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【リスニング編】TOEICスコアアップ~平凡なサラリーマンが独学でスコア900点を達成した学習法~

◼︎最初に(このnoteはこんな人にオススメ)

・TOEICの得点アップに苦戦している方
・これからTOEICにチャレンジする方
・情報が溢れすぎて、何からすればいいのかわからなくなっている方

ということで早速書いていければと思います!

こんにちは。がじゅまる@TOEIC勉強法と申します。

本記事では、平凡なサラリーマンの私が独学のみでTOEIC(L&R)で、900点越えに至った勉強方法を皆様に共有します。
(600点→810点→910点という推移)

TOEIC(L&R)では、リーディング・リスニングの両方の能力が求められ、そのための能力アップ方法も多岐に渡ります。

しかし、やみくもに様々な勉強をするのは効率が良いとは言えず、単語・リーディング・リスニングでパート分けし、パートに合った勉強を集中して行うのが経験上一番効率的だと言えます。
(色々な勉強方法を試すあまりに、煩雑になるケースが多いと感じます。)

本記事では、リスニングのパートに絞って解説をさせていただきます!

(下記過去記事も参考にしてください!)

■リスニングパート

早速結論ですが、
リスニングパートを攻略するには下記の3教材のみでOKです。


※「公式問題集」は必ずしも8である必要はないです。私は8を使っていたため、8の問題集を添付しています。

これらの本を準備することが目標のスコアを取る第一歩とも言えるので、まずはこれらを手にすることをお薦めします。

【リスニング攻略ステップ】

①まずは英語耳を体得しましょう(最重要)

「いきなり抽象的、、英語耳って何?」

と思われる方が大半かと思います笑
ただ、この「英語耳」を身に着けることがリスニング力の根幹になるんです!

詳しくは、掲載している本にて詳細に解説されていますが、まずは「英語耳」を身に着ける感覚を説明します。

①あなたは「ハワユ―?」と聞いた時どんなイメージを持ちますか?
②恐らく「How are you?」(元気?)と聞いているんだなと瞬時に変換できるのではないでしょうか?
③一方で、「テキリージィ」と聞いた時どんなイメージを持ちますか?
④「テキリージィ」と聞いて、「take it easy」(落ちついて)と言っているんだなと変換できたでしょうか?
⑤「テキリージィ」と聞き、瞬時に「落ち着いて」に変換できるようになることが、英語耳を身に着けるイメージです。

では、なぜ「ハワユ―」は瞬時に変換ができるのに、「テキリージィ」は難しいのでしょうか?

それは、「発音の仕方を知っているか否か」ということです。

「How are you」という言葉も冷静に分析すると、「ハウ アーユウ」ではなく、「ハワユ―」ですよね?「ハワユー」と聞いた時に、「How are you」に変換されるのってよく考えると不思議じゃないでしょうか?

これは「How are you」という言葉を、小さい頃から何度も聞き、口に出しており、「How are you」=「ハワユー」であることを知っているからなのです。

反対に、「テキリージィ」はあまり聞きなじみがないですよね?この記事で初めて「テキリージィ」=「take it easy」を知った方もいるのでは?

勘の良い方はもうお分かりでしょうか?
つまり、自分の中の発音方法の引き出しを増やすことが、「英語耳を身に着けること・リスニング力を向上させること」に直結するのです!
(皆さんの中の「ハワユ―」を増やしましょう!)

<その他の例:こんなイメージ>
■「メサランド」=「mess around」
■「トーカバリット」=「talk about it」
■「ワノブデム」=「One of them」

同書では各アルファベット毎の発音方法や、2つの単語がつながった時の発音の変化等、詳細に説明がされています。

少し習得には時間を要しますが、確実にリスニング力がアップすると断言できますので、地道に学習しましょう!
(私はこの本のおかげでリスニング力がアップしたと言っても過言でないです。)

また、この後リスニングパートの攻略法②③に入りますが、正直この①のパートが最重要です。リスニングパートの勉強の6~7割を、①に割いていいと思います。

これも一応理屈はあって、

英語話者がTOEICの解き方・出題傾向を知らないからといって、TOEICで低スコアを取るでしょうか?

ということです。要は基礎的なリスニング力を身に着けていれば、TOEICの解き方なんて知らなくてもTOEICで高スコアは取れるんです。

まずは基礎力です。ここを徹底して身につけましょう!

②TOEICのリスニングパートに慣れる

次は「はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略」を使って、TOEICのリスニングパートの概要や時間配分、コツ等を理解しましょう。ただ、ここは一つ断言させてください。

「本を読んでもらい、その内容に従うのが早いです。」

急に投げやりになったのか?と思われるかもしれないですが、そんなことはありません笑。

TOEICのリスニングパートで重視した方が良いことやコツ等は、ネット上にも山積していますが、正直攻略本のメソッドに従えばまず間違いないかと思います。そのため、まずはこの本を一読して概要を把握してください。

また、先に述べたように英語耳が身についていれば、コツ等はあくまでサブ要素です。あくまで「TOEICで高スコアを取るため」には、こういった方法で取り組むと効果的なんだな程度で学びましょう。本質は「英語耳の体得」にあります。

③公式問題集を質よく活用しましょう

ここまで読んでいただいた方は、「英語耳体得の方法」「TOEICのリスニングパートの基本的な攻略法」について理解をしていただいた方かと思います。

最後に公式問題集を総仕上げとして活用しましょう!

ちなみに、公式問題集を使う上でNGなのは「問題集の解きっぱなし」です!

公式問題集を解いて、〇付けして〜。次は違う問題集を解くか。

これはNGです。ただ、意味がないとは思いません。問題集を解けば解くほど、試験には慣れますし、リスニングを繰り返す中で耳も英語に慣れてきます。

ただ、より効果的に問題集を活用するのであれば、聞き取れなかった文章や単語を明確にすることは必須だと思います。

ここでも結局①の英語耳の話に戻ります。①で解説したように、リスニング力アップには、皆さんの中の「How are you」を増やすことが必要と伝えましたよね。

ということは、問題集で聞き取れなかった文章や単語を明確にすることは、「How are you」を増やす大チャンスなわけです!

実際、問題集を解く中でも、

「答えはあってたけど、途中何を言ってるのかわからなかった」

ということは山のようにあるかと思います。これを活用しましょう!

具体的には次のような順序がおすすめです。

①問題集(リスニングパート)を解く
②〇付けをする
③聞き取れないパートがあった場合には、スクリプトを確認して、実際の文章を確認する。
④スクリプトを見ながら音声を聞いてみる
⑤聞き取れなかった要因を分析
→発音が自分の思っていた発音と違う/言葉の連結が発生していた
⑥該当文章を何度か自分で発音してみる
※自分の中で「How are you」として定着させるイメージ
※次に同じような表現が出てきたら瞬時に理解できるように

地道ですが、上記のようなステップが、問題集の適切な活用法になるかと思います。ぜひ皆様も試してみて下さい。


■最後に:この記事で何度もお伝えしましたが、リスニングパートの最重要事項は「英語耳を身に着けること」です。②③はあくまでサブ要素です。英語耳を身に着けることができれば、TOEICで高スコアを取ることができるだけなく、普段英会話が聞き取れる等、日常的な副産物も大きいです。地道ではありますが、まずはここから勉強していきましょう!


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