本「自らをマネジメントするドラッカー流フィードバック手帳」を読んだ

こんにちは!さとう まきです。
人材会社で、社内で講師をしています。

全然違う話題から始めるのですが、
本や人との出会いは、その時必要な人と出会うようにできているな、
とよく思います。

もうすぐ自分の会社に満15年いることになり、16年目を迎えます。

あと3年で40歳になるので、
40歳になった時の働き方、
50歳になった時の働き方をよく考えるようになりました。

会社を辞めたいわけではないけど、
自分で立っていける何かが必要だとか、
何ができるかとか、それは人に売れるほどのレベルかとか、
何でいきたいかとか。

もっと早くに考えられたらよかったのでしょうけど^^;

そんな時に、今年1年目の新卒と話す機会があって、
成長速度のかなり早い人なのですが、
毎日日記をつけていると聞きました。

・今日の良かったこと
・反省点
・明日どうするか

といった、厳密には記憶できなかったのですが、
3つの項目を箇条書きにした日記だそうです。

そういうの昔はやってたな・・

と思いつつ、「自分を成長させる日記」みたいなことを帰り道に調べていたら、
こちらの本が紹介されてたので、早速読んでみました。

私も実践しようと思います。

=====

「自らをマネジメントするドラッカー流フィードバック手帳」

この本は、ドラッカー本人にも会われたことがあるという著者が、
ドラッカーが実践していた自己成長術を、
「フィードバック手帳」と名付けスキーム化・紹介したものです。

ドラッカーもこの本も、特に強調されていたのは、「強み」でした。

ドラッカー著「プロフェッショナルの条件」では、
「強みを知る方法は1つしかない。フィードバック分析である」と述べられているのですが、

・自分の目標、これをすると決めたことや期待を書き留める

・時期を決めて、目標と結果を照合する

・それを繰り返すことで、強みや、全く強みのないこと、できないことが明らかになる

という一連の流れです。

目標と達成度を確認する日記は一般的な印象ですが、
そこから「成果が出たこと」を軸にして、自分の強みを見つける、
「フィードバックする」、という発想が私には新しかったです。

大事だなと思ったのは、

・「強み」にフォーカスすること

・一日のフィードバック(目標設定→行動→目標と結果の照合)、
一年のフィードバック(目標設定→行動→目標と結果の照合)、
更には一生、という3つの時間軸で考えということ

この3つの時間軸ですが、
「一年」を軸に「一日」「一生」を決めるので、
一日のい目標を決めるときは、可能な範囲で一年の目標を意識する

とのことでした。

本にはもちろん、もっとたくさんのノウハウやコツが書かれています。

そして、その自分の成長の先に何を考えるべきかと述べられているかというと、

「第二の人生の準備」

です。

私もあと3年で40歳ですが、
ドラッカーは40歳あたりから第二の人生に向けた助走を勧めています。

助走期間は5年程度で、
人生後半戦に「自分を使って、どのようの成果をあげるべきか」のプランを考え抜く。

単に「やりたいこと」よりも「成果」に着目するのがやはりドラッカーなのですね。

そしてそれを考えるには、やはり人生前半の成果と自分の強みが強く影響するらしい。

なるほど。

今の年齢の私にとって、
「第二の人生に」に話が及んでいることは、
響きポイントでした。

ということで、私も早速やってみたいと思います!

自らをマネジメントする ドラッカー流 「フィードバック」手帳 https://www.amazon.co.jp/dp/4761271698/ref=cm_sw_r_cp_api_i_WgGpEb71SHQNS

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