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クラスで志望校決定が1番遅くて、合格が1番早かった人の話

OPEメンバーがいかに自分の進路を考え歩んできたかを記録していきます!これを読んだことをきっかけにみなさんも進路について考えてみましょう!今日のメンバーは誰かな??


①プロフィール

名前・佐喜眞尚吾(さきま しょうご)
出身校・普天間高校
現在の進路先・立命館アジア太平洋大学 / アジア太平洋学部 / 3年生
受験方法・指定校推薦

 こんにちは!OPEのしょうごです。早速ですが僕の受験体験記を簡単にまとめてみました。僕が言いたい事はこの3つ!

1.コツコツ積み上げておこう!
2.とりあえず始めてみる!
3.ゴールも過程も人それぞれだけど、妥協はダメだよ!

そんなに堅いものではないのでリラックスして、「こんな考えもあるんだ〜」って感じで見ていってください!!読んで損はさせません。それではどーぞー!

②受験方法

 皆さんは指定校推薦ってご存知でしょうか?簡単にいうと大学から「あなたの学校には優秀な学生いますか?枠空いてますよ」って感じです。高校での学内選考を経て、各大学に応募します。AO入試や公募推薦と異なり、大学のホームページで大々的に募集している物ではありません。主に高校の進路担当の先生にしか知らされないのです!! つまり、「え!うちの高校、この大学の指定校推薦あったの!」「学部は違うけど、行きたかった大学の指定校推薦あるじゃん」なんてことがあるんです。
 ちなみに、僕は学内選考を経て、3000字の志望理由書を大学に提出して合格しました。面接などはありませんでした。


③指定校推薦を勝ち取るには

 ここでは指定校推薦を獲得するためのキーワードを紹介していきます。それはずばり2つ。情報収集コツコツやること

 まずは情報収集。1年生でも、3年生でも明日から進路室に行ってください。進路担当の先生と仲良くなり、自分の高校の指定校推薦の枠を確認しましょう。学校によっては三年生にしか公表しない学校もあるそうなので、先輩にも色々聞いてみましょう。僕が指定校推薦のリストを見た時は、高校3年生の6月なのですが、遅かったなーと思っています。それでもリストを見た時は東京の有名な大学がずらりと並んでいて「やべぇ、夢のチケット見つけた」と思った事を覚えています。僕が指定校推薦を終えた頃には「指定校推薦なんてものがあるの」「え、私の行きたい大学もあったんだ」という同級生も数多くいました。情報収集は本当に大切です。普段からなんでも調べてみるようにしましょう。

 そしてコツコツやること。指定校推薦で超重要なことは学内選考があるということです。学内の同級生がライバルなのです。では何をすれば良いのか。授業を真面目に受けて、しっかり宿題を出して、成績を取る。これに限ります。僕は高校入学時、指定校推薦の存在を知る前から成績はちゃんと取っていました。僕の持論では、成績とベルマークはあって損しない。こんなんなんぼあっても良いですからね。

 1・2年生の皆さん、成績はしっかり取っておきましょう。目立った課外活動をしていなくてどうしようと考えている3年生、コツコツ積み上げた物が役に立つ時です。これを読んでいる君、明日進路室に行って指定校推薦のリストをチェックしてみましょう。行きたかった大学に出会えるかもしれません。
 ちなみに指定校推薦を利用した先輩はOPEメンバーにもいます。ぜひ「ドリーム、ゲットだぜ!⭐︎のページもチェックしてみてください!

④現在の進路先の決め手(きっかけや理由)

 皆さんは1目惚れしたことありますか?オープンキャンパスでこの大学だと直感で思った。大学名を見ただけで、ここだと感じた。残念ながら、僕は全くそうは思いませんでした(笑)てっきり、白馬に乗った志望校が「入学しない?」って目の前に現れると思ってました。そんなことありえません。
 部活を引退した高校3年生の6月頃、漠然と「県外の大学」に行きたいと思っていました。何からしたらいいか分からない僕は、進路室にある『全国130大学』的な本を1ページずつめくる内に、英語に興味があることに気がつきました。当時の高校の英語の先生が面白くて、英語を話せるようになって多くの人と話せるようになりたいと思っていたからです。でも、英語1本で決めて外国語学部にしようとはなりませんでした。英語は好きだけど、1本に絞れるほどではないし、他のことに興味があるかもしれない。また僕には各外国語学部の違いがあまり分かりませんでした。じゃあ英語の使える環境で、他の興味ある事を学べる大学にしよう。そう思った時に気づけば『全国130大学』を読み終えていました。130大学にフラれたのかよと途方にくれていた時に指定校推薦のリストを見ました。そこには立命館アジア太平洋大学(以下APU)という1度も聞いたことのない大学。調べてみると学生の50%が留学生。他の大学との違いが分かりやすい。ここ良いかも。寮に入れば留学生と共同生活、校内イベントを通して各国の留学生と交流、留学以外にも海外へいける様々なプログラム。「面白そうな環境に身を置けば成長できるかも」とジワジワと興味を引かれ、指定校推薦に応募しました。僕は1目惚れはせずに友達からゆっくりと徐々に発展させるタイプなようです。だから僕には恋人ができません。いいですか、恋愛はスピード感が大切です。
 脱線しましたが、つまり、僕が言いたいことは後々いきたい志望校を目指せるように早い段階から下積みをしておきましょうということです。しっかりと準備をしていれば志望校を決めるのに多少時間がかかっても大丈夫です。あくまでもしっかりと準備を始めていればの話です。志望校探しを後回しにしろと言ってるのではありませんし、志望校決定が早ければその分有利です。大切なのは恐れすぎずに準備しておくことです。18歳でやりたいことが明確に決まっている人なんて多くないし、色んなことに興味があって良いと思うんです。学びたい学問や学生生活、大学の雰囲気など自分なりのフィルターを沢山かけて選別していくことが大切です。飛び抜けて1位の学校がなくてもよーく調べると良い学校が見つかるはずなので安心してください。


⑤高校生活の振り返り

高校1年生〜2年生冬
 中学校で通っていた塾の先生から「普天間高校に行くなら0校時のある特進クラスに絶対入りなさい」と言われていたので、なんとなく早朝クラスに入って勉強の日々。なりたい職業や志望校は決まっていないけど、備えあれば憂いなしの考えで成績は取っていました。夏休みの集中講座などできる事はとりあえずやっていました。
 またこの時期は部活に専念していました。課外活動や留学なんて当時の僕の頭には無く、部活と学生生活を楽しむことで精一杯でした。周りが塾に入り始めた2年生の冬に友達と東進衛星予備校に入りました。塾に入るにはかなり遅いと思います。東進を選んだ理由は、みんなで講義を受けるより、自分のペースで学習したいと思ったからです。今思えば東進の安河内先生の授業は英語をより好きになるきっかけだったなと思います。この頃も志望校も何にも決まっていませんでした。モチベーションが何もないので週末は家でダラダラする事もしばしば。周りの友人達が志望校やはっきりした目標を目指していて焦りを感じた事を覚えています。それでもやるしかないと勉強を続けました。志望校がどこになっても良いように学力を高めておこうと思っていました。

2年生冬〜3年生の6月
 6月の高校総体までは部活と塾の両立です。僕にとっては部活後に塾に行くのがすごく大変でした。映像授業だから自分のペースで進められると選んだ塾はずっとパソコンとにらめっこです。もう眠気が凄すぎて、ウトウトして巻き戻し、ぼーっとして巻き戻しの繰り返しというまさに”自分のペース”でした(笑)眠らないように途中で音読したり、甘いものを食べて気分転換をして頑張りました。この時はしっかりとした目標が無く眠気を押し殺してまで頑張ることができませんでした。皆さんは眠気に負けないモチベーションや工夫を用意してくださいね!

3年生の6月〜卒業
 部活を引退し、やっと指定校推薦のリストからAPUを見つけました。1年生の頃から成績を取っていたため、無事に指定校推薦を利用できました。指定校推薦の事を知る前から成績を取っていたのでラッキーでした。今思うと本当にコツコツやっていてよかったなと思っています。
 面接や小論文などはなかったため、自由に使える時間が増え、自分で英語の勉強をしていました。闇雲に勉強していたのですが、今思えばこの時に大学で勉強することになるTOEFLやIELTSを本格的に勉強しておけばよかったなと思います。
 合格後は英語学習を続けながら、大学から出版されている本を読んで知識を蓄えていました。また、時間があり先生に声をかけてもらったため生徒会長でもないのに卒業式の答辞をすることにもなりました。担任が国語の先生だったので休日も学校で練習したのは忘れられません。イントネーションは「在校生のみなさん⤴︎」ではなく、「みなさん⤵︎」ですよ。これを読んでるあなたもいつでも答辞ができるように練習していてくださいね。早めに合格が決まると自分のやりたい事や普段やらない事にもチャレンジできたので良かったです。


⑥モチベーションの上げ方

 これって難しいですよね。今年こそはと思っていても、僕は毎年夏休みの最終日に宿題に追われているタイプです。自覚していますがめちゃめちゃ動き出すのが遅いタイプなんです。正直モチベーションの上げ方は人それぞれです。みなさんも色々ありますよね。僕の場合はコンビニで好きなものを買いまくったり、お風呂場で歌ったり。それでもなんだかやる気の起きない日があるんですよね。そんな時に絶対にやる気が起きる最終奥義を教えます。それは10分マインドです。僕が名付けましたが、ネーミングセンスには触れないでください。僕のやる気がなくなります。10分マインドは10分だけやってみようという心構えです。これに限ります。何も考えずにスタートして、10分だけやってください。逆に10分経てばやめても良いです。試してみれば分かりますが、あら不思議、やめられないんですよね。脳ってやる気を出してやり始めるのではなく、やり始めるとやる気が出てくるんです。「大学生活を想像するとやる気が出る!」「目標の仕事を思い出してやる気を出す」そういってできる人は超人です。僕みたいな凡人はとりあえずやり始めることが大切なんです。君もこの記事を最後まで読んだら10分だけ勉強してみてね。効果が分かるはず!


⑦スキマ時間の使い方

 スキマ時間を見つけると、僕もみんなのように単語カードや参考書を読んだりしていました。意外とみんなスキマ時間はうまく使えてるんじゃないでしょうか。クラスメイトにもスキマ時間の使い方が上手い人がいるはずです。でも、そもそもなんですが、スキマ時間って見つけるの難しくないですか(笑)見つけたとしても「んー、今はやらなくていいやー」って感じで無視しちゃいます。結局スマホ触っちゃうんですよね。僕はそれを逆手にとりました(笑)まず、ロック画面の壁紙に覚えたい単語や公式を設定します。ふとスマホを見る回数って意外と多いので覚えられます。そして万が一開いた時のためにTikTok、Instagram、Twitterの全てのSNSで勉強になるアカウントをフォローしました。ぼーっとSNS見てる時に単語などを覚えたり、そろそろやらないとって思えたりします。もちろん僕なりのやり方であって、理想的なスキマ時間の使い方ではないので、みなさんは上手くスキマ時間を活用してくださいね。


⑧高校生へのメッセージ 

 本当に大学に合格するのか、このままでいいのか。僕も何度もそう思いました。不安にもなるし、成績が伸び悩む事もあります。でも僕はゴールって人それぞれで、最短距離で行く必要はないのかなと思います。部活に思いっきり取り組んでください。一度しかない高校生活色んなことをしてみましょう。勉強だって最初からA判定でぶっちぎるのも素晴らしい事だし、E判定で落ち込んでもそこから努力して合格すればオッケーなんです。高校生活、色々な悩みを持ち、一見時間がかかっているように思う事もあるかもしれません。大丈夫です。最短距離じゃなくてもいいんです。留学したり志望校を変えたり浪人したりしても問題ありません。でも絶対に妥協してはいけません。頑張った後の結果には満足できますが、頑張らなければ後悔が残ります。僕も高校生活を思い出すと最短距離とは言えませんでしたが、満足しています。
 高校生のみなさんは自分が思っているよりできます。もう無理だと思っていても頑張ってみてください。全力を出せば大丈夫です。その過程で困ったり不安になったりした時は知らせてください。OPEが全力でサポートします。先生方や親、友達も手を貸してくれるはずです。
 
 ここまで長い文章でしたが読んでくださりありがとうございました。この文章がみんなに少しでも良い影響を与えられたならとても嬉しいです。それだけで白米3杯いけます。みんなで頑張っていこうぜー!!!



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