マガジンのカバー画像

インタビュアー蒲田健の収録後記

393
収録後に感じたこと考えたことを語ります!
運営しているクリエイター

2016年12月の記事一覧

蒲田健の収録後記:川村元気さん

人がコントロールしえない3つのもの。

「死」と「お金」と「恋愛」。

過去二作で「死」そして「お金」をテーマに小説を書いてきた

川村元気さんの最新小説「四月になれば彼女は」。テーマは「恋愛」。

映画プロデューサーとしても活躍する川村さん。自らが創り出す作品の

根底には共通するものが存在するという。それは“集合的無意識”。

多くの人の心の中に、目にはさやかに見えねども存在する共通項。

もっとみる

蒲田健の収録後記:京極夏彦さん

妖怪にゃ学校も試験も何にもない。

ならば必要のない存在かといえば、いやいやどうして・・・。

京極夏彦さんの最新刊「虚実妖怪百物語」

ヒトは森羅万象のことを全ては知りえない。わからないことは必ずある。

そのわからないことを納得するための装置として、云わば不完全なるヒトが

正気を保つための歯止めとして、妖怪が生み出された。わからないことの

原因をヒトは妖怪に仮託してきた。不可解なことが起き

もっとみる

蒲田健の収録後記:辛酸なめ子さん

渡る世間はワナだらけ、か!?

辛酸なめ子さんの最新刊「大人のコミュニケーション術」

生まれながらにして誰とでも気兼ねなく自然に渡り合うことができる

社交性を持ち合わせている・・・

わけではないからこそ、コミュニケーションの仕方を模索し、

試行錯誤する辛酸さん。四苦八苦し、紆余曲折を経てきているからこそ、

磨き上げゲットした処世術は多大なるポテンシャルを秘めているとも

いえる。

ニヤ

もっとみる