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骨董春秋アーカイブ2

竹雲斎さんの息子さんは別号で小竹というのを使っているようですが、海外ではその方が通りがいいらしいです。そして、茶道具の一部門としての竹細工も含む、もっと大きな彫刻的な意味合いの作品もつくっていらっしゃるようです。

江戸切子でも若手によるそういう新しい感覚の工芸が芽生えています。ただ昔を踏襲するのではなく、どんどん新しい考えもいれていく。それでこそ伝統産業が未来に生き残っていく、いや輝いていく道だとおもいます。

明治初めころ刀鍛冶や刀装品の職人が自在金物を作ったように、現代においても素晴らしい技術と新しい感覚の競演がみたいのです。

これは2022/9/2のアーカイブです。現在に記事はこちら


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