【コミュニティマネージャーにインタビュー】僕にとって、オンライン人事コミュニティ『HRラボほくりく』は、より良いコミュニティづくりのラボ。
※北陸に本社または拠点を構える企業で、人事業務に携わる経営者または人事担当者の方に向けた記事です。
こんにちは。
HRラボほくりく担当です。
いつも『HRラボほくりく』の記事を読んでくださり、
ありがとうございます🙏😄
HRラボほくりくについてやイベントレポートなど、noteに綴ってきましたが、ファーストコンタクトかつ、コミュニティに入る際に一番接する機会が多い、コミュニティマネージャーの記事がないではないか!ということに気が付きまして😳
今回はHRラボほくりくの特徴の一つである『安心・安全』&『魅力的な居場所づくり』に欠かせない、コミュニティマネージャーについて、ご紹介したいと思い、タテショー(@shota_tateno)にインタビューしてきました🎤✨
・コミュニティマネージャーってなに?
・タテショーって何者?
・っで、何してくれるの?
などがわかる記事にしましたので、
最後まで読んでいただけると嬉しいです😄
人事コミュニティ『HRラボほくりく』が、安心・安全&魅力的な居場所って
具体的にどういうこと?がわかる記事はコチラです💁♀️
👇『HRラボほくりく』について知りたい方はこちらの記事をご覧ください👇
(語り: タテショー、聞き手: 金原、以上ガクトラボ)
そもそもコミュニティマネージャーとは
インタビューの前に、『コミュニティマネージャー』というワードについて、「初めて聞いた」、「あまり聞き慣れないなぁ」という方もおられるのではないでしょうか?
『コミュニティマネージャー』は割と新しい職種・役割で、定義や行う仕事もコミュニティによって少しずつ違っています。
私たちHRラボほくりくの場合、コミュニティマネージャーを定義するならば、コミュニティマネージャーの学校を運営するBUFFさんの説明がしっくりきます👀✨
ざっくりと『みんながコミュニティを安全な場として活用しやすいように、うまいこと立ち回ってくれる人』だと、ご理解いただければと思います👌
コミュニティは、『自分らしくいられる場所』
── まずは簡単にプロフィールからお願いします🎤✨
≪≪プロフィール≫≫
1990年生まれ、34歳、富山県高岡市出身です。
大学時代に、学校、バイト先、自宅、大学の友人と遊ぶなど、限られた選択肢の中で過ごすことに飽き飽きしていて、学外で居場所づくりがしたく、イベント企画を行う学生団体の立ち上げをしたりしていました。
それを機にイベントづくりの楽しさを知ってしまい、「つくり手側にまわりたい。自分でビジネスもつくってみたい」という思いから、裁量を持ってビジネスづくりに関われるベンチャー企業に就職。
その後「自分でビジネスをつくりたい」という思いがずっと心に残っていて、今は個人事業主として、ファンベース実践のサポートとしてイベント企画やコミュニティ運営、コンテンツ制作などを行っています。その他にも大学時代から趣味として続けているビリヤードの店舗運営や動画配信をはじめ、イベントの企画・サポートなど集客もしています。
── 色々経験されてますが、共通点はありますか?
一貫したところで言うと、「コミュニティづくり」がコアにありますね。
僕はコミュニティは、『自分らしくいられる場所』だと思ってます。
家庭、学校、会社ではそれぞれ自分の役割があって、そんな役割から殻を脱したいっていう気持ちが生まれる瞬間が僕にはあって、だけど簡単には離れられなかったりする。
⇒ 一方、その他のコミュニティは比較的自分で選べるのではないかと。
自分で選択したコミュニティだからこそ、『自分らしくいられる』『自分を表現できる』『自分の価値を高められる』そういう要素があるし、距離感や関わり方も自分で決められる。僕にとってコミュニティは、居心地の良い第3の場所なんです。
たとえば僕が携わるコミュニティの一つである『ビリヤード場』であれば、ビリヤードを楽しみにくるお客さんや店舗スタッフ、経営者など携わる人もですが、ビリヤード自体もコミュニティを構成する魅力の一つだと思っています。そんなビリヤード場の楽しさ・魅力を様々な角度から表現することが、僕が選択したコミュニティとの関わり方であり、自分らしくいられる表現であり、自分の価値を高められる要素かなと。
そんな『自分らしくいられる場所』であるコミュニティづくりに携わりたいですし、今後も続けていきたいと思っています。
── 人事コミュニティ『HRラボほくりく』に携わることになったきっかけは?
既にHRラボほくりくのコミュマネとして活動していたでぐみうから誘われたのが、きっかけでした。
その他『HRラボほくりく』立ち上げメンバーである、けんせいさん(@kensei_nishide)やおはるさんの活躍はSNSでもチェックしていたので、そんなみんなと一緒に仕事をしてみたいと思いと、魅力的なコミュニティづくりに協力したいという気持ちもあり、運営メンバーに入りました。
『北陸地方の「はたらく」を魅力的に』というHRラボのコンセプトに惹かれた部分もあって即決でしたね。
──『HRラボほくりく』って、どんなコミュニティなんですか?
コミュニティは、大きく2種類くらいあると思っていて、
一つは、特定の著名人を応援するために集まったファンコミュニティ。
もう一つは、共通の話題を語り合う仲間として集まるコミュニティ。
『HRラボほくりく』は後者にあたり、『人事』という共通のテーマに対して、学びたい・成長したい人たちが集まっていると思います。それは会員さん同士だけではなく、専門家メンバーも運営メンバーも同様です。
HRラボほくりくの活動内容について詳しくは、こちらをみてくださいね💁♀️
── コミュニティマネージャーの役割についても教えてください。
コミュニティマネージャーの役割としては、僕は『コミュニティの環境を整えること』でしかないと思っていて、もちろんイベントはつくりますけど、イベントを通して会員さんの中で新たな学びや気づきが生まれるのは、僕がコントロールできるところではないです。でも、何かが生まれてほしい笑 難しいですよね😅
学びや気づきが生まれるきっかけは、参加者同士の対話だと思っているので、コミュニケーションがしやすい安心・安全な環境をつくるのが自分の役割だと認識しています。
仕事内容は 『コミュニティの環境を整える』こと
── 『コミュニティの環境を整える』って、具体的にどんなことをしているんですか?
主なこととしては、大きく6つあります。
【1】イベント企画
会員さんの関心やお悩み、HRラボほくりくのために出してくれたアイデアをなるべく取り上げて企画に組み込むようにしています。今までは、課題図書をABDという手法で対話する『オンライン対話会』や、会員さんの悩みや関心ごとをテーマに議論する『ほにゃらら会議』、半年を振り返る『総会』などを行ってきました。
【2】ファシリテーション
イベントは学び合いを大事にしているので、対話をする時間をなるべく設けるように設計しています。そのため参加したラボメンが発言しやすく、それぞれの意見が尊重される対話の時間になるように、イベント当日のファシリテーションも担当しています。
(ラボメン…HRラボほくりくに入会されている会員さん、運営メンバー、専門家メンバー全員のことです)
【3】事前個別説明会
HRラボほくりくにはどんな人がいるのか、どんなことを大事にしているのか、どんな活動をしているのかご紹介。活動やコンセプトに共感いただけるか、事前にしっかりお聞きいただいた上で、判断していただきたいという思いもあり開催しています。
また、新しいコミュニティに入るってやっぱり不安ですよね。オンラインとなると尚更だと思います。なるべく不安を解消して、コミュニティに溶け込んでいけるように1対1での開催にはこだわっているので、ぜひ不安ごとやお悩みがあれば、お話しいただければと思います。
【4】オンボーディングサポート
事前個別説明会でお聞きした内容をもとに、最初にやってみて欲しいアクションをお伝えしています。具体的にはSlack上での自己紹介の仕方やタイミングや、既存のラボメンとお互いについて知る機会としてランチ会も企画したり、相談したいことが明確にある場合は新規入会者の悩みを全員で考える『知恵の車座ワーク』を企画したりしています。
【5】情報の整理
日常的に利用するSlackをチェックして、トークテーマごとに話し合えるようにチャンネルを整理。そのほか定期的に開催するイベントのご紹介や、過去のイベントアーカイブやSlackでのやり取り、有益な学びのシェアなどはデータベース化して集積しています。
【6】日常的なコミュニケーション
会員さんの現在の興味や悩み、HRラボほくりくへの意見や疑問を日頃からキャッチアップできるよう、Slack上の全ての投稿に目を通して、リアクションしています。「投稿したけど、リアクションがない…」ということは、僕がいる限りありません!(笑)
──入会前に行う個別説明会について、詳細を教えてください。
その前になぜ個別説明会にしたのか、背景から説明させてください。
当初は複数社に集まってもらい、HRラボほくりくの概要や活動内容、会員さんの声の紹介など、こちらからの説明が多い内容でした。ただそうすると、説明会への参加者がもつ背景・課題・興味がわからないので、どんなイベントに興味があるのか、どんな情報をお伝えするのがいいのか、サポートがしづらいという課題がでてきてしまいました。
各々の背景・課題・興味を知っていた方が、コミュニティを上手く活用してもらえるようサポートできる。そう思って、今は一人ひとりの会員さんと向き合ってお話しができる、個別説明会というカタチをとることにしました。
個別説明会の内容としては、1時間程度お時間をいただいて、HRラボほくりくの活動内容やコミュニティルールなど一通り説明。その後に、入会される方自身の入会に至った背景や課題、どのようなことに興味があるかなどをヒアリング。最後に、まずはどんなアクションをして欲しいのかと、ヒアリング内容に沿ってイベントの提案をしています。
──次回アクションのすり合わせまでしているんですね。
入会したての方にイベント参加を提案しているのは、なぜですか?
『HRラボほくりく』の場合、基本のコミュニケーションツールがSlackなんです。
今困っている、今こういう情報が知りたい。でも、オフラインで会える日まで相談できないのって不便じゃないですか。Slackだとネットにさえ繋がる環境下であれば日常的に使えますし、コミュニティ参加者しか見れない限定公開なので安心して使うことができるので、デリケートな相談ごとも可能なんですよ。
でも、Slackって人の顔が見えないじゃないですか。だから、いきなりどんな人がいるかわからない場に入るのはハードルが高いと思うんですよね。そのハードルをとにかく早く取り除いて、安心してコミュニティを活用して欲しいと思っているんです。
イベントに参加しお互いの顔を見て会話をすることで、HRラボほくりくやラボメンの雰囲気を掴んだり、安心感が生まれたりするので、ハードルをなくすにはイベントはいい機会なんですよね。
──たしかにそうですね。
ところで各ニーズに合わせて、どんなイベントを提案しているんですか?
そうですね。入会されてきている方は、大きく分けると「解決したい人事課題がある方」と「人事経験が浅いので知識を得たい方」の2通りなんです。
なので、ざっくりと👇のような感じで提案しています。
💁人事経験が浅いので知識を得たい方には、
⇒まずは既存会員さんと気軽にコミュニケーションがとれるよう『Welcomeランチ会』
💁何か人事課題があり解決したくて入会した方には、
⇒悩みを相談しつつ、既存会員さんとコミュニケーションがとれる『智慧の車座ワーク』
入会後早々にイベントを企画して、参加してもらうようにしています。『Welcomeランチ会』はみなさんの予定が合いやすいオンライン開催がメイン、『智慧の車座ワーク』は1人の会員さんのお悩みについて、参加メンバー全員で悩みの深掘りや解決方法についてアイデアを出し合うので、とても好評です。
今は定番イベント化していて、「薄々気づきつつも直視できていなかった問題の核心と向き合えた」「悩み解決のためのラボメンからの意見・アイデアがとても参考になった」など嬉しい声をもらっていますね。
心理的安全性が担保されたコミュニティ
── コミュニティマネージャーとして、大事にしていることはありますか?
心理的に安心・安全な環境をつくることですね。
その一環として『話しかけやすい』は、すごく大事にしています。
やっぱり僕が企画だけする存在だとすると、コミュニケーションが一方的になってしまう。僕自身が同じメンバーとして参加して、会員さんと同じように自分の悩みや疑問を投げかける。そんな一緒に学んでいる仲間だと思って参加したいと思っています。実際に僕の悩みを相談して、解決した事例もあります。
僕は店舗のマネジメントもしていて、マネージャーとして、誰にどんな役割を割り当てているのか曖昧に進めている部分があって、責任の所在が不明瞭だったり、負担をかけているのではないかという懸念がありました。
職場改善がテーマの会で、他の会員さんから、役割と業務内容を誰がどこまでを担当するのか一覧できるようなものを利用し、定期的に調整しているという事例をお聞きして「その解決法いい!」と思い、早速実践しました。
自分が人事に関しては一番シロウトだから、自分が話すことで、会員さんたちも話しやすくなればいいなと思ってます。
あと、新しいコミュニティに入って、「何、発言したらいい?」って、ほぼ全員が最初困ることだと思うので、想像以上に『お節介すぎるくらいお節介すること』をポイントにしていますね。
── タテショーのやりすぎお節介。詳細が気になりますね。
(前提として)自分は長くHRラボほくりくにいるので当たり前になってる部分でも、入ってきたばかりの会員さんにとってはそうではない。なので、自分では「これやりすぎかな?しつこすぎかな?」と思うくらい繰り返し説明するくらいでちょうどいいのではと思ってます。
たとえば、「知ってもらえないので、自己紹介早くしましょ!」「自己紹介の文面は、イメージこんな感じで」とか。「このイベント興味がある分野だと思うので参加しましょう」「その悩みについては、⚪️⚪️さんに聞いてみたらいいですよ」とメンションをつけて繋げるなど。
あとは会員さんは日常の業務もある忙しい身。連絡を見逃されることもあると思うので、「何回リマインドするんだよ〜」ってくらい繰り返しお伝えしてます(笑)
──安心・安全な環境をつくるために、意識していることはありますか?
みなさんが、話していたことを意識的に覚えるようにはしていますね。自分も自分が話したことを覚えてもらえるとやっぱり嬉しい。そういう人にはまた話したくなる。自分もそういった存在になれればと思ってます。またイベントを企画する上でも、それぞれの課題を覚えていた方が、会員さんにとって学びや気づきを得られるイベントを企画できると思うので。
あとは、ラボメン同士が身近な存在に感じてコミュニケーションしたいということで皆さん愛称(ラボネーム)を決めてもらってます。もちろん本名の人もいます。
そして、その愛称が浸透するようになるべく僕自身が声に出すようにしてる。「年上の方なのにお呼びして良いものなのかな。。。」と不安な人もいると思うので。僕はなんの抵抗もありませんし(笑)」
自主的に学び合えるコミュニティ
あと、HRラボの大事にしている主体的に学び合えるコミュニティを実現するため、自分ゴト化として参加できるよう、無茶振りしてます(笑)
──・・・えっ!どんな無茶振りをしてるんですか?気になります!
イベントの前までは、みなさん仕事に従事されていることがほとんどなので、みなさんの頭の中で業務のことがチラつくというのは、往々にしてあると思うんですよ。
なのでイベントの一番最初にするチェックインのテーマを「じゃあ、⚪︎⚪︎さん、チェックインのテーマをお願いします!」と無茶振りしたり、イベントの途中途中でみなさんに感想や一言もらったりすることで、自分ゴト化スイッチが入るように工夫していますね。(まぁネタ切れしてきた、、、というのもありますが(笑)😂)
──直近で和んだチェックインってありましたか?
なんだったかな。「ちょっとした癒しの時間を教えてください」かな。
みんな思いつかないとか言いながらも、「もらった紅茶がおいしかった」とか「最近産まれた娘が可愛い」とか、聞いているこっちまで癒されるというチェックインでしたね。
──ほかにも、自分ゴト化できるよう工夫していることがあれば教えてください。
「自分が過去に発したことが汲み取られているイベントだな」って思ってもらえるよう、イベントとイベントに繋がりがあるような設計を心がけていますね。
わかりやすい例でいうと、総会。
総会では「コミュニティでしたいこと」を会員さんから募って、その希望を実現できるよう順々に開催しています。この前だと「中途採用の振り返り会をしたい」⇒「では、やりましょう!」という感じで開催しました。
できるだけ早く実現できるよう次々にイベント企画しては実施を繰り返しているので、リソース不足に陥りそうですが(笑)
総会について詳しくはコチラをチェック💁♀️
──(笑)そんな感じで大変だけど、「コミュニティマネージャー冥利に尽きる」「やってて良かった!」と思うのは、どんなときですか?
それは、成果に繋がった報告ですね。
2つ理由があって、
一つはコミュニティって数値化しにくい部分があり、果たして我々がしていることは価値があるのだろうかと考え込むこともあるんですよね。なので、「結果が出た」と言っていただけると嬉しいです😄
もう一つは、会員のみなさんが投稿してくれたときです。繰り返しになりますが、コミュニティで発言することって心的ハードルが高いと思っています。そんな中で勇気を出して、みなさんに伝えたいと思って投稿していると思うので、すごくありがたいなと心に沁みますね。
──最近、嬉しい成果報告ってありましたか?
そうですね。一番感慨深かったのは採用業務経験がほとんどなくご入会された会員さんから、「採用できました!」と報告があったことですかね。
その方は、採用業務に携わりはじめたばかりの方で、ある日「これから採用を考えていて、求人票をつくるにあたり何から考えたら良いですか?」と興味をもって『ペルソナ設計講座』に参加してくださいました。
講座後は「求人票をつくったのでアドバイスがほしい」と相談してくださり、「じゃあ、しよう!」と、『求人票ブラッシュアップ会』というイベントを企画して、作成してきてくださった求人票を専門家メンバーの助言とともにブラッシュアップして…と。相談からHRラボほくりくが携わって成果に繋げてくださったので、本当に嬉しかったです。
それを機に、成果報告してくれた会員さんは自分から発言することが増えるなど、HRラボほくりくの活動によりポジティブになってくれているように感じます。「HRラボほくりくのおかげです!」と色々な方にも言ってくださってます!感激です🙏✨
他の会員さんも、みんな同じように喜んでいて、そんな喜び合うっていう姿も良いですよね。助け合う。学び合う。だけじゃなくて、喜び合うっていう。仲間のことを応援できて、一緒になって喜べるラボメンは素敵な人たちだなと。グッとくるものがあります。
究極のコンセプト『北陸地方の「はたらく」を魅力的に』の実現に向けて
──もっと「こういうことをしていきたい」という希望や展望ってありますか?
HRラボほくりくのコンセプトは、『北陸地方の「はたらく」を魅力的に』なんです。僕は、これが究極だと思っているんですよね。
そのための行動として、HRラボほくりく内はできてきたので、次のステップとして外と交わる・繋がるが必要かなと思っていて、これがまだまだできていない。
HRラボほくりくの専門家メンバーって、👆上のコンセプトに共感する協力者なんです。でも、僕はもっといると思っていて、HRラボほくりくのコンセプトについて外に発信ができているかというとまだ改善の余地があるなぁと。
今、専門家メンバーって企業の方が多いんです。多様性という面では、たとえばですが金沢大学の教授とかもいても良いと思うんですよね。実際に大学教授の方の中には、面白そうな本を書いておられて、オンライン対話会で読んでみたいという課題図書の候補に挙がっていたりするんですよね。
これって突飛な話じゃなくて、実現可能な範囲だと思っていて。というのも、過去のオンライン対話会で著者の方をお誘いして、「ここって…」と著者に直接質問するような時間をいただいたことも何回かあったんです。
なので、まずは石川県内や金沢市内など、近くの人から巻き込んでいけると良いなって思いますね。上手くいけば、北陸に範囲を広げてできるか検証もしたいですし。やっぱりHR『ラボ』なんでね。
──最後に、オンライン人事コミュニティ『HRラボほくりく』は、どんな方に合いそうか。入会を考えている方にメッセージをお願いします🎤
そうですね。『学びたい気持ちが強い方』ですかね。
今コミュニティに参加されている会員さんも、学ぶ意欲が高い方がほとんどです。さらに学んだことを共有しよう、仲間に伝えたいというGIVEの精神が強い方が多いので、「北陸の企業として一緒に成長したい」という人がフィットすると思います。
人事について学べる場所は少ないですし、我々としては少ない人数で密な学び合いができる場所を提供したいので、規模感としても大きくするつもりはないんです。20〜30社が限界じゃないですかね。
というのも、人数が少ないからこそ、相互の積極的なコミュニケーションが生まれ、新しい取り組みが生まれ、それをみんながシェアして、自分自身や所属している企業・団体に活かす。そんなポジティブなサイクルができていると思っています。
会員さんにとって、『取り組みをシェアして学び合い、新しいアクションが生まれる場』として、HRラボほくりくを上手く活用してもらえれば、嬉しいですね。また僕自身は、何をするとこのコミュニティがより魅力的になっていくのか「実験の場」として、より良いコミュニティづくりを探求し続けていきたいと思います。やっぱりHR『ラボ』なんでね(笑)
いかがでしたか?
オンライン人事コミュニティ『HRラボほくりく』は、会員さんを募集しています。
ぜひ、ご質問など気軽にお問い合わせください。私たちと一緒に、『北陸地方の「はたらく」を魅力的に』していきましょう!
ライティング:バヤシ