COCOA問題・・・

ちょっと間が空いてしまいました。

観光、飲食、インバウンド、団体。

会社の今後の方針について
いろいろと考えています。

先週、県またぎの移動緩和に伴い
北九州市も自粛解除となりました。

ですが残念ながら
北九州市の悪いイメージは変わることなく
まだまだ道のりは長いです。

いろいろと言われている
Cocoa問題

飲食店は食べログなどで、ずっと前から
マイナス発信に悩まされ続けています。

辛口評価は当たり前。
辛辣なコメントで飲食店は潰れる時代です。

ある情報発信サイトで焼肉屋のランチ営業が
「生焼けハンバーグ」と書かれました。

二回焼き直しましたが
何故か生焼けでした。
理由がありましたが言い訳なので割愛します。

もちろん謝罪しました
お金も頂いていません。

ですがサイトに書かれました。
当時、コメントはその一件だけしかありません。

そのサイトにお店から「サイトに載せてください」
と頼んだ事はありません。

サイトに「消してほしい」と頼みましたが
「消せません」と返信が来ました
そして「本当の事だと確認している」

お店からのコメント欄に
謝罪し「ランチ営業を止めます」
としました。

今でも載っています。

「なんでやめるの?」
といろんな方に言われましたが
それくらいに心が折れたのを覚えています。

レストランも大概ぶっ叩かれました。
世の中はそんなに甘くありません。

Cocoa問題も似たような状況にあります。

自分に合わない、気に食わない、物申す。
そんな世の中は今に始まった事ではありません。

ボランティアでは無い以上
評価は他人が判断する。

今回のアプリ開発された方は
ボランティアでお金をもらっていないそうです。

あるある、として

「まちづくりはボランティアでやっている」
だったら、お金をもらって責任あるまちづくりやってください。だって行政からお金をもらってるんでしょ?

それとは話が違いますが
行政による「ボランティア使い捨て」
なのかもしれません。

世知辛い世の中をまともに受けつつ
それでも頑張るしかない。

飲食店はじっと我慢するしか方法がありません。
ミスしないように、お客様を怒らせないように。

謝っても許してはくれません。
きっとネットでさらされる。

謝るしかないし慣れるしかない。
ミスはダメなんです。

それが嫌なら飲食店はやらない方がいい。

メディアは人の不幸が大好きです。
視聴率が取れて雑誌が売れる

一定層の需要があり
それで商売が成り立つ訳です。

本当に世の中はこれでいいのか?

飲食店に取っては
願ってもない問いです。

人間が一番苦手な事は

「ゆるす」事だそうです。

自分の価値観と合わない事象に対して
否定し批判する。

支払うお金に見合わない商品に
否定し批判する。

相手のミスに対して寛容な心は意味がない
ネットでさらす事がお店の為になる
そんな事を言ってる人もいます。

「これから、世の中はどうなるのでしょうか」

と問われたら

「なるようにしかならない」

としか言いようがありません。

ですが

自分はそうならないようにしたいと
自問自答する日々を過ごしたいと思います。

自分の価値観を他人に押し付けては
それこそ否定し批判する人と同じです。
(自分のお店はどうしてもそうなってしまうので
 今はその事を解決している最中です)

Cocoa問題の行く末は
とても興味があります。

それは私達、飲食店の未来にも繋がると思っています。

長文、失礼しました。