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特別定額給付金オンライン申請の準備物・申請方法・注意点のまとめ(ICカードリーダー)※全申請画面あり

新型コロナウイルスによる影響への経済対策から、家計への支援を目的とした特別定額給付金が支給されることが決まり、全世帯への支給が予定されています。
申請には、申請書の郵送(返送)か、オンライン申請のどちらかで可能ですが、本日(2020/5/13)オンライン申請して問題なく申請を終えることができました。

※2020/5/24追記
2020/5/22に、自治体より10万円の入金がされていたことを確認済みです。

オンライン申請には、マイナンバーカードを読み取り可能なICカードリーダーか、読み取り可能な機種のスマホが必要です。
自分はPC(ノートパソコン)にICカードリーダーを接続して申請を行いました。

この記事は自分が行った申請作業を元に、ICカードリーダーを使った方法を解説したものです。

幾つかメディアでも記事が出ていますが、上手くいかないという声が多いようなので、申請の準備物や流れと、自分で申請して感じたポイントなどをnoteに掲載します。

給付申請のために事前に準備・用意しておくもの

■PC・パソコン(Win8.1、Win10など)※Win7SP1でも可能のようです
対応PC

PCは個人情報の入力が必要なため、漫画喫茶や共用PCでの申請は避けたほうが良いでしょう。

■ブラウザ(クロームなど)
対応ブラウザ

【クロームの場合、事前にマイナポータルAPをインストール】
以下のリンクを参照してクローム拡張機能に「マイナポータルAP」を事前にインストールしておきます。

クロームはシークレットモードでは申請できないため、通常モードでマイナポータルにアクセスします。

■ICカードリーダー
対応機種

今回の申請のためにAmazonでカードリーダーを購入しました。
自分が購入した商品は「ソニー NFC通信リーダー"PaSoRi" RC-S380/S」です。
RC-S380/Sは付属のUSBケーブルでパソコンと接続します。

画像1

RC-S380/Sは問題なく動作しました。
但し、現在はAmazonに在庫がなく出品者から購入になるようです。
ご購入などは自己責任でお願いします。

※2020/5/17追記
Impress Watchの記事によると、カードリーダーがなくても、対応スマホがあればPCでのオンライン申請が可能な模様です。(自分は検証していないので分かりません)
以下に関連記事を掲載しておきます。

■カード読み取り可能なスマホ
カードリーダーがなく対応スマホがある場合はスマホでの申請が可能です。
※この記事ではスマホ申請は扱っていません。

対応スマホ
・iPhone iPhone 7以降の機種(iOS 13.1以上)
・Android 以下参照

■世帯主の所有するマイナンバーカード
オンライン申請の場合、申請を行う世帯主が持つマイナンバーカードが必須です。

オンライン申請は世帯主のマイナンバーカードのみ可能です。
世帯主以外の家族のマイナンバーカードで申請はできません

マイナンバーカードには有効期限があるため、有効期限内であることを確認します。有効期限の確認は2ヶ所です。
・カードの表面 「○○○○年○○月○○日まで有効」
・カードの表面 「電子証明書の有効期限 ○○○○年○○月○○日」
※有効期限が切れている場合はオンライン申請は出来ません。

【マイナンバーカードがお手元に無い場合や有効期限が切れている場合】
これから申請してカードを受領したり、カードを更新するよりも、給付金申請の書類が届いて書類申請する方が恐らく早いです。
カードがお手元に無い場合や有効期限切れの場合は郵送申請をお奨めします。

※「マイナンバーの通知カード」では申請は出来ません。

マイナンバーカードに設定した暗証番号(パスワード)2種類
・署名用電子証明書番号(6桁~16桁の数字と英字大文字の組み合わせ)
※オンライン申請に必須です

・利用者証明用電子証明書(4桁の数字の組み合わせ)
オンライン申請には必須ではありません(任意入力のため)
(「申請者情報の入力」で「読み取りでの自動入力」をする場合のみ必要ですが、自動入力自体が任意のためです。)

■世帯主名義の銀行口座情報が分かる画像(金融機関名、口座番号、口座名義人が写っている画像)
通帳やキャッシュカード表面をスマホで撮影するなどして、世帯主名義の銀行口座が分かる画像を用意します。
筆者は大手都市銀行のキャッシュカードの表面の撮影画像(カラー画像)で申請を行い、入力、入金とも成功しました。

通帳、キャッシュカード以外では「ネットバンキングにログインした状態の画面」などでも可能なようです。
銀行によっては「定額給付金の申請でどういう画面であればOKです」と情報を出している所もあります。

なお、「画像データは白黒、200dpi以上を推奨。」という情報がありましたが、自分はスマホ撮影したキャッシュカード画像はカラー画像(というよりスマホカメラで撮影して無加工の画像)で、画像ファイルのプロパティから見ると96dpiでしたが、特に問題なく申請出来ています。
(入金まで完了したため、「画像データは白黒、200dpi以上を推奨。」は必須条件ではないということになります。)

※スマホで撮影した画像ファイルは、そのままではサイズが大きすぎるため、以下の加工をしています。
【画像ファイルのサイズの加工手順】
1.スマホのカメラ機能でキャッシュカード表面を撮影
2.スマホのメールアプリで自分のメールアカウントに撮影画像を添付して送信
3.PCでメール画面を開き、添付された画像をPCにダウンロード
4.PCのペイントアプリで画像ファイルを開き、サイズ変更機能でサイズを40%程度に小さくする
5.サイズを小さくした状態でファイルを保存(サイズを小さくしたこの画像ファイルを申請画面に登録します。以下手順を参照。)

■入金先に指定する銀行口座の情報
申請作業前に、通帳などで以下の情報を確認してから申請作業を行って下さい。

・銀行名(全角)例:○○銀行
・口座番号(半角数字7桁)
・本店・支店コード(半角数字3桁)
・口座名義人名(全角)

※口座名義は、世帯主と同一人物の方がいいと思われます。
「世帯主本人=マイナンバーカードの名前=銀行口座名義=給付金申請者」となるようにします。
これは、定額給付金が原則として世帯主名義の銀行口座への振込みとされているためです。

※銀行名に「株式会社」は不要です。単に「○○銀行」だけで良いです。

※口座を開設したときと銀行の行名が変わっている場合があるため、念のため銀行や自治体に変更前の行名の記載でも問題ないか確認しておいた方が良いでしょう。

※どの銀行が対応・非対応といった情報は政府から出ていないようですが、ほとんどの都市銀行は対応可能と思われます。
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、auじぶん銀行などは「特別定額給付金の受け取りに関して入金対応が可能」とHPなどで発表しており、給付金の入金先として問題なく指定が可能と思います。
地方銀行も大抵は可能と思われますが、申請前に銀行に確認しておいた方が良いかもしれません。

※なお、クレジットカードは申請や振込先の指定には使えません。

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