「自分の構え」を持つー「半沢直樹」第4回を見て

「半沢直樹」シーズン2の第1幕が、劇的な幕切れを迎えましたね。

半沢直樹、絶好調!

巷で報道の通り、視聴率的にも絶好調
仄聞するところでは、属性と呼ばれる視聴者の内訳(マーケティング用語でよく出てくるF1とかM3とか)でも、ティーンから男性のM1からM3 、女性のF1からF3まで、全ての層でほぼトップ3に入っているそうです。これはすなわち、いわゆる男性サラリーマンだけに見られている番組ではない、ということです。

好調な3つのポイント

その理由を考えながら見ていて、気づいた3つのポイントがあります。

1.2つの原作を違和感なく1つにつなぐ、複数の山場のあるストーリー展開。2.ストーリーは、現代版水戸黄門ともいえる(複数の)勧善懲悪
3.家族・部下・上司・同期など、誰かに感情移入できる役の配置

今宵の金言

今日も盛り沢山でしたね!中でも個人的にグッときたのは「自分の構え」
半沢が銀行の本店の前で部下に語り「それは遺言ですか?」と聞き返されていた3つのことです。

1.正しいことが正しく言えること。
2.組織と世間の常識が一致していること。
3.ひたむきな働きが評価されること。

この内容もさることながら、こうした「自分の構え」を持っていることが、特に今のように自分でままならない環境の中では大事、だと思います。

案件をクローズさせた後、栄転の壮行会で半沢が語ったことも、グッときました。

大企業にいるからいい仕事が出来るわけじゃない。どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って 日々奮闘し、達成感を得ている人のことを 本当の「勝ち組」と言うんじゃないかと、俺は思う。

来週からは

シーズン2の第2幕、今度は「帝国航空」の再建です。
これ、第1幕の冒頭で出てきてましたよね。頭取が大和田取締役に「任せたぞ」と言われ、「施されたら施し返す、恩返しです」と返答した案件です。

2つの原作を、出だしからうまくつないでたなぁ。ちなみにシーズン1の原作「ロスジェネの逆襲」には大和田、いなんですよね…。その分、現場で考えられるから、いろいろ出来るんだろうなぁ。

来週以降は、どうなることやら?!引き続き、働くことの意味や、周りの仲間と関わり方などを考えながら見れるのが、楽しみです!

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