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マーケティングの変化を知る事は=ものやサービスを売る事

今日はマーケティングの話(^^)

マーケティングって、つまるところ顧客にどうやってアプローチして『買わせる』か?
の方法論です。

今マーケティングの変化が激しく、企業の意思決定がマーケティングの変化についていけるか?

がホットなテーマでもあります。

■従来からあるマーケティング手法
 ・4P
 ・3C
・PEST
・swot
 などなど…沢山

全てのベースとなってるのは、顧客自身や商品をセグメントに分けた戦略立案の為の方法だと言うこと。

基本的には特定のカテゴリーの市場にたいして商品の差別化をはかり、商品を『買わせる』為の戦略が立案されていきます。

では、今マーケティングの考え方で変化が起きている事はなにか?

■今のマーケティングの変化

人が買う時に商品の機能・サービスで選ばなくなっている。
人が買うものを選ぶ時の基準は
・人で選ぶ
・体験で選ぶ
・ワンストップで選ぶ

世界中で物は溢れてきて、世界中でサービスの差が無くなってきてるので、『買う』という行動の判断基準が変わってると言われてます。

カスタマージャーニーとかよく言われますが、以前はものを買うまでの行動に
認知→態度→行動→再行動
などの心の変化の順番があるという前提だったのですが、今は以下の5つのAが順不同に訪れて人ははものを買うと言われてます。
(経営学で出てくるマーケティングの神様コトラー(まだ現役だった!)が提唱してます。詳しくはコトラーのRetail4.0という本で(^^))

aware(知る)
appeal(訴求・好きなブランドとして認知)
ask(調べる)
act(買う)
advocate(推奨)

例えば
・あるサービスについて全然しらないのに、twitterとかで強い推奨があると即買いしたり。【advocate→act】
・ノンブランドの製品でも、自分でネットで調べてまずは買ってみたり。【aware→ask→act】
・好きなブランドからの新製品の通知を受けて、買ったり。【appeal→act】

これらの人の行動は個人の中でも一定ではなく移ろいやすいので、この移ろいやすい人の気持ちの変化に対応して行かなければならない。

と言ってます。
つまりこの5つのAを全方位に考えて戦略を立案しろ!とのことですね。

DXってこの5つのAのサイクルを高速回転させて、人の行動様式を変えてしまう事だし、
これはBtoCだけでなく、BtoBでの意思決定プロセスでもおこる話です。


ただ、マーケティングなんぞ相手の行動心理を考えて先回りして準備するものなので、あまりアカデミックに考えすぎる必要なく「おれ(私)だったら、どんな状況なら買うか?」って、5人くらいが真剣に考えたらそれはもう活きたマーケティング調査です(^^)


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