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子供たちとの長いお休み

急性骨髄性白血病、造血幹細胞移植後患者の、がめちゃんです。

急に始まった、いつもよりも早く、いつもより長い子供たちの春休み。

1週間を終えて週末を迎えての振り返りを記しておこうと思います。


大人は動揺しているけれども、きっと子供たちは少しわくわくしていたりするんだろうなと思っています。

我が家にもその混乱は訪れ、私の闘病リハビリ生活のルーティンにどうやって組み込んでいくか考えながら過ごしています。

小学生の娘は、学校の時間割表にのっとった時間配分で1日を過ごすことになりました。

幼稚園児の息子は、家事の中からできる手伝いを探してやってみたり、私のリハビリに付き合って、一緒に散歩に出かけたりしています。


昨日小学校の先生から、1週間の様子を確認する電話がかかってきました。

急に決まった初めての対応に、先生たちも戸惑っていると思います。

娘が時間割表にのっとった生活をするのは、どうやら先生から16時までは学校にいると思って生活するようにと指導されたうえで考えたことのようでした。

先生は実践していることを聞いてほめてくれた後、きっと運動不足になると思うから、天気のいい日は体育の時間も設けて、学校の土手でちょっと早いけど持久走大会の練習をしてみたら?と提案してくれたそうです。

娘の小学校は、川沿いに立っていて、グラウンドから川の土手に直接上がれます。

その土手は近所の人の散歩コース、ジョギングコースにもなっていて、グラウンドを挟んで立つ校舎の1階がちょうど職員室になっています。

先生は職員室の窓から土手が見えるので、体育の時間として来てくれたら、きちんと見ていますよと言ってくれたそうです。

療養中の私がいて、なおかつ田舎の我が家だからできることなのかもしれないけど、こういう時だからこそ、普段とは違う子供たちの学びの機会を、周りの大人が寄り添って考えて作ってあげることが大切なのかもしれない。

来週、娘が体育の時間を設けるときは、私のリハビリコースも土手に移動することになりそうです。

GVHD対策で紫外線NGの私は、日焼け防止の完全防備で外に出るので、見た目は不審者のようになってしまい、先生や警察に声を掛けられそうで心配ですが。。。


16時過ぎ。放課後の時間になったら、いつもよりも多めにゲームの時間を設けることにしました。

家族4人でNintendo Switchのぷよぷよテトリスを対戦します。

子供たちも喜んで、わーわー楽しそうに騒ぎながら遊べています。

幼稚園児の息子の上達の速さにみんなが驚き、私も負けることが出てきました。

娘の小学校では、オンラインゲーム上でのいじめが問題になっているようなので、親が一緒に遊んでCEROレーティングのことを教えてあげたり、遊び方の確認をして上手にかかわっていくことのほうが、やみくもにダメと規制するよりも、よほど子供たちに伝わるんじゃないかと考えたりしています。

本好きな私としては、もうちょっと本を読んでほしいなと思って、読書姿も見せて「本、面白いなぁ」とかつぶやいたりしていますが、こちらはなかなか伝わらないです。


週末に通っている習い事も、しばらくはお休みさせる方向に決めました。

何が正しい行動なのかまったくわかりませんが、免疫抑制剤を服用している私がいる以上、念には念を入れて行動するしかないという、妻との話し合いを重ねています。

いつまでこの状態が続くのかわかりませんが、こうなった以上、いろいろ試行錯誤しながら、なるべく明るく過ごしていきたいです。

お読みいただきありがとうございます。サポートもスキをぽちっとしていただくだけでも、どちらも療養生活での励みになります。よろしくお願いします!