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日本人の9割が持たない2020年以降の社会で必須な力とは?

心理学用語でレジリエンスという言葉があります。

人の精神というものは、筋肉と一緒で、

トレーニングすることで鍛えられる。


そういった意味で、トレード、とりわけ短期トレードは、

レジリエンスが最も試される場であると同時に、レジリエンスを鍛えるのにも使える、いわば精神力のジムのような場であると思っています。


なぜ短期トレードが精神力のジムになり得るのか?


・手法、利確位置、損切り位置など自らが組み立てた規律、ルールを持っていないと継続して勝つことが難しいため

・基本的に相場で起こることは全て自己責任→国が悪い、時代が悪い、周りが悪いなどの他責を一切排除する必要があるため

・自らのお金が目の前で上がったり下がったりするため、本能に打ち勝ちながら継続する必要があるため→詳しくは行動ファイナンス、プロスペクト理論で検索


これら3つの要素は、日常生活でも非常に役立ちます。

資本主義である以上、
あまり良い言い回しではないかもしれませんが、
自己管理と資金管理が優秀な人間がより豊かに生きているという現実が実はあるからです。そしてこの傾向は今後強まり格差を生み出すでしょう。

しかし、日本のこれまでの社会では持たなくて良い、
むしろ持つことを制御されていたようにすら思います。

なぜなら周りと同調し、同じように学校へ行き同じ教科書で同じことを学び、自分の考え方を前に押し出さない方が良いとする風潮が長く素晴らしいと、常識だ!とされていたからです。

ですから例えば日本人は人前でプレゼンするのが苦手で、
プレゼン以前に人前が苦手という方が多いのが実情だと感じます。

しかし、今後の社会では逆に、
前途した3つを持ち合わせていない人間は、いつの間にか追いていかれ、
気が付くと一定水準以下の生活でしか人生を送ることができない状態になっていくと思います。


さらに問題なのは、親から子、子から孫へとこの傾向は強まっていく。

理由は簡単で義務教育では
実は「社会に出てから必要な教育を受ける場が十分ではない」からです。

多くの人が薄々感じていながらも、そんなことはない、自分が勉強不足だからだ、と自身を納得させている気がします

お金と時間をかけて、自ら学び取りに行く必要がある。その知識が義務教育では身につかないのです。それをほとんどの家庭は知ることすらありません。

この話は、俳優阿部寛さん主演のドラマ「ドラゴン桜」を観るとすごく良く分かりますのでまだ観ていない方はとてもオススメです。

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