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レビューとレポートとおすすめ記事

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学芸出版社の本に寄せられたレビューや、著者の皆さんの文章、書籍関連イベントのレポートなどをざっくりまとめます。
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2020年4月の記事一覧

神楽坂景観塾 01

神楽坂景観塾 01

第1回ゲストレクチャラー
福島秀哉 Hideya Fukushima
1981年生まれ。博士(工学)。小野寺康都市設計事務所、(独)土木研究所寒地土木研究所などを経て現職。岩手県大槌町復興計画、山梨県山中湖村の地域デザイン戦略などを通し、地域再生に向けたインフラ・公共空間デザインに従事。専門は景観工学・土木デザイン。主な受賞に土木学会デザイン賞奨励賞など。

 前半は福島先生に『景観工学の専門家と

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全国の書店を支えるため、Bookstore AID基金を開設します。参加書店・賛同人を大募集!

全国の書店を支えるため、Bookstore AID基金を開設します。参加書店・賛同人を大募集!

※プロジェクトが開始しました!以下は開始前の告知テキストです。(4月30日18時追記)

このプロジェクトについて新型コロナウイルスの感染拡大、そし全国に発令された緊急事態宣言によって、私たちの生活は大きく変わりました。外出自粛要請が続く中、あらゆる業態が困難な状況を強いられていますが、多くの書店もまた存続の危機にさらされています。

この「Bookstore AID基金」は、そんな町の本屋さんを

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こんな仕事しています/承ります

こんな仕事しています/承ります

[2020.4.23 更新]

こんにちは。「まちを編集する出版社」千十一編集室の影山です。「異なるコミュニティをつなぐ」をミッションに、出版・ウェブ制作・冊子編集から、地域プロジェクトの企画立案・ディレクションまで行っています。普段の「本づくりからプロジェクトづくりまで」の仕事内容を簡単に紹介します。

千十一編集室のミッションHPにも書いていますが、弊社のミッションは「異なるコミュニティをつな

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都市のコードを書き換える-COVID-19と都市計画 その1

都市のコードを書き換える-COVID-19と都市計画 その1

 COVID-19によって、社会や都市のあれこれが変革を迫られている、という感じの議論がだんだん本格化してきました。都市計画の方法や、空間のあり方がどういうふうに変わっていくのかについて、このnoteに書き留めていきたいと思います。
 依然として医療現場を中心として、懸命な努力が続けられています。都市の全体に緊張を強いる地震などの災害と違って、COVID-19のあらわれかたは、ごく一部の大変に緊張

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特別寄稿|文化政策と地方自治:あいちトリエンナーレ事件から学ぶ/野田邦弘

特別寄稿|文化政策と地方自治:あいちトリエンナーレ事件から学ぶ/野田邦弘

(※2019.12.12 まち座 公開記事を転載)

あいちトリエンナーレ2019では、一部展示の中止や国の補助金引き剥がしなどの事件が大きな注目を集めた。筆者は、あいちトリエンナーレ2019を含む文化庁の補助事業「文化資源活用推進事業」審査委員として補助金審査に従事したが、その後の文化庁の対応に疑問を感じ審査委員を辞任した。本稿では、地方自治体の立場からこの問題を手がかりに、今後の文化政策のあり

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[レビュー]『森ではたらく!』が累計1万部になりました。

[レビュー]『森ではたらく!』が累計1万部になりました。

ついに。

6年目にして。めでたい。

・・・ということで、2014年の発売から2020年現在を振り返りながら完全に思い付きでかきあつめてみた写真とあわせて、祝1万部投稿お付き合いください。

1万部祝いに6年間を振り返ってみたちょうど6年前のこの時期に印刷所に出稿して、5月に出版。

6年前のゲラ写真はふつうになつかしいし、今あちこちで活躍中の気鋭のデザイナー・三重野龍さんに依頼して、かなり手間

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