと取引してもらえるかもしれない。

③については、本に書かれている通り、本は著者という1人の人間が膨大な時間をかけて獲得した視点や専門性が詰まっているのだから、自分のものにすることで視点の転換ができるようになるからである。

④については100人に1人になるには1万時間を投じなくてはならないのだから、その時間を作り出すため、また、より早く100人に1人の価値のある人になるためである。

 具体的に僕が止めようとしているのはリアルタイムでテレビを見ること。幼い頃から家にいるときは、テレビは常についていて、テレビを見ることは好きである。しかし色々な番組やドラマを見ていたが、本当に見たいものは限られているのにもかかわらず、多くの時間をテレビによって消費されていると思ったからである。

 だから、本当に見たい番組、ドラマだけを録画し、CMの時間を飛ばして視聴するようにすれば、今までと比較して多くの時間を作り出せる。そしてその時間を自分のために費やそうと思う。

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終わりに

 まずは欲張らずに一つの分野を徹底して頑張り、100人に1人の価値がある人になろうと思う。

 しかし、いずれは1万人に1人、100万人に1人
、、、の価値がある人になっていきたい。

 拙い文章ですが、見ていただいてありがとうございました。読んだ本のアウトプットをやるようになってから、感情を言語化することがどれだけ難しいかを痛感させられている。そのため、つい著者の言葉をそのまま使ってしまう自分がいる。アウトプットを続けていく中で、自分ならではの言葉のチョイスをできるようにしていきたい。

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