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Always lunch 探検記その5

ナポリ

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料金は先払い(alwaysを先に見せる)。店内は奥に広い構造で、まさに京都の町屋「ウナギの寝床」スタイルなお店。

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京都の町屋の間口が狭く、奥に長い構造になっているのはその昔「間口税」なるものが存在したからだそうだ。簡単に説明すると、間口(家の正面の幅)が3間(1間=1.8mなので5.4m)ごとに税金がかけられており、3間を少しでも超えると2軒分の税金がかかるため、京都の町屋の間口は3間が多いとなっているらしい。このお店が影響を受けているかはわからないが(町屋とかの年代に作られた建物ではないが、取り壊しで建てられたなら間接的に影響を受けているのかも)勉強になったよね。

話を戻すと、このお店はかつての500円ピザが倒産した後にほかの企業に買収される形で復活した。500円ピザで検索するとその概略が説明されているし、経営者の人の経歴も面白い。セリエAにも所属したが、あまり活躍できずそこで出会ったピザの味を日本に広めたいと思って、このお店を全国展開したそうだ。ぜひそちらも調べてみてほしい。「ピザを日本の主食にする」というスローガンを掲げており、まあ無理だろうなと思いつつも、それこそがチームの哲学になるのだからいいんじゃないだろうか。実際に数年でフランチャイズを何店舗も作るなどしており(それが原因で倒産にも追い込まれたのだが)経営者としては敏腕なのだろう。

そういう沿革のあるピザが、Alwaysならなんとドリンクとのセットで食べられる。ただし、条件がついており同店での注文は1回までとなっている。他店にはないので、ピザを作る労力がかなりかかるのもあるだろうし、めちゃくちゃ食べた人がいたんだろうか???たしか10/23以前は記載のなかった文言である。

alwaysの場合、ピザは2種類から選べる。ドリンクも多数あり、どれにしようかなと迷うくらいだ。

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他にもメニューにはたくさんのピザが記載されており、正直他の味も試してみたくなる。

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ピザの提供時間はそれなりにかかる。混雑状況によっても変わるだろうが、今回はパスタのお店より少しかかるくらいだった。10分はかからないくらいだったと思う。運ばれてきたピザはアツアツで、いざ食べてみると本格派という感じ。トマトとチーズの相性は抜群だし、アクセントのバジルかルッコラかわからない草もちょうどよい。ものの数分で平らげてしまうほど美味しかった。

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平日限定でAlwaysが使えるお店だし量もそこまで多くはないので、サラリーマンの人には縁遠い存在かもしれない。だが、そのおかげで昼時にゆったりと食事を楽しみたい人にはうってつけのお店だと思う。量もかんがみて、どこかでひとつお腹を満たしてきてからおやつ程度に利用するのが賢そうだ。

席数もかなりあり、1人でもグループでも関係なく楽しめるお店になっている。僕は半時間ほどで退店したが、客足こそそこそこあるものの混んだ印象ではなかった。音楽もゆったり目なものがかかっていて、長居するにもちょうどいいだろう。ぜひ足を運んでみてほしい。

ちなみにこの記事を書くのは2回目だ。スマホで打ってからペーストするのだが、コピーの際に「ね」という文字を打ってしまって「ねた。」という文字に置き換わってしまった。泣く泣くPCで2回目を書いている。

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