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企業の社会的責任の捉え方の変化

■CSR(Corporate Social Responsibilty)
企業の社会的責任

って言葉はそんな古くない感覚ですが、今はSDGsに変わってきてます。

まぁ、どちらも思想は似たようなものなのてすが、アメリカ中心の資本主義経済に対抗する為に、国連を利用したEU諸国の思惑だったりします。

でも、ちょっとづつ助け合いをするだけで根本的には変わらないから、これ本質じゃないよね?って議論はいつもあります。
日本はアメリカに寄っているので、中途半端に時流に載ってる『振り』をしているだけでほんとに血を流して持続社会を作る気がない!とまことしやかに言われたりしてます。
(知らんけど…(笑))

アメリカに寄ってない、鳩山さんが国連で無謀な演説したのもこの辺りの背景かもね…
(知らんけど…(笑))

ただ資本主義の富の集中は誰もがおかしいと感じているのは確かで、そこで2011年マイケルポーターが提唱したのが、

■CSV(Creating Shared Value)
共通価値の創造

です。
簡単に言えば、社会に貢献するビジネスを行い企業もちゃんとモウケましょうね。っていう戦略の立て方です。

企業みんなが社会をよくするという観点のビジネスを作れば企業は自社利益の為に頑張る(貢献目的で予算が限られた中途半端な
社会貢献活動ではない)と、世界は良くなって行くでしょ?
ってロジックですね。

例えばメルカリなんかは成長率ではGAFAを抜いている世界的企業ですが、モノに溢れた世界をリユースで配分する仕掛けで、モノに、溢れたの世の中を良くして、かつ儲けるモデルですよね(^^)

ポーターさんが提唱(元はネスレが言い始めたらしい)してから、早10年今日本では、『2025年の崖』、『アフターデジタル』、『DX』と言う言葉を国がひろめようとしており、我々ITサービス業者はそれを受けて動いています。

DXの定義の一つに、「顧客の価値観を変える、エコシステム」って捉え方がありますがよくよく紐解いて行くと「CSV」で考えろっ!って事だったりします。

『共通価値の創造』

です(^^)

業界をまたいだエコシステムでも、企業内の部門をまたいだテコシステムでも良いのですが、企業毎や部門毎の単位での利益最大化ではなくて、いつもCSVで考えてそれを実現せよって事ですね。

その発想は現在の資本主義の教科書にはあまり乗ってないので、不正解とする教師(上司)が多いのですが、世界は正解と言ってくれます(^^)

win-win-win-winになる共通価値の創造は簡単じゃないけど、小さいものでもよいから新しい共通価値を0から作り出しましょう。

DXはそんな事をやる人が大好きなはずです(^^)



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