外国人人材はどのような種類があるのか?

外国人人材は大きく分けて
①アルバイト
②技能実習生
③特定技能
④高度人材
の4つに分けられます。

人材種類

【①アルバイト】
・対象職種:特になし
・雇用期間:週に28時間まで

コンビニやファストフード店の外国人の店員さんでよく目にすると思います。
アルバイトはほとんどが留学生です。
職種による制限はなく、基本的にどんな仕事でも就く事が出来ますが、
働く時間は週で28時間までと決まっており、それを超えて働く事は出来ません。
また、留学生の場合は卒業=ビザが切れますので、それ以降継続して雇用する事は出来ません。
日本の学校に通っているということもあり、意思疎通程度の日本語は出来る事が多いです。

【②技能実習生】
・対象職種:82職種146作業

技能実習生


・雇用期間:最長5年

昨今の日本における労働力の確保として非常に大きな役割を担っています。

本来は開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としています。
技術を自国に持ち帰る事を前提としており、
日本に居られる期間は最長5年までとなっています。
働ける職種も82職種146作業(資料参照)となっており、
基本的には単純作業が主となります。
受け入れられる職種には限りがありますので注意が必要です。

日本と現地それぞれの団体を通しての雇用となり、
企業が依頼してから募集、面接をし、採用が決まってから日本語学校、研修センターを
卒業して企業に配属されますので、
募集から配属まで約9ヵ月ほどかかります。
そのため人員が必要だと思ったら早めの行動が必要となります。

【③特定技能】
・対象職種:特定産業分野(14分野)
・雇用期間:1号最長5年、2号無期限

中小・小規模事業者をはじめとした深刻化する人手不足に対応するため、
即戦力となる外国人を受け入れていくために出来た制度です。
試験に合格する事で在留資格を得る事が出来ます。
2019年4月に創立されたばかりのまだ新しい制度です。

技能実習生が5年で帰ってしまうことに対して在留期限が伸びることもあり、
非常に期待されていた制度ですが、
複雑な申請書類や審査基準などから受け入れが進んでいないのが現状です。
また、現在二国間協定を結んでいるのは
フィリピン、カンボジア、ネパール、ミャンマー、モンゴル、スリランカ、インドネシア、
ベトナム、バングラデシュ、ウズベキスタン、パキスタンで、
在留技能実習生の多い中国とはまだ結べていないといった課題もあります。

【④高度人材】
・対象職種:(単純作業以外の)就労
・雇用期間:無期限

基本的に日本の正社員と同じく正社員雇用となります。
就労ビザを取得していますので無期限での雇用が可能です。
ビザの関係上単純作業での労働は認められず、
専門性のある技術の活用や国際的な業務である必要があります。

・ITエンジニアや、CADや図面作成
・訪日外国人向けのホテルのフロント
・外国企業への営業
などが代表的な例となります。
専門技術の活用もしくは海外(外国人)への多言語対応といったところです。

また、建設業や製造業では技能実習生のまとめ役(マネージャー)としての
高度人材の活用が増えています。
実務作業としては高度人材には当てはまりませんが、マネージメントや通訳で
国際的な業務と判断出来るケースがあります。

フォーバルでは高度人材と技能実習生の紹介を行っています。

フォーバルが紹介している高度人材の地頭は、日本でいう
6大学以上のレベル且つ働く意欲に満ちた人材の為、
紹介した企業では即戦力で活躍して頂いており、過去3年間で紹介した実績の中で
2020年3月末時点で1名も退職者が出ていません。

「こういう場合はどうなの?」
「他の人材会社との違いは?」
「採用したい場合はどういうフローになるの?」
などなど、気になる事がありましたらお気軽にご連絡ください!!

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