不定期~こどおじ日記(2020年10月23日金曜日)

2020年10月23日金曜日。引越しの疲れもあってか、睡眠薬も良く効いて昨晩は良く眠れた。昨日からの雨も上がっていた。曇りのち晴れ。

朝は介護支援専門員の方が訪問あり。母の状態が思わしくなく、要支援1から2に変更の提案をしてくれた。母は身体は健康なのだが、認知症の兆候がここ数年で出始め、現在では明らかに行動に異常が出てきている。双極性障害から認知症へ発展することは珍しくないようだ。自分がその立場になると分かることだけど、これは家族だけでは支えるのは無理だ。本人と介護者共倒れしてしまう。今偶然実家には両親と僕含めきょうだいが2人住んでいるが、もしこれが父親だけだったらとてもではないが対応は無理だろう。本当、ただでさえ無職でうつ病の息子まで逃げ帰ってくるのだから、親不孝極まりない。当面は、母を家族3人で支えていく。これ以上悪化しないことを望みながら。

退職することで適応障害からは逃れられたのだが、人生に対する自信を完全に失っている状況だ。市役所へ行って、各種手続きをするときも職員と対面で会話することが恐怖を感じる。通りすがる人々皆立派に働いていると思うと、劣等感で涙が出そうになる。僕は42年間何をしてきたのだろうか。年齢を追うごとに成長して幸福感は増すものと根拠も無く思っていたが、どうやらそれは大きな間違いのようだ。底なし沼のように自信は失われていく。

引越しの片づけ。梱包された荷物を着々と部屋に出していく。ただ、この作業すらもやや恐怖感を覚えることがあった。約1か月間の引きこもり生活は、新たな刺激を取り入れることにストレス感じるくらい僕を怠惰にしてしまったようだ。

昼食にオムレツをつくる。卵を割ったとき、間違えて中身を三角コーナーに捨ててしまうミスを犯した。大したことではないが、僕はこれにひどく落ち込んだ。適応障害から発展した鬱は、日々の生活からも自信を失わせていく。認知の歪みであることは理解しているのだが。なぜこんな思考回路なんだ。畜生。

実家ははっきり言って汚い。掃除が全く行き届いていない。幸いにも時間ならいくらでもある僕がキレイ好きなため、この二日間ひたすら家の掃除を行った。せめて、来客があったときにために恥ずかしくないレベルまでは持っていきたいし、維持したい。

契約していたポケットWi-Fiが圏外なことに気付いた。実家には既にルーターがあるので、解約をしないといけない。固定費は可能な限り削らなければ。実家と両親というセーフティネットにしがみついて、慎ましやかに当面生きよう。

僕は社会復帰できるのであろうか?

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