選ばれたのはネックバンドタイプでした。

昨年の7月にスマホを買い替えたとき、しばらくオーバースペック気味なレスポンスに興奮しながら初期設定を行なっていると、少し外装に違和感を覚えました。

これまでの端末に深々と空いていたイヤホンジャックが、見当たりません。
当時、丁度iPhoneからイヤホンジャックが消えると大ブーイングが発生している様を横目に見ていたAndroidユーザーの僕(ちなみに購入した端末はXperia XZ2 Premium)でしたが、その波がここまで来たのかと軽く衝撃を受けました。

以前からBluetooth接続のイヤホン・ヘッドホンはいくつか購入していましたが、端末のスタンダードがこの形に収束していくのであれば、最適な装着方法を模索しなければと様々な形式の商品を買い漁って今日に至ります。

結論から言ってしまえば、僕が一番しっくり来た商品は「ネックバンド型」と括られているタイプのイヤホンでした。
このタイプの商品はヘッドホンほどの重量を持たず、バッテリー容量もほどほどに多いという点がポイント高だと思っています。
カナルタイプであれば没入感も問題なく得られるので、ヘッドホンとイヤホンのいいとこ取りをしている感覚で使用できており、満足です。

その他に使用したものの1つはヘッドホンですが、アイコンの通り1日の大半をメガネで生活しているのため、ヘッドホンは耳を覆う形で装着するので、數十分もするとメガネのつるとイヤーパッドがケンカを始めてしまい、耳が痛くなってきてしまいます。
没入感はダントツで素晴らしいのですが、そこは装着感とのトレードオフですね。

セパレートタイプのイヤホンは電車通勤との相性が悪く、都内のターミナル駅のホームに降りた途端、接続が不安定になることが多い印象。また、設計上耳にすっぽりと収まるものが多く、気がつくと耳が痛いなんてこともしばしば。
ネックバンドタイプを購入する前は頻繁に使っていましたが、今ではすっかり取って代わってしまいました。

ちなみに、骨伝導イヤホンというややキワモノに近いカテゴリのものも購入しましたが、周りの音が聞こえる以外のメリットは見当たりませんでしたので、ハイクオリティな物を購入する候補には上がりませんでした。

僕の中でおよそ1年間続いた第一次Bluetoothオーディオ機器覇権争いですが、ひとまずの終結を宣言することができると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?