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革命エデュケーションReBoot

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世田谷学園の国語科教員2人による連載対談。 1回完結の読み切り記事です。 教育にまつわる問題系を根っこに置きつつも、様々なトピックを取り上げます。
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#映画レビュー

音楽と映像の生み出すエモーショナル・シナジー〜「革エデュ」流映画放談(後編)

※ 教員による1回完結型連載対談記事「革命エデュケーション ex03-2」(Web版 特別編)をお届けします。  前回の予告通り、今回は音楽にまつわる映画についての対談です。興味を持った作品があれば、ぜひ見てみてください! 細井 今回は「夏休み特別版」という感じで、映画をテーマにした対談をしているんですが、『アメリカン・ユートピア』をきっかけに話を始めた前編は予想以上にヘヴィーな展開になってしまいました(笑)。  で、ここからはいわゆる「音楽映画」(音楽が重要な役割を果た

スパイク・リーとアメリカ映画が映し出す夢と悪夢〜「革エデュ」流映画放談(前編)

※ 教員による1回完結型連載対談記事「革命エデュケーション ex03-1」(Web版 特別編)をお届けします。  今回は映画をめぐる対談です。興味を持った作品があれば、ぜひ見てみてください! 細井 こんにちは! 毎日暑い日が続いていますね。  「革命エデュケーション」特別編も3回目になります。前回の佐藤可士和展の回は、反響も大きくて嬉しかったですね。  さて、今回は「夏休み特別版」という感じで、映画をテーマにしてゆるめに話をしていこうと思います。意外にも、これまで鵜川さん