見出し画像

big tree

ペンで絵を描いているところを撮影する「ドローイング動画」シリーズ。
今回は大きな木を描きました。

ぼくが木を描くときはだいたいこんな感じです。
細かい絵を描くようになってから木を描くのが楽しくなって、道を歩いていても木の形や葉っぱの形が気になるようになりました。

木をよく観察していると、一本の木にコケや他の植物が生えていたり、小さい虫がせわしなく動いていたり、不思議な形のさまざまな色の粘菌のようなものがこびりついていたりします。
もし顕微鏡でみれば肉眼で見ることのできない微生物もたくさんみつかるでしょう。
そして、枝にはひっきりなしに鳥が止まったり離れたりしています。
見えないけれど、地下には地上の枝以上に大きな範囲に根っこが張っていることだろうし、その根っこに棲むいきものもまたたくさんいます。

木の枝ぶりは炎のようで、太陽にむかって精一杯伸びていき、根っこは水分と栄養をもとめて地中に拡がっていきます。

一本の木がなんだか一つの惑星、一つの世界のように感じられることがあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?