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【アソビコネクト】

アキストについて

アキバストリートダンスバトルとは

盟友RABが仕掛けるダンスバトルだ。二年連続でテーマソングを書かせてもらっている。

2018年 Rock & Beat

2019年 Straight-Up

そして2020年の今回のアキストも俺たちに曲を書いてほしいという嬉しいオーダーを受けた。もちろん俺たちの答えは即決OK。

正直、知名度やもっと彼らなら所謂数字に直結する仲間たちもいるだろう。それでも俺たちと作りたいと思ってくれるその気持ちが熱い。答えないわけにはいかない。そして想像を超えていきたい

Rock&Beatでは戦いの中で芽生える友情や想い。まさに少年ジャンプのようなスピリッツを込めた。Straight-Upではその一瞬、今、すべてをここにかけるバトラーをテーマに。

2020年はコロナ禍が俺たちに立ちはだかった。直接会えない世界が普通になった。それでもこのアキストを開きたい、新しい形で、こんな今だからこそ楽しいを届けたい、というRABの気持ちは二人目のジャイアンと一緒だ。今だからこそエンターテインメントなんだ。

俺はけいたんに言った。

「それならみんなで、メンバーやバトラーや保護者、そして心の友のみんなと歌詞を考えたい」

歌詞をみんなで作る

配信で生で考える。それはとてもタフな企画だが、きっといいものができる予感がしていた。

色々あって、その企画はできなかったんだけど、それならばとTwitterで想いを吸い上げることにした。

そしてできたのがこの歌詞だ。

君踊ってるこのmusicこそ止められない 1000曲じゃ足りないね
今来たっばっかだから

約束しよう
諦めない限りストーリーは続く 続く 続く

僕ら踊るのさ 離れていたとしても
PARTYの準備はできてるから

君に届くまで この手伸ばし続けて
欠けてる何か見つけるのさ

まわってまわって も一度 笑って笑って
一瞬でドラマ 衝動は本能
学んで学んで それから 進んで進んで
立ち止まっても良いから

今から聞こえるこのmusicは止まらない
選曲はだいたいね 上がるやつをお願いね
君踊ってるこのmusicこそ止められない 1000曲じゃたりないね
今来たっばっかだから

約束しよう
諦めない限りストーリーは続く 続く 続く

今は離れていて満足に会うこともできない。でも踊ることは絶対にやめない。そこに大好きなダンスや仲間たちがいるから。

仲間がそろって笑いあえればもう、それはパーティーだ。それができる準備はできている。音楽があるならなおさらだ。踊ろうぜ。

手に入るかわからない。でもそこに手を伸ばすんだよね。

俺たちの歌やダンスはきっと本能。つまり衝動。そこから積み上げるからこそドラマが生まれる。本気だからこそ。

学んで進むんだ。一瞬に全てをかけるために。3曲通してそのマインドは強く出ている。

立ち止まってもまた歩き出せたら良い。

何かを始めるのも最高だ。

これから始まる音楽は止まるわけがない。ダンスが止まるわけがない。それが最高なことを知っている。だからさらに最高のやつをくれよ。それが俺たち全てのエネルギーになるから。もっともっと。そう、もっともっと。

出会ったばっかり、今来たばっかりだけど愛する気持ちに変わりはない。だからもっと聞かせてよ、見せてよ最高を。

信じてくれている人たちが沢山いる。だから、諦めない限りその奇跡のようなストーリーは続いていくんだ。

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沢山のコメントもらいました。すべてに目を通して、みんなが何を感じているか思っているか想像して歌詞を産み出していきました。今回はその中からピックアップして引用させてもらった。本当にありがとう。

言葉は不完全です。どうしても感情には足りない。説明しようと、言葉を多くすると、ノートに書きすぎたように逆に全く読めなくなってしまう。伝えるのは難しい。

そんな中、みんなが沢山想いを伝えようと言葉を紡ぐこと自体がとても美しいと俺は思います。RABが、アキストが愛されているからだね。

RAB×二人目のジャイアンのプロジェクトは俺はすごく刺激的だ。おもちゃ箱のような新しい引き出しが増えた、と感じています。

俺の声が好きじゃねえとかバンドがあんまり得意じゃないって人ごめんな。でも俺は楽しいんだ。だからせめて全力で遊ぶな。よかったら一緒に遊ぼうぜ。

遊び心ポイント解説(野暮

毎回このプロジェクトは遊びを入れてるのですが、お気づきになられましたでしょうか。

Rock & Beatは頭文字がR・A・B。リアルアキバボーイズね。そして実は青い三も知っているという謎の歌詞はブルー、スリー。ブルース・リーということでDRAGONにかけてみました(燃えよドラゴンですね)。

Straight-Upはオーライ、ガード固めてみようか、という歌詞がライフガードと空耳できるようにぶち込んでみた。

今回はあきらめない限りストーリーが続く、でアキストというダブルミーニングになるようにしてみました。

こういうのは言わぬが花なんだけど、言っていくタイプ。

タイトル制作秘話

タイトルは最初「connect」というシンプルなタイトルを考えていました。繋ぐ。「link」「bring」同じようにつなぐという意味や「unite」一丸となる、的なのも考えていたんだけど、RABのメンバーとも相談したときに。

マロン「アニソンの名曲と被っております!A-POPダンサーはそちらをイメージしてしまう可能性があります。」

という素敵かつ的確なアドバイスをもらい一旦悩む俺。

「TSUNAGU」という一瞬サザンの名曲をイメージするタイトルも浮かぶがその直後、

【connect/ASOBU】という俺の中では「あれ?なんかいい感じじゃね?」というアイディアが浮かんだ。

遊ぶってさ、悪い意味にも使えるけど、最高に楽しい言葉じゃない?そしてやっぱりconnectは使いたいんだなと自分でも気づく。みんなの遊び場をつなぐ曲にするんだ。遊び場って言葉を使おうと思いつく。

そこで何個か少しいじって書き出してみる。

遊びばconnect

ASOBIBA コネクト

あそ VIVA コネクト

ASOBIBA connect

ここの あそVIVA コネクトのダサさについてはスルーしてほしい。

これをパーカッションKOUとも相談する。

俺「これどう思う」

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Kou「だったらカタカナでアソビバコネクトでいいんじゃないですか?」

それだーーーー!

RABにも報告

俺「アソビバコネクトにしようと思う」

DRAGON「アソビコネクトだとどうですか?語呂がいいかなと。」

それだーーーー!(2回目)

んで半日悩んでアソビコネクトに決めました。本当青い三は知ってるわー。

まだ90秒サイズしかないけれど、フル尺も必ず作ってみんなに届けるね。まずはスペシャルアキバストリート-オンラインアニソンダンスバトル-応援しようと思います!

RABと出会わなかったら、今がコロナ禍ではなかったら、アキストをあきらめていたら、この曲は生まれなかった。

この曲で出会えて良かったのは間違いないよ。早く聞きたかったからね、本人だけど。だから、ありがとう。一緒に作ってくれて。





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