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[2019年金融業界の振り返り-③北米金融機関JPモルガン・チェースによるステーブルコイン「JPMコイン」の開発]

2019年金融業界のトレンドについて自分なりの考えをまとめてみました。*最新情報はまた別途お届けします。

主に下記の3つです。(他に何かありましたらコメント欄で是非ご教示をお願いします!)

①フェイスブックの暗号通貨である「Libra」が話題

②世界銀行による「ブロックチェーン債」の追加発行

③北米の伝統的金融機関であるJPモルガン・チェースによるステーブルコイン「JPMコイン」


では本日は③世界銀行による「ブロックチェーン債」の追加発行 について話して行きたいと思います。

前編②についてはこちらの記事をご参照ください。


<JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)とは>@WiKi
JPモルガン・チェースは、アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社を置く銀行持株会社である。商業銀行であるJPモルガン・チェース銀行や、投資銀行であるJPモルガンを子会社として有する。JPモルガン・チェース銀行は米国外を含む商業銀行業務を、JPモルガンは米国外を含む投資銀行業務を分担している。


<目的>
企業間送金や債券取引などの決済を高速化

<現状>
法人顧客に試運用を検討中

<どこがすごいの>
米国銀行で初めてブロックチェーンを活用したデジタルマネー「JPMコイン」


<銀行でも開発できるの?IT屋さんの仕事では>
2014年5月にJPモルガンではこの様な発表があった。「われわれはすでに巨大なテクノロジー企業だ。毎年110億ドル(約1兆2000億円)超を投資し、この分野で計5万人近くの従業員を抱えている」ことを明らかにした。

2019年5月JPモルガンは同社が開発した顧客向けブロックチェーン「Quorum(クォーラム)」の活用についてマイクロソフトと提携すると発表。
「われわれは銀行であり、クォーラムを利用する顧客への技術支援は中核業務ではない」とし、利便性向上のためのアプリケーションを構築してくれるパートナーとしてマイクロソフトが必要だった」の発言がとても注目を受けた。

<日本はどうなのか>
 三菱UFJフィナンシャル・グループがブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨の実用化に取り組んでいる。


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