脱「頑張る」

こんにちは、井上です。


昨日とある言語を教えてたら、「夢が叶ったんだけど、その結果やらなきゃいけないことのプレッシャーが多すぎて、不安で勉強が手につかない」という現象に陥ってる人がいて、だったらと思い、下記の本にも書いてある「じゃあ、どうなったらいいの?」という質問をしてみたんですが、その答えを聞いて思ったのが、人は「具体的に何すればいいかわからないと不安になるんだな」ということだし、「努力」とか「頑張る」とか「気合」とかじゃなくて、「具体的にこれを◯回やればいいし、そのためには◯時間必要だから、だからこれだけの日数がかかる」的な形でフォーマットに落とし込むことが必要なんだなと思いました。



どういうことかというと、その人に「じゃあ、今できなくて不安なのはわかるけど、でも、じゃあ、もしできてるとしたら、それは自分がどうなったからなんですか?」的な質問したら、ずっと「今よりもっと集中してるから、相手の言ってることを聞き逃さない」とか、「きちんと相手に意識を向けてるから、話の内容がつかめる」みたいなこと言ってきたんですよね。


いや、そりゃもちろんそういう「集中」とか「意識」とか大切だけど、でも何より言語に関する仕事なんだから、「単語力をアップさせる」とか、「文法力を高める」とか、「字幕を出してyoutubeを見ることで、リスニング力やスピーキング力を伸ばす」とかが必要でしょと話を聞いてて思ったんですけど、で、そこで気がついたんですけど、結局「これしたら、こういう風に実力伸びて、それでそれには◯時間かかるから、だからそのためにこういう時間の使い方にしよう」ということがないから不安になるんだなと。


時間がないんで、この辺りにしますが、例えば僕の場合、スペイン語であれば、辞書を引くのがKPIだろうなと思って、こんな風に数値化してて、

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読書1時間30分
辞書230回

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で、その上でこういう風にまとめてるんで、ああじゃあ、一ヶ月もすれば目標達成できるだろうなと思ってますけど、でもそういう具体的な指標がないから、「頑張る」になって、でも「頑張る」って言っても何に頑張ればいいかわからないから、不安になって、勉強手につかなくなるんだろうなと思いました。

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辞書引き:5296回(9月3日から→1万回目指す!)

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多分、気が向けば続きます!

では!


井上大輔


追伸

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高度な外国語力を身につけたい人、テストで結果を出したい人に向けて役立つ情報をつぶやき中。TOEIC980点。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智大学博士課程在学中。英語・仏語・西語・伊語の参考書&翻訳書も出版。著書一覧→http://amzn.to/jzUDtr