新人ブログ【第3回】 学陽書房の行政分野をチェック!
こんにちは。2018年入社の新人Nです。
前回お伝えしたとおり、学陽書房の本には、主に行政・法律・教育という、3つの分野があります。今回はそのうちの1つ、「行政分野」から、私のオススメ本を紹介したいと思います。
▶『公務員1年目の教科書』
学陽書房の行政書の中でも、とても売れている本です。公務員1年目に知っておくと良い心構えや作法などが掲載されています。1年目の方以外にも、幅広い読者の方にお手にとっていただいています。いつもは書店さんの「地方自治」の棚にありますが、たまに「公務員試験」の棚にあることも!
若者の頭にもすんなり入る文章と内容だと思いますので、皆様もぜひご一読を。
▶『10年で激変する!公務員の未来予想図』
革新的な市政で有名な、奈良県生駒市の小紫市長による本です。これからの公務員はどうなるか、どうなるべきかを知ることができます。
私が制作で研修していた頃、ゲラ(文章が本のフォーマットに落とし込まれて印刷された紙)を手に取る機会があったのですが、面白くてついページをぺらぺらめくってしまいました。公務員でない人が読んでも、なんだか公務員っていいな、面白そうだな、と思える一冊です。
▶『パッと伝わる!公務員のデザイン術』
こちらは写真と図たっぷりで、住民のための良いデザインとは何かがわかる本です。私はこの本が出た頃、営業部で研修をしていたのですが、当時多い日には1日に数回もお問い合わせのお電話がくるほど大反響でした。
あとは、なんといっても、前半のページがカラーということが大きな特徴です。この本を企画したMさん曰く、
「最初は普通の本と同じくスミ(黒)1色の予定でしたが、それだと読者は残念だろうと思い、断行しました。冒頭にカラーがあるとやっぱりひきが良くて、喜んでもらえたみたいです」
とのことです。専門書、特にこの分野の本は、コストの問題もあり、単色のものが多く、カラーを使うというのはとてもチャレンジングなことです。著者と編集者のこだわりと熱意を感じます。
▶『AI自治体』
なんだかSFのような雰囲気がありますが、自治体がAI(人工知能)と上手につきあっていくための方法が詳しく書かれている本です。上の3点と比べると、少し上級者向けですが、最先端のことに関して、データや実際に取り入れられている例などがたくさん掲載されていて、読み応えがあります。
真っ赤なカバーは、白っぽい本が多い行政書の棚でとても映えます。先日Nが書店さんにうかがった時も、棚に辿り着く前にどこにあるかわかってしまうほど、存在感を放っていました。カバーも本の大事な要素なので、とても大切にしています。カバーについてもまた追って詳しくお伝えしますね。
本当はもっとたくさんの本を紹介したいのですが、今回はこの辺で。
次回は学陽書房の3分野の2つめ、「法律分野」についてお伝えします。
(2019.01.25)