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ダイエット=脂質を避けるは時代遅れのダイエット!?|脂肪燃焼に効果的な脂質を紹介

こんにちは。
今回は、脂肪燃焼を促進してくれる資質について紹介します。
脂肪燃焼=脂肪は悪という考え方はもう古い考え方です。逆に、良い脂質を摂取すると脂肪燃焼を促進する効果があります。
今回は、体に積極的に摂取した方が良い脂質を紹介したいと思います。

油の重要性

油は人体を構成する上で極めて重要な物ですが、ほとんどの方に「油=悪」という考え方が染み付いているのではないでしょうか?

糖質、脂質、タンパク質は体の三大栄養素とも言われています。
糖質は体のエネルギー源、タンパク質は臓器や筋肉の材料となる、では脂質は体にどのような影響を与えているのでしょうか?

脂質は、体のエネルギーになるのはもちろん、体の細胞やホルモンの材料になります。行動や思考を司る脳の細胞も脂質から作られております。
このように、体の機能、体の構成でも非常に重要な役割を脂質が担っています。
脂質がないと私たちの体は維持することができなくなります。

M C Tオイルとはどのようなオイル?

M C Tオイルは、Medium Chain Triglyceride(ミディアム チェーン トリグリセリド)の頭文字をとったもので日本語に訳すと中鎖脂肪酸と呼ばれます。
脂肪は、原子がつながっている鎖の長さによっても区別されます。M C Tオイルは中くらいの鎖の長さという意味になっています。

短鎖脂肪酸・・・炭素が7以下のもの。(自然界にはほとんど存在しない)
中鎖脂肪酸・・・炭素数が8~10のもの。(M C Tオイルなど)
長鎖脂肪酸・・・炭素数が12以上のもの。(オリーブオイルなど)

M C Tオイルと勘違いされる油で「ココナッツオイル」がありますが、ココナッツオイルには調査脂肪酸も多く含まれています。
ココナッツオイルから、中鎖脂肪酸のみを取り出したものがM C Tオイルになります。

M C Tオイルの効果

①ダイエット効果を促進させる

中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸の違いは、体内での代謝されるスピードです。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて、鎖の長さが短いため速やかにエネルギーに変換されます。中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸と異なり肝臓に直接取り込まれすぐに代謝されます。瞬時に体のエネルギー源となるため、脂肪に蓄えられにくい性質があります。

また、中鎖脂肪酸を取り入れると体内でケトン体の生成を促します。ケトン体は、体内のグリコーゲン(糖)が不足した際に、体脂肪を燃焼して生成される物質です。中鎖脂肪酸はケトン体の生成を促すため、脂肪を燃えやすい体を作ってくれます。


②脳機能の正常化

M C Tオイルを摂取することにより脳機能の正常化も期待できます。
ケトン体は「第二の脳のエネルギー源」と言われています。脳の主なエネルギー源はブドウ糖ですが、ブドウ糖をうまく利用できなくなると、記憶障害、判断力低下、アルツハイマーなど脳が正常に機能しなくなります。ケトン体はブドウ糖以外が通れない「血液脳関門」を通ることができる唯一の物質です。そのため、脳の神経細胞正常化に繋がります。
それ以外にも、脳の60%は脂質でできているため良い脂質を取ることで、脳機能の活性化につながります。

③抗炎症・抗菌作用

ケトン体は、肝臓ですぐ代謝されエネルギーになるため活性酸素の発生が少ないです。
長期的にM C Tオイルを摂取し活性酸素の発生を抑えることで、「抗炎症作用」「抗アレルギー作用」「抗糖化作用」に繋がります。
また、炎症を抑えることにより体の免疫力が高まるため、体の「抗菌作用」にも繋がります。

 M C Tオイルの摂取量

摂取量

摂取量の目安として、1日15ml~30mlを目安に摂取しましょう。特に朝~昼摂取することにより、1日のケトン回路の活性化につながります。

M C Tオイルを摂取する際の注意点3つ

① 分けて摂取する
M C Tオイルは非常に吸収が良い脂質のためお腹が緩くなりやすいです。そのため、1回の摂取量は最大10ml程度にしましょう。

② 加熱しない

M C Tオイルの発煙点は140℃と低いためすぐに煙を上げてしまいます。そのため、火にかけると煙を上げて燃えてしまいます。火事の危険もあるため加熱してはいけません。

③摂取しすぎない

いくらダイエットに効果があるからと言って摂取しすぎるとオーバーカロリーになってしまい太る原因となってしまいます。あくまでもサプリメントという認識で、日頃の食生活から意識していきましょう。

 M C Tオイルの選び方3選

原材料から選ぶ方法

M C Tオイルの原料として、ココナッツオイルとパーム油に分けられます。
ココナッツが原料のM C Tオイルは、酸化しにくく熱に強いです。しかし、ココナッツは希少性が高いため価格が高くなる傾向にあります。

もうひとつのパーム油が原料のM C Tオイルは、安価で手に入れることができます。しかし、パーム油には飽和脂肪酸が含まれているため、悪玉コレステロールを増加させ、心筋梗塞などのリスクが高まると言われています。

成分から選ぶ方法

中鎖脂肪酸には、C8~C12があると上記で書きましたが炭素数が低いものほど、人体での代謝効率が良くなります。
そのため、一番おすすめするのはC8のM C Tオイルがおすすめです。

化学溶剤不使用を選ぶようにする

M C Tオイルには、製造コストを安くするために化学溶剤を使用して作られている場合があります。
化学溶剤を摂取すると体に悪影響を及ぼす可能性もゼロではありません。
体に特に気を使っている人は、化学溶剤不使用を選ぶようにしましょう。

おすすめMCTオイル

上記のM C Tオイルの選び方を考慮した上でおすすめするM C Tオイルは、Bulletproof(バレットプルーフ)のブレインオクタンオイルです。
こちらの商品は、C8(カプリル酸)が100%、ココナッツが原料、化学溶剤も入っていないため非常におすすめです。


まとめ

今回は、M C Tオイルについて紹介しました。M C Tオイルとは、中鎖脂肪酸のことでケトン回路を活性化するため、脂肪燃焼など多くの効果が期待できます。
今回おすすめした、Bulletproof(バレットプルーフ)のブレインオクタンオイルなどを参考に試してみてはいかがでしょうか?

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