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樋口りょーすけ
2021年12月12日 20:58
部屋でいつものようにスマブラをしている。大学の授業も終わり、アルバイトもない日は大抵ランニングをするか、アニメを見るかスマブラをしている。「あ！うまっ。」「クッソ。」などと一人でぶつぶつつぶやきながらオンライン対戦に身を興じコントローラーをガチャガチャ響かせながらひたすら勝ったり負けたりを繰り返す、シーソーゲーム。すると、突然スマホの着信。え待って。まだ対戦終わってない。こいつ倒してから出
2021年10月21日 20:25
朝目が覚めると、後頭部のあたりがズーンと重い。瞼を上げようとしても100kgくらいの重力がかかっていて開けられず、少し身体を起こすとカーテンの隙間から漏れる日の光で眼球が串刺しになった。ありえんほど眠い。ここ３日間くらい本当に調子が悪い。今日コールセンターのバイトを早退した。パソコンの画面を見ていると頭が痛く息が苦しかったからだ。週3日か4日しか働いてないのに、それだけでとても疲れる。なんでこ
2021年9月27日 19:53
「じゃあ来週の火曜日の17時ファミレス集合で。あと話しておきたいことがあるから当日よろしく。」「おけ。」ろくに練習もせず、ぶっつけ本番の状態で森山直太郎の「さくら」を合唱した卒業式。音程が絶妙にズレたちぐはぐのハーモニーに苦笑いの保護者。凹凸が噛み合わないような、高校生活の終わりを飾るにはいささかお粗末な式。こういう春の始まり方もきっと青春の1ページとして思い出す日が来るのだろう。そん
2021年8月24日 20:17
みなさんこんにちは。りょうすけです。今回は高校時代初恋の人に嫌われた高校時代の話を書きます。今回登場する初恋の人Tくんのことを好きになったきっかけは下の記事にありますのでご一読いただけるとありがたいです。ただ今回の話はかなり暗いのでそこだけはご了承ください。ゲイとして生きていく①〜ゲイを自覚した日〜私には高校時代付き合っていた彼女がいた。そしてクラス内に好きな人ができてしまった。それがTく
2021年8月18日 17:11
私はりょうすけ。23歳のゲイだ。今回は前回の「ゲイとして生きていく④〜ノンケを好きになった話（前編）」の続きである。まだ読んでいない方は以下のURLから飛んでいただきたい。ゲイとして生きていく④〜バイト先のノンケを好きになった話（前編）「会員証はございますでしょうか。時間はどうされますか。フリータイムですね。かしこまりました。ご希望の機種はございますか。」接客ももはや考えることもなくセ
2021年8月17日 17:34
店内にはあいみょんの「君はロックを聴かない」が流れている。大学2年生になり始めたカラオケのバイト。ピロリンという音とともにフライドポテトとメロンソーダの注文が入る。素早くタイマーをセットしてフライドポテトを揚げ物エリアにぶち込み、メロンソーダをドリンクバーからコップに入れ客に持っていく。厨房に戻ってポテトが揚がるのをじっと待つ。じわじわじわ。じゅーじゅー。ぱりぱりぱり。油が踊り狂っているかのよ
2021年8月5日 20:49
私は23歳のゲイである。今回は私にドM寝取られ貢ぎ癖のある彼氏ができたときの話をしよう。ちなみにこの記事は実家のリビングで堂々と書いている。両親にはただごめんなさいと言いたい。パパ、ママ、本当にごめんなさい。大学生のときゲイバーのマスターにゲイの出会い系アプリの使い方を教えてもらい、実際にアプリをダウンロードし使ってみた。出会い系アプリはもちろん使ってみたことなどなかったのでプロフィールの作成
2021年8月1日 00:17
私は現在23歳のゲイだ。これは私が初めて新宿2丁目のゲイバーにいったときの話である。大学生になった私は、上京して一人暮らしを始めた。高校生の頃に自分がゲイだと気づいてから1年半が経とうとしていたが、自分がゲイであることを完全に認めることはできていなかったし、誰にも言ったことがなかった。しかし恋愛対象はどう考えても男性だし、アダルトビデオを見ても女性には1ミリも興奮しない。大学で男友達が「あ
2021年6月21日 23:05
みなさんの周りにはマイノリティの知り合いはいるだろうか。今回はマイノリティの中でもLGBTのG（ゲイ）である私の体験談を書いていく。最近になってこの話題に関してよく触れられることが多くなったが、とある調査ではLGBT層の比率は8.9%も存在すると言われている。私もその一人だ。「お前と同じクラスになれてよかったなあ」彼が突然振り返ってくしゃっとした笑顔でそう言った。高校2年生の夏、遠足の帰
