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ノルマ

初めに結論を述べます。「ノルマなど本当にくだらないものである」と。

この作品で自らに課した年内厳密ノルマを達成する。

昨日でnoteを開始してからジャスト7ヶ月経過となり、そこで700を達成(正確には702)したので、1ヶ月100ペースを2020年内に達成させようというノルマは達成していた。

本日で704を超えたら厳密な意味での一ヶ月100(1日3.3以上)を達成することに。

ここで改めてはっきり言います。ノルマなど実にくだらないものです。
本末転倒とまで言わないが本質論に対しての枝葉末節であることは間違いない。

私の研究している縁起恐怖症候群にも通ずる。

宗教も本質は同じですが、人間は意思が弱く、根はナマケモノだから何か神という可視化された偶像をつくり、その偶像が人間の所業を天から監視しているよ、とナマハゲにも通ずる脅しのストーリーを作ったもの。

ノルマも本来は必要ないものだが、モチベーション維持のため便宜上人間が作ったものだ。

そういう意味・意義はあるのだが、

もっと厳密にノルマの本来の意味を紐解くと、例えばシベリアで拘留された日本兵はノルマが課されて、その労働量に達しないと食事も与えられないという生命維持にも関わる過酷なもの。

それはまさに非人道的だ。

それに加えると企業でのノルマとは努力目標みたいなものでその目標を達成しなくても即座に給料が支払われなくなるものではない。

とはいえノルマ未達が続くと人事異動で閑職に追いやられるなど、やはり非人道的なことが数年前までは日本の企業に残存していた。

働き方改革は功罪があり、労働者の健康に配慮し労働時間を削減したは良いが休日出勤手当や残手当が激減し、果たしてどちらが良かったのか?という罪はよく指摘される。

ただこの働き方改革の完全な手柄ではないだろうが、人としての尊厳を守ろうという時代の意識とリンクしてノルマというものは相当に緩和されている。
今は正社員の親御さんが会社に乗り込んで「タクのぼっちゃまがとんでもない仕打ちを受けていると聞いて今日は来たざます。即刻、そのような労働基準法違反は、やめるざます」とスネ夫のママみたいなのが抗議に来る時代。会社もそうせざるを得ないのだろう。

ノルマは全くもてはやすされない時代でもあり、ユル〜イ時代になりました。

とはいえ前述の通り、人間を行動に駆り立てるキッカケは、今の塾の先生や家庭教師が意識されている生徒のヤル気スイッチを生徒の自発性を促す方式で褒めたりして押す方式と

半ば脅迫で人を動かすやり方。

当然前者が理想だが、人間は、意志の弱い存在だからときに世紀末覇者ラオウのように恐怖で人民を縛るやり方も必要だとは思う。

ただし、人は他人から強制されることを嫌う生き物。
自分から自分にノルマを課すのは比較的受け入れやすい。

noteだと毎日更新ノルマの方は多数見かける。

私も少し意識して90日連続は書いている。それは大したノルマではない。

私は月に100作品ペースで制作(2020年内と言う、期間限定で、)。

となると2020年末の本日に704作品目を発表することがノルマとなっていた。

冒頭に記述した通りこの作品でノルマ達成である。

繰り返すがなんともくだらないことである。

しかしそのくだらないことが、仕事面だと偉業を達成するキッカケとなったりするものである。

2021年はこの件数縛りは当然無くすので気分が乗らなきゃ激減するし、乗れば更に量産する可能性もある。

しかしいずれにせよ縛りはなくフリーダムである。

無重力状態の快適さを2021年は味わうつもりである。

※この快適さはノルマを課したことで大リーグボール養成ギブスやドラゴンボール初期の亀仙人による修行で重い甲羅を背負わされたのと似ている。

とはいえこのノルマも楽しんでやっていたので苦痛はなかったが。

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