ブラックマヨネーズを語る
本日は、日曜のお昼から、熱量MAXで漫才を語らせていただきました。
僕が漫才を志したど真ん中に『笑い飯』という存在があるのですが、僕たちが初めて舞台に立った『M-1グランプリ2005』の優勝者である『ブラックマヨネーズ』も、僕の中ではとても大きな存在です。
2005年、M-1で初舞台を踏んで、準決勝まで進み、神宮球場で敗者復活戦を戦いました。
極寒の野外ステージ。人生5回目の漫才。手応えがあったのか、なかったのか、よくわかりませんが、千鳥さんが敗者復活戦を勝ち上がったシーンで、テレビの奥の方に、仏頂面の僕が映り込んでおりましたので、それなりに自信があったのかもしれません。
当時、我々はアマチュアでしたので、ホテルが用意されているわけもなく、その日の夜は、横浜に住んでいる、地元の先輩の部屋に泊まらせてもらいました。
先輩が車で神宮球場まで迎えにきてくれたので、あえて六本木ヒルズの前を通ってもらったのを覚えています。
六本木ヒルズを見上げながら、
『ここで、M-1やってんねやなぁ。あとちょっとで出れたんやなぁ。終わったんやなぁ。嘘みたいやったなぁ。』
と思っていました。
そして、この時点で、僕はまだ、お笑いを続けるか決めかねていました。
先輩の部屋に戻り、録画していた決勝を見ました。
震えました。
特にファイナルステージ、二番手で登場した笑い飯さんの『ハッピーバースデー』で、笑い飯さんの優勝間違いなしと思ったあとの、三番手のブラマヨさんの『喧嘩』のネタ。
『何が「あとちょっと」やねん。とんでもなく離れてるがな。何ひとつ惜しくなんてなかったがな。』
おそらく、この時点で、
『あかん、このままじゃ終われん。もう1回チャレンジしたい。』
という気持ちが芽生えました。
僕が漫才を続けてきた理由でもあるブラマヨさんのことを、ブラマヨさんの前で語れる日が来るなんて、思いもよりませんでしたが、そんな日が来ちゃったので、存分に語らせていただきました。
収録では、南條もみながわも僕も熱くなりすぎて、もっと語っていましたが、長すぎてだいぶカットされていますが、ディレクターさん、めっちゃ編集難しかったやろなと思います。熱すぎてすいません。
TVerでご覧いただけるので、見逃した方はよろしくお願いします。
MBS『That's!オール漫才』
#9「~ブラマヨ吉田リスペクト芸人&2021年NEXTブレイク芸人~」
でも、小杉さんのパートは、ほぼノーカットで、アレくらいの収録時間でした。
https://twitter.com/kosugilive/status/1416678079850758144?s=21
サポートしていただけましたら、僕の夜のおかずが一品増えます。書いてほしいことや、メッセージも添えていただけますと励みになります。