司法試験に合格しました!!
司法試験に合格しました!!!
シンプルにめちゃくちゃ嬉しいです!本当によかった!!
司法試験を受験したのが5/15なので、4カ月近く焦らされたことになります。
この4か月間の、「やっと試験から解放された!」という喜びと、「いや、落ちてたら自分無職やけど大丈夫そう??」という不安の入り混じった状態は、中々しんどかったです。。。
今回は、司法試験を受験するまでを少し振り返りつつ、今の気持ちを思いつくがままに書いていこうと思います!
司法試験受験の振り返り
ロースクールの授業は2月に終わり、そこから試験本番まで約3か月あるので、それまではひたすら家にこもって勉強する日々でした。
そんな受験生活の中の印象に残った出来事を振り返りたいなと思います。
まずびっくりしたのが、勉強しすぎて2週間に1度くらい猛烈な頭痛が起きる現象です。
頭以外は全く症状がないのですが、勉強しようとすると猛烈な頭痛に襲われ、一日寝込まざるを得ない日がありました。
頭って使いすぎるとショートしてしまうんだ!と新たな発見をすることができました(笑)
なので、司法試験前は少し勉強量を抑えて、当日頭がおかしくならないよう調整しました。司法試験を受験する際には、直前に頭を使いすぎないようにしてもらえればと思います!
次に、司法試験の1週間前くらいから、突然「憲法短答で足切りされるのではないか、、」という恐怖が強くなり、夜ベッドで震えるようになってしまいました。
というのも、憲法は3問全て正答しないとほとんど点にならないシステムになっていて、運が悪かったら本当に足切りされかねないからです。
そこから、狂ったように憲法の教科書を読み漁り、憲法の条文を暗記していきました。ひたすら恐怖感で勉強をしているため、異常な速度で勉強が進んでいきましたが、もう二度とこんなことはしたくないです(笑)
そして、当日は異常な疲労感に襲われました。司法試験は4日間あり、最初の2日間は朝から夕方までひたすら記述問題を解き続けます。
2日目が終わったあとには、1日間中日が設けられているのですが、中日がないと本当に死んでしまいます。中日は3日目以降の勉強をしよう!と思っていたのですが、夕方くらいまで寝続けてしまいました。。
こんな感じで司法試験受験は本当に大変な日々だったのですが、落ちたら無職になってしまうという将来への不安が、ハードな勉強をしてしまう原因になっていました。
特に、ありがたいことに司法試験受験前に就職先が決まっていたので、落ちたらここまでの努力が水の泡だ、、、という恐怖に襲われていました。
無事司法試験に合格できたので、このような経験をもう二度とやらなくていいのが救いです(笑)
今後について
今後についてですが、まずは一旦司法修習という研修を1年間受けることになります。なので、弁護士になるのはまだ1年以上先です。
ロースクールに入る前は消去法で弁護士になることを選んだのですが、ローの2年間で自分の将来についてじっくり考えることができ、今は弁護士として働く意欲に満ちています。
自分はずっと制度面から日本の発展に貢献したいと思っていたのですが、どうも官僚として働き続けるのは向いていないのではないかと思い、民間側からアプローチする方法がないかと模索していました。
ルールは国が考え、そのルールが国民に適用されるわけですが、国民に適用されたルールに不都合があってもそれがすぐに国に届くわけではなく、ルールを最適化する仕組みが整っていないように思われます。
弁護士として、官と民をつなぐ存在となり、民間が持っている情報を制度化につなげる支援をする、そういった仕事ができればなと思っています。
官と民をつなぐという以上、将来は官公庁出向と民間出向、両方行きたいなと思っています!
やりたいことができたおかげで、勉強の意欲にも満ちています。法律だけでなく、経済や政治も幅広くカバーできるよう、残り1年少しのモラトリアム期間を有効活用したいです。また、司法修習の間に基本情報技術者試験に合格することも目標です!
あと、今回の司法試験合格に至るまでに、自分は色々な人の力を借りてきました。
学部生の頃やる気が全くなかった自分を引っ張ってくれたゼミの友人、ロースクールで互いに高め合った友人、超優秀な先輩方、ロースクールの先生、日頃支えてくれるパートナーや家族、、、
1人でも欠けたら、今の自分はないと思います。本当に感謝をしています。
司法試験に合格しましたが、まだまだスタート地点に立てただけなので、これから先の司法修習、弁護士人生を思いっきり楽しんでいきます!
まとまりのない文章ですが、今回はこのあたりで!
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