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新年の目標を立てなくなってから、それでも行動するために習慣化したこと

新年の目標めいたものを立てなくなってから、数年が経つ。目標を立てることまでが目的化してしまい、その後の振り返りをすることがほぼなかったからだ。

もう1つ、変化することが前提にある。1年単位の目標は、達成までの期間が長すぎる。3ヶ月もあれば、目標自体が変わってしまうこともしばしば。目標が目的化してしまうと、とたんに目標立ては意義を失ってしまう。

代わりに何をやっているか。毎日、毎週の振り返りである。思ったこと、考えたこと、目標めいたことをScrapboxにただただ書き出し、毎日もしくは週単位で、それができたかどうかを振り返る。

振り返っているうちに、ちょっとした目標ややりたいことが出てくる。それを小さな目標としてセットして、少し時間が経ったら振り返る。それの繰り返しである。

牛歩かもしれないが、着実に一歩ずつ前に進んでいると実感できる。少し前の過去の自分との差分が、歩みをやめることをやめさせてくれる原動力だ。

その際には、目標を立てて振り返ることを、習慣化してしまうのがよい。習慣化とは、意識しなくてもそれに着手してしまうような仕組みを作ること。

自分の場合は、通勤電車の際に0秒思考のやり方で、思いついたことをダダッとScrapboxに書き出す。会社に着いて、それを見る。タスク化できることは、タスクにする。すぐに着手できないことは、別に作った「やりたいことリスト」に入れる。

このやりたいことリストを、週末に定期的に見返す。その場でできることはすぐやる。できないことは、着手できるように要素を分解する。そして、見る、着手する、消す、を繰り返す。

なぜだかはわからないが、このやりたいことリストは、1年ぐらいでほぼ100個に達する。それを経年で見返すと、小さなやりたいことを積み重ねてきた結果が可視化できる。これが次のやりたいことを生み出す原動力になる。

やりたいことよりも、ありたい姿が分かっている人には、結構ハマる目標管理のやり方だと思う。ありたい姿に向かうための小さな改善は、毎日のくらしを楽しくしてくれるし、ありたい姿に向かって着実に歩んでいることを実感できるからだ。

淡々と継続すること、小さな一歩を積み重ねること。ありたい姿への歩みを実感できていること。自分にとっての目標管理と習慣化に外せないポイントです。


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