見出し画像

enish配信アプリ3本の初動とこれから

1/22(水)のDe:Lithe(ディライズ)配信によって、2019年にenishが予定していた3本のアプリ配信が一段落しました。

ゲーセク投資家の間でも注目されていた3本ですので簡単に現状をまとめておきます。

HiGH&LOW THE GAME

EXILE - LDHの初アプリとして高い話題性

配信:2019-10-25

iOSセルラン総合
・初動200位
・最高73位
・最新504位

版権料など運営外のコストが必要。

VGAME

中国のMorningTec社と協業によるパブリッシング。キズナアイを使ったプロモーション&コラボにより国内独自展開を実施。

配信:2020-01-17
※当初2019年内配信予定から遅延。

iOSセルラン総合
・初動288位
・最高170位
・最新303位

協業タイトルのため利益分配が設定されていると思われる。

De:Lithe ~忘却の真王と盟約の天使~

12オーディンズのスタッフが新作MMORPGアプリとして開発。

配信:2020-01-22
※当初2019年内配信予定から遅延。

iOSセルラン総合
・初動211位
・最高135位 ※1/23時点
・最新135位 ※
1/23時点

自社タイトルのため利益率が高くなりやすい。

必要とされる売上とは!?

2019年Q3の損益
-10.69億円

通期損益が気になるところですが、仮に11億円回収して黒字化するためにはざっくりPF手数料(30%)広告費(10%)控除前提で、年間20億円程度の売り上げは必須です。

売上20億円 - コスト8億円(30%+10%)⇒ 12億円

単体アプリ売上だとgumiのファンキルが大体この水準と推測します。

ディライズ以外のアプリは配信から順位が落ちてきていますが、ユーザーをキープしつつ毎月の運営サイクルが作れるなら売上貢献出来る余地はあります。

一方、ディライズ単体でも運営と売上が安定すれば黒字化も見えてくるように思います。一つの基準としては・・・

月間150位

参考:2019年12月のセルラン売上集計

だいたい2億ほどの売上予測になりますが、これ以上のタイトルに成長すれば柱になると思います。

MMOの良さは長期継続率の高さですからすぐには結果が出なくてもユーザー目線とマネタイズを両立した息の長い運営になる事を期待したいところですね。

まとめ

・まずは4Q決算!(2/13)通期損益が重要!
・3アプリが不採算タイトル化しないか追跡!
・ディライズの月間セルランに注目!

MorningTec社との協業アプリがもう一本残っていますが、現段階では上記をチェックしながら業績予測を立てるのが良いと思います!

最後までお読み頂きありがとうございました。「スキ」「フォロー」お願いします!

最後まで読んでいただきありがとうございます。みなさんからの感想やコメントをいただけると大変うれしいです。