ケータイのカメラはどこへ行く?
さて、SNSに写真を投稿するにあたって、スマホのカメラ機能が大活躍している訳ですが。
僕はTwitterにたまーに写真を載せるくらい……むしろゲームのスクリーンショットをアップしていることの方が多いので、あまり重要視していません。
ただ、端末を買い換えるときは最新でないと恩恵がないので、スペック上の画素数などを気にしていくらいです。
ただ、SNSに全力を注いでいる方をいるわけで、その場で撮った写真を即座に共有できるスマホカメラは手放せない人がいるのもまた事実。
そこで、携帯電話のカメラ事情ってどう変化しているのってところが今回のお題です。
1.携帯電話にカメラが付いたのは?
厳密には1999年9月にDDIポケット(現在のワイモバイル)から発売された京セラのVP-210という端末が初出。
ただ、シェアが広がらず(もっとも、当時は携帯電話にカメラを付けることそのものに疑問視する声があったそうだが)に世間的には2000年10月にJ-PHONE(現在のソフトバンクモバイル)から発売されたSHARPのJ-SH04という機種がポピュラーだそうな。
撮影される画像は128×96ピクセルと、当時としては最新だったのでしょうが、今考えるとパズルの1ピースくらいの感覚ですね。
2.機能拡張とシェア拡大
携帯電話そのものがシェアを広げる中で2001年10月には、docomoのFOMAサービス開始と同時に動画撮影に対応した松下通信工業のP2101Vが登場。
2003年3月には後継機のP2102Vにバトンタッチし、この辺りからカメラの機能向上合戦が始まりました。
僕が知っている携帯電話は、この頃からの製品ですね。
親に借りて狂ったようにテトリスとブロック崩しを遊んでました。
以後、画素数が上がったり動画のフォーマットが増えたりと熾烈を極める開発競争が繰り広げられることとなります。
3.スマートフォンの台頭
2008年に国内でiPhone3Gが発売されて、シェアがジワジワと広がり始めたのが2010年まで。
以降、若年層を中心にシェアを広げてAndroid、iPhone問わず依然としてカメラ性能も進化を続けています。
iPhoneで進化を辿ると、iPhone3Gのカメラ性能が200万画素なので、単純にいえば2000年当時のデジタルカメラと同程度の撮影精度ということに。
そこからシリーズを重ねて現在のiPhoneⅩシリーズでは1200万画素と、飛躍的に向上しているのがわかります。
4.まとめ
カメラの性能を画素数だけで語るのはナンセンスだとも思いますが、技術の進歩を知るきっかけとしては申し分ないかと。
今や、少し前の一眼レフカメラ顔負けの静止画や動画撮影が可能なわけですが、今後はどのように進化していくんでしょうね。
ところで「写メ」ってもう死語なんですかね。
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