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ELDEN RING(エルデンリング)クリア感想「衝撃のボストロフィー取得率15%の超難易度激ムズゲー」

フロム・ソフトウェアのELDEN RING(エルデンリング)をようやく一周目クリアしたので感想などを記します。

※ボス等に付いて多少ネタバレがある箇所があります。

率直な感想

ボスがきつい。とにかくこれしか浮かばない。
後半はきついという記憶しかなかった。
序盤は風景が綺麗で、リムグレイブの開けた草原に出た時には感動した。

クリア後は、未探索のエリア、一周目で失敗したフラグ、NPCイベント等を見るため二周目を周回するのがダクソシリーズの常で、ダクソ3なら、近接でクリアしたので次は魔術師プレイ、それもクリアしたら、NPCイベントを回収、と何周も周回していた。

が、エルデンリングは一周目だけで3ヶ月(約345時間)もプレイし、さすがに食傷気味。余りにも広いマップや強すぎるボスに、周回プレイも二の足を踏んでしまう。
やっている間は夢中になれるとは言え、当面エルデンリングをプレイする気は起こらない。

レビュースコア

以下にレビュー記事を上げていますが、点数的には「A+」と考えている。

確かに凄いゲームで、ここまでの物を作れるメーカーはフロム以外にない。が、飽くまでそれは「ダクソ3の延長線上での凄さ」なので、スコアSはない気がする。

ダクソの続編と考えれば非常に面白いゲームではあるものの、新規IPのゲームとしては「ブラッドボーン」程のインパクトはない気がした。

ボス戦

ボスがかつて無いほどえげつない強さで、これほどボス戦を難しくする必要があったのか疑問に感じてしまう。

最終ボス撃破のトロフィー取得率は、2022年5月30日の時点で衝撃の15.8%。(ゲーム発売日は2022年2月25日)
数値が示しているように、明らかにボス戦の難易度が高すぎる。
(※序盤のボスで難しすぎると言われているマルギットはトロフィー取得率77.6%、ゴドリックは70.2%となっている。)

自分も、最終ボスには恐らく30時間以上かかって倒したと思うが、こんなに苦労したゲームはアクションRPGでは余り記憶が無い。

勿論、ゲームのシステム的にレベルは理論上幾らでも上げられるし、協力プレイで倒しても構わないので、何でもありと言えばありだが、ソロプレイで倒せる難易度としては限界を超えていると感じた。

自分は協力プレイなし・シングルプレイのみだが、特に倒すまで苦労したボスは、宿将オニール、宿将二アール、神肌の使徒、竜のツリーガード、黒き剣のマリケス、戦士ホーラ・ルー、黄金律ラダゴン(エルデの獣)等。
ただ、初見一周目のため、フラグが立たなかったり、探索不足でまだ倒していないボスが相当いるはず。

逆に、呆気なく倒せたボスは、忌み鬼マルギット、接ぎ木のゴドリック等。
マルギットはR2溜め強攻撃でスタンさせ易いので、基本的にR2溜めだけ狙っていればほぼ勝てていた。
ゴドリックは、最初強そうに思えたものの、NPC白霊のネフェリ・ルーが強く、ほとんどネフェリ・ルーの戦技だけでゴドリックを倒す事が出来た。

オープンワールドの弊害

後は、あるエリアでレベルを上げすぎて序盤の近くのエリアのボスが全て雑魚になってしまうケースが多かったと感じる。
レベルデザインというか、折角ワールドマップを作ってシームレスに色々なエリアに行けるようにしているのに、レベルを上げ切ってしまうと、他のエリア(特に序盤に近い場所)が全て雑魚敵になってしまうため、非常に勿体無いと感じた。

ソウルシリーズではワールドマップを広げるべきだとこれまで自分も思っていたが、それが間違っていたと今回感じた。
または、レベルに合わせて敵の強さも変動するようにシステムを調整すべきだったかもしれない。
この辺りは何が正解か分からないが、現状では、はっきりレベルゲーと言える部分もあるので、マップやボスの作り込みが全て無駄になってしまう可能性があるのは非常に勿体無いしプレイヤーにとっても楽しむ余地が減ってしまうので残念に感じる。

攻略動画

黒き剣のマリケス、戦士ホーラ・ルー、黄金律ラダゴン(エルデの獣)の攻略動画をYoutubeにUPしています。

■ボス攻略動画:黒き剣のマリケス

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獣の司祭はパターンゲーなので特に難しくはないが、マリケスの行動は非常にパターン化し辛く、クリア出来たのも偶然。
自分が下手なのもあるが、運ゲー要素が強いボスだと感じた。
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■ボス攻略動画:ゴッドフレイ(ホーラ・ルー)

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ゴッドフレイは、行動の対処を覚えれば全てパターンゲーになるので比較的簡単。
ホーラ・ルーは、掴みが強く対処が分かっていても操作が追いつかない。
ホーラ・ルーはスタンさせるしか勝ち目がないと感じたので、黄金のハルバードを使用。(動画ではスタンさせられなかったが。)

黄金のハルバードは両手R2溜め攻撃からの強靭削りが高く、非常にスタンさせ易いので、大半のボスを黄金のハルバードのR2溜めメインで倒した。
序盤で拾えて中盤までは主力武器として十分に使える。溜めてからのモーション発生が速く、リーチが長いのも魅力。
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■ボス攻略動画:黄金律ラダゴン(エルデの獣)
※エンディングまで収録しているため未見の方はネタバレ等に注意下さい

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ラダゴンは、ボスの中でも一番苦労した。
一発食らうと凄まじいダメージで、且つ連続攻撃でHPが文字通り秒で溶かされてしまう。
結局、聖属性攻撃に対して聖カット率を上げるくらいしか対策がない。

※聖属性攻撃への対策は、ステータスを上げる(神秘=聖防御力)、祈祷(王たる聖防護)、装備(神肌等)、タリスマン(聖竜印のタリスマン)、アイテム(抗聖の干し肝)等幾つかある。

脳筋近接戦士のビルドステータスでは何度やっても勝てないので、一度レナラの産まれ直しでステータスを振り直し、信仰やFPを高くして技量・信仰タイプの近接戦士にした事で、ようやく勝利。

ラダゴンに対しては、相手の攻撃の回数やタイミング、ガードかローリングが必要な行動を全て覚えて、必ず反撃を入れるようにする。
上空から地面に急降下してきて衝撃波を起こす攻撃では、ガードカウンターからの強靭削りでスタンさせ易いので、狙ってスタンさせる。
スタンするとしないのでは勝率がかなり変わるので、確実にスタンさせたい。
離れると槍やビーム等強い攻撃を連発してくるため、近付いて回りながら相手の攻撃にカウンターを入れていくのが有効だと思う。

エルデの獣は、こちらが攻撃出来る状況と向こうが一方的に強い攻撃をしてくる、自分と相手のターンがはっきり分かれているので、今どちらのターンなのかを理解して行動する必要がある。
例えば、開幕はこちらの攻撃が入る、その後獣が光の刃を飛ばしてくるので走って避ける等。

ボスとしてはラダゴンと獣でHPバー2本の敵なので、ラダゴンを倒すまでに聖杯瓶(エスト瓶)をどれだけ消費せずに獣戦に持っていけるか、という部分が重要だと思う。
獣戦の時点で、聖杯瓶・遺灰・霊薬等のリソースがどれだけ残せるかを意識したい。

自分の場合、ラダゴン戦は下手ながら徹底的にやり込んだため、ほぼ極まったと思っているが、獣は完全に理解出来ていないため、リングや剣の突き立てから爆発等のダメージを食らってしまっていた。
倒せたのは、ダメージソースの神狩りの剣の戦技の女王の黒炎がとにかく強く、獣の当たり判定が大きい事も有り、女王の黒炎だけで1万ダメージ近く稼いでくれていた。
この戦技がなければクリアが難しかったと思う。

ダクソ3では黒騎士の剣の戦技「我慢」メインで通していたので、ダメージタイプの戦技は使い辛かったが、ボス戦ではとにかく強かった印象。
後は、エルデンリングでは余り気に入った武器のモーションがなかった。
黄金のハルバードは強かったが、剣ではないし、大剣、特大剣で気に入った武器がないのが残念だった。
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