そもそも習慣としては成立しない

こんにちは、井上です。

またまた教えてる人から質問
された内容をシェアしていきます。

これに関して言うと、

・最低一単語覚えるとか、フレーズを覚える

というのは、そもそも習慣としては
成立しないということです。

どういうこと？

あと、これに関しては、これはもう
答えが簡単で、

・暗記は結果であり、原因ではないから

です。だから、習慣にできないから。

これは多分すごいポイントなんですけど、
みんな暗記そのものを目的にするんですよね。

でも、暗記しようと思って、暗記できないし、
そもそも暗記してるかどうか、測定できない
んです。

だって、単語帳で覚えてると思ったけど、
実際にフランス語使う時に意味わからなくて、
このページのここにあったのにとかよくあるから。

記憶ってのは、複合的な要素から成り立ってるから、
実際に使える、つまり動的に使えるようになるという
状況を意図的に引き起こすことはできないんですね。

でもみんな、その状況を意図的に引き起こそうとして、
だから、できなくて、覚えられないんですね。

だからこそ、意図的に引き起こせる行動、例えば
音読や筆写を指標にしないといけないし、さらに
この前話した

・辞書を引く回数

がKPIになるわけです。

こちらの林さんもそうで、

http://gtatahaha.livedoor.blog/archives/585228.html

外国語ができる人ってのは、その人なりに
外国語を内在化する技法が身についていて、
その結果、

・外国語を覚える

ということが自然にできて、それで外国語に
関する知識があるから、だからあとは試験対策
するだけで成績上がるんですよね。

でも、逆に、ほとんどの人は、こういう
外国語を内在化する（＝記憶する）手法が
なくて、

運頼みになってると。だから、上達しないし、
記憶する内容がどんどん増えてくる上級になると
挫折するんですね。

で、これがこの前話した「長期的な目標と
短期的な目標が実は重ねる」というのとも
つながります。

つまり、whatでいうと、試験対策も当然
必要だけど、何ども言うように言語の要素を
覚えることが必要になる。

で、この言語の要素を覚えるためには、
記憶術が必要になる。

で、今度は記憶術そのものが、また
同様に「何」を「どう」やるかから
成り立ってる分けですが、

でも、それがない。だから覚えられない。
なので、結局試験対策だけで終わって
しまい、結局上達しないと。

なので、試験合格という短期目標を叶える
ために、まずは

・継続（次回話しますが記憶と深く関連しています）
・動的な記憶術

という一見遠回りに見えるものを身につける
必要がある分けです。

まあ、長くなりましたが、要するに

・暗記そのものは結果であり、意図的には引き起こせない

だからこそ、暗記したいなら、

・その結果を引き起こすための意図的な行動をする必要がある

でも、

・今それがないし、そもそも多分そこが見えてない

だから覚えられず、点数が
伸び悩む。そう言う状況だと
いうわけですね。

でも、ほとんどの人は、このメカニズムが
わかってない。だから、記憶そのものが
ゴールになり、何も覚えられないと。

じゃあ、なぜそうなるの？　それは、
記憶がどういう要素から成り立っており、
そしてどうすれば覚えられるか？

が見えてないからですね。だから、
記憶という結果しか見えない。

なので、記憶そのものをゴールにして、
結局何も覚えられずに終わると。

せっかく本を買ったのに覚えられない
とか、有名な先生のセミナーでても
何も結果が出ないというのは、

すべてこの

・記憶に関するwhatとhowが足りない

ということが原因です。

だからこそ、それなりに勉強してる
のに、何も覚えられず、効率よく
勉強してる人に追い抜かれてしまうと。

大切なのは、記憶に関するやり方、
ポイントをつかむことです。

ポイントをつかめば、効率よく
学習できます。効率よく学習
できれば、短期で結果が出ます。

参考になれば幸いです。

井上大輔

追伸

ツイートの中でも話した林先生との
対談を無料でプレゼントしています。

https://ws.formzu.net/fgen/S89105552/

どれだけいい本を買っても、どれだけ
有名な先生のセミナーに出ても、

自分なりの覚え方を知らないと、上達
はしません。

もしかしたら、この対談の中に
話している内容に、あなたが自分
なりの記憶法を見つけるヒントがある
かもしれません。

いつまで公開しているかわかりません
ので、興味がある人は、早めに手に
入れておいてください。