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新人ブログ【第6回】 出版社の営業職② 営業に向いている人って?

こんにちは、入社1年目のS.K.です。

前回に引き続き、営業の先輩社員へのインタビューをお送りします!
今回は、営業に求められる能力や、1日のスケジュールを聞いてきました。

●営業の1日のスケジュール

―1日中社内にいる日と、外出がある日、どれくらいの割合ですか?
私の場合はだいたい7:3くらい。出かける書店は首都圏の大型書店。
地方の書店には電話で営業をしてます。
出張することもあって、多くて年4~5回かな。

―最近の1日のスケジュールを教えてください。
最近はこんな感じかな。
いまの時期(3月)は新刊の点数が多くて、1年の中でも特に忙しいよ。

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●営業に求められる能力とは?

―どんな人が出版社の営業に向いていると思いますか?
黙々と考えることが好きな人は向いていると思う!
あと、営業は、編集と書店と読者をつなぐバトンのような役割をしているから、陰ながら役立つことにやりがいを感じる人は合ってると思う。

―求められる能力や資質ってありますか?やっぱり、話し上手じゃないと難しいですか?
人と話すことが好きなら、上手に喋れなくても大丈夫。
私も人見知りだし、色々な人と喋ったりするのは苦手だけど、何とかなっているよ!

―では、書店員さんと話すときにどんなことを気を付けていますか?
信用されること。誇張せず、誠実に話すことが大事だと思う。

―やっぱり、世間一般でいう「営業」のイメージとちょっと違うかもしれないですね…!
そうだね。自社の本でも「この本は今の時期あまり売れないですよ」ということもあるよ。逆に、他の出版社の本を「今とても売れているから、もっと展開した方がいいですよ!」と薦めることもあるよ。
ちょっとおかしいよね(笑)。でも、そうやって「この人は信用できる」と書店員さんに思ってもらえたら、こちらの提案もより聞き入れてもらえると思うんだ。
他の出版社の営業さんも、そういう方が多いみたいで、みんなで書店を盛り上げていこう!という出版社が多いよ。

以上、出版社の営業の紹介でした。
実は私が入社前、一番どんなことをしているのか想像がつかなかったのが営業です。
営業の仕事を一言でいうと「本を売ること」だと思うのですが、実際には、想像よりずっと奥深い世界でした…!

次回編集企画の仕事について紹介します。
最後まで読んでくださりありがとうございました!