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2018年6月23日 抗がん剤2日目

 ー2018年6月23日。昨夜うまく寝付けなかったため、睡眠導入剤に頼ったせいか、朝の起き掛けがとんでもなく怠かった。でも2日目ということもあり、まだまだ元気に明るく過ごせました。

 この日血液検査はお休みで、血球数は分からず、抗がん剤がどの程度聞いたかはまだわかりませんでした。緊急入院してバタバタっと時間が過ぎる日々を過ごしましたが、この日は少し落ち着いた日になりました。

 この日のFacebookには、こんなことを病室からの写真とともに書いてありました。


>写真は病室の窓から見える風景です。
>今日も変わらず綺麗な長岡の街並み。

>沢山のメッセージありがとうございます😊

>治療が進んでいるので、無理しないように横になってる時間長いですが、>気分は悪くないです!

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 文面見ると、割と元気です。

 実は、入院の日に、「気持ちは前向きに、病は気からは医学的に証明されています。positive思考は、免疫力を高めます。」という、医師の友人のアドバイスをラインでもらいました。それから、別の友人から聞いた、お笑いが良いという話はどうなのか質問したところ、「お笑いは有効です。リンパ球が活性化します。」と回答をもらえました。

 なので、有言実行ではないですが、ポジティブシンキングを地でいこうということで、基本的に明るく報告をしていくことに決めて明るい文面になるようにしたと思います。

 そのアドバイスをもらった時に、治療のために挿入したCVカテーテルについてもラインで会話をしました。

 私はCVカテーテルの挿入部に違和感をすごく感じていました。異物が入っているので当然といえば当然ですが、主治医や看護師さんの話だと、まったく違和感を感じない人もいるんだとか。

 おそらく私の場合、入院の直前までジム通いして筋トレもけっこうしていたので、挿入部付近の胸の筋肉が動いたときに違和感と痛みを感じてしまうのではないか?というのが、看護師さんと話してたどり着いた見解です。

 それから情けない話ですが、じわじわとくる持続的な痛みに私がやたら弱いことが分かり、どうも痛みに対してはヘナチョコらしいことが分かったので、そのこともラインで伝えました。

 私は右胸の鎖骨下静脈に挿入したので、ベッドに横になるとき右に向くと痛みが出てしまい、慣れるまでうまく寝付けなくもなりました。

 医師の友人は、CVカテーテルの違和感は初めて知ったそうで、患者の立場を理解するのは大変だと漏らしていました。痛みのことに関しては、痛みの感覚はメンタルの要因がメインで仕方がないことで、出産を経験しない男性は、女性よりも痛みには弱いということも教えてくれました。

 そういえば妻は子供を産んでから、出産の痛みに耐えただけあって精神的にもとてもタフになった気がします。それと、亡くなった私の祖母が、転倒してひざの皿を骨折した状態で、何日か過ごしちゃったことがあるくらい、やたら我慢強かったことを思い出しました。

 その日の日記は大したことは書いておらず、初日と違って比較的平穏に過ごせた日だったようです。

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