ゆっくり通読しよう〜ルカの福音書8章

1.地に落ちた種と燭台の明かりの話

道端に落ち、種のうちに食べられる種。
[信じる前に、サタンによって・・]
岩の上に落ち、芽は出るけど根がない種。
[しばらく信じて、試練によって・・]
茨の真ん中に落ち、実が熟さない種。
[信じるけど時がたつにつれ、この世的なことによって・・]

いくら陽が差して雨が注がれても、最初に落ちた地によって種の運命が決まってしまうように、どんな心でみことばを聞いたかによって信仰の行方は決まってしまうんだな。

「聞く耳のある者は聞きなさい」
「聞き方に、注意しなさい」

豊かな実を結び燭台の明かりを輝かせるのはハードルが高くても、まずは、(立派とまではいかなくても)素直な良い心でみことばを聞く事なら私にもできるかも。

2.突風と荒波を静められる話

いつも神様は側にいてくださるのにそれを忘れてしまう。日常の荒波におぼれそうになって怖くて「助けて下さい」と叫びながらも委ねきれない自分がいます。委ねきれないと言えば柔らかいけど、つまり信じきれないってことなんだな。

「あなたがたの信仰はどこにあるのですか。」

最近、「助けて下さい」でなくて「委ねさせて下さい」と祈ってみると、ふっと心が軽くなる不思議な瞬間を経験することがあります。「あぁこの感覚・・」と、思います。こうやって私は委ねる訓練をされているのだと思うのです。

3.悪霊につかれた男と長血をわずらった女の話

📖悪霊につかれた男の話
悪霊たちが、豚に入り豚としておぼれ死ぬことを懇願するほど、底知れぬ所とは恐ろしいところなんだと身震いしました。引照箇所近くを読むと、”彼らは死を切に願うが死が逃げていく”ところ。

悪霊から自由にされた男性はイエス様にお供したいと言ったけれど家に帰された。

「家に帰って神があなたにしてくださったことをすべて話して聞かせなさい。」 

自由にされた男性の話と、その出来事を見ていて非常な恐れにとりつかれた周りの人々のする話とは似て異なるものだったのではないかな。

📖長血をわずらった女
イエス様は衣の房に触ったのは長血をわずらった女だとご存知だったはずだけどあえて、だれかと尋ねられ、女性に自分の口で自分に起こったことをすべての民の前で証するようにされた。

この男女の話から自分の口で、神様がしてくださったことを証することの大切さを思わされます。

ヤイロの娘

イエス様は弟子3人と両親だけの前で娘を生き返らせ、この事をだれにも話さないようにと命じられた。
イエス様は「誰にも言ってはいけない」と言ったり「話しなさい」と言ったりする。
神様はいつも正しく決して間違われないことを念頭に置くと、あぁ、すべてをご存知のイエス様はその時々に見合った正しいことを命じられているんだなって思いました。そのとおりにするかしないかはきっと人の自由意志に任されているのだろう。
ここで話さないように命じられたのは、娘が好奇の目にさらされないためのイエス様の配慮もひとつにあったんだろうな。

8章全体を通してイエス様のすごい権威、絶対的な権威を感じました。

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参考---ルカの福音書8章(新改訳2017)---


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