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IKEAのスマート電球

キャンプの翌日、実家に車を返しに行く道すがら、IKEAに寄った。コップとかバスタオルとか、こまごまとしたものを調達しようと思ってウロウロしていたら、スマート電球が置いてあった。

IKEAがスマート電球出してるのは知っていたのだが、日本でも発売しているのは知らなかった。

その場でググって調べてみると、どうもHue(のブリッジ)と連携して使えるらしい。そういうことならと電球だけ買おうと思ったのだが、電球単体は¥ 2,499で、加えてスイッチがついているものが¥ 2,999だったので、スイッチつきのものにした。

これは物理スイッチだが、モーションセンサータイプのものもある。

自宅についてから、セットアップをしてみた。Hueとの接続は以下を参考にした。

このページによると、IKEA電球との連携はHueの純正アプリではできないらしい。純正だと、ブリッジと電球を近づけてペアリングするという機能がないのである。

このアプリはそれができるので、iPhoneに入れてやってみると、はたしてできた。

まったくスクショなど撮っていないので分かりづらいのだが、Hue Lightを操作するのとまったく同じような感じで、明るさの調節などができる。IKEA電球は色温度の調整までしかできないので、赤くしたり青くしたり、というようなことはできない。

さて、ただ遊びたいがために買ったのではなく、必要があって買ったのである。Hueは自室で使っているが、IKE電は玄関に置きたい。帰ってきたときに玄関が暗くて見づらいのが嫌なのだ。

Hueは(というか大体のスマートホームシステムは)部屋ごとに設定ができるので、新たに玄関を追加する。そしてアプリの機能で家に近づいたときに電気がつくようにする。自室でもまったく同じようにしている。

余談だが、Hueの純正アプリは「家に近づいたとき」という条件に加えて「日没後」という条件も最初からオプションとして存在していて、これが地味に便利である。一方、赤外線リモコンとしてNature Remoを持っているのだが、こちらの純正アプリにはそういうオプションがないので、昼間にちょっと出かけて戻ってくると電気がついてしまう。惜しい。

さて、I電を以前買ったけど全然使っていないテーブルランプにつけて、玄関に設置した。そしてアプリでON/OFFしてみると……いける!ちゃんとWiFiも繋がっているようだ。

はー、これで明るい我が家、と思っていたのだが、もう一つ。帰ってきたら電気がついているのはいいが、靴を脱いだらもう消えてもらいたいのである。そこでスイッチの登場なのだが、なんとスイッチとHueは共存できない……

また、Hueブリッジと接続してスマートフォンから制御できるようにすると、トロードフリと調光スイッチのペアリングが解除されるので注意。改めて調光スイッチとペアリングすると、今度はHueブリッジとのペアリングが解除されてしまうので、排他制御になっているようだ。

oh……

Hueかスイッチかで悩んだのだが、結局スイッチを採用することにした。世はIoT時代なので忘れがちなのだが、物理スイッチは非常に便利なのである……。二回……叩けば……ええんや……

スイッチを自分で作れや!その為のラズパイやろがい!記事の続きはどうした!という声が聞こえてきそうだが、置いといて……(書きます……)。I電じゃなくてHueを買い足しても、別売りスイッチだと同じことになるかもしれない(未調査)。

しかし、Hueに比べたら安いし、自分のような使い方じゃなければHueとの連携も十分いけそうなので、かなり良い感じだと思う。IKEAに行くたびにひとつずつ増えていきそうで怖い。