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コーヒーに人生めちゃくちゃにされかけた話

こんばんは。

突然ですが皆さん、コーヒーはお好きですか?

コーヒーっていいですよね。あの香ばしい香りは最高だし、朝一番に飲むと、ホッとすると同時に、気が引き締まりますよね。

なにより素晴らしいのは、その健康面のメリット。

集中力の向上、リラックス効果、ダイエット効果、うつ病の予防、消化の促進、二日酔いにも効くみたいですね。

挙げればきりがありません。飲み物界では一目置かれる存在であることは間違いないでしょう。

そんな前置きはさておきですね。仕事でケアレスミスをよく注意される僕は、

「どうやらコーヒーが手っ取り早く集中力をあげられる奇跡の飲み物っぽいぞ!」

と目をつけ、すぐさまコーヒー生活をスタートしました。といっても、毎朝起きたらコーヒーを飲む。という、それだけなんですけどね。

最初は新しい習慣が始まり、ミスが減ったらいいな。とか、割と期待して生活していました。

それで、1週間ぐらい経過したころですかね。
毎朝、仕事が始まる前に、ドキドキするようになり始めました。

僕の中で理由は明確でした。

ちょうどその頃、在宅ワークにが始まり、さらに仕事の内容も緊張感の高いものへと変わったのです。

そりゃ変化があれば、緊張するよね。

当時はそんな感じで、まあ慣れれば落ち着いてくるのではないか。と思っていました。

しかしですね。

2週間たっても、まだドキドキする。

それどころか、ドキドキドキドキドキ。コーヒーごくごく時々ドキドキ。
みぞおちカチカチ、呼吸もしづらい。

落ち着くどころか、緊張の度合いは日に日に増していきました。

さすがにおかしい。と、さすがの僕もさすがに思ったのですが、ところがどっこい、僕が次にとった行動は、「オンラインカウンセリングを予約する」ということでした。

皆さんお気づきかと思いますが、当時発生していた異常な緊張は、コーヒー生活が原因でした。99%くらいは間違いないはずです。

そんなことは全く頭になく、仕事のストレスから、メンタルに異常をきたしたのだと考え、焦りのループ。カウンセリングで相談するも、解決の糸口は見えず、ただ退職をちらつかされるだけ。

どんどん冷や汗の沼にはまっていきました。

最後は、
「このままの状態では仕事を続けるのは難しいのではないか」

という状態まで追い込まれていきました。

毎日泣くのを我慢しながら生活していました。もともとメンタルは強いほうではないので、なんで生きてんのかな。とさえ思っていました。

ただ、名探偵はある日突然やってきました。

ある朝、冷蔵庫ガチャ

「あ、そろそろコーヒーなくなりそうだな。」

「・・・・・ん?」

名探偵コナンのテーマが発動しました。

僕は、エナジードリンクのモンスターの味が結構好きなのですが、飲むと決まって夜眠れなくなります。

いわゆる、カフェイン弱者ってやつです。

で、社会人になってから、しばらく飲んでいなかったので、自分がカフェイン弱者だということをすっかり忘れていたのです。

「もしや・・・コーヒーは、悪?」

コーヒーを飲むのがルーティーンと化しており、そこに何の疑いも持っていませんでしたが、突然ひらめきました。まさに水平思考なのです。

さすがに冗談抜きで人生の方向性が狂いそうになるほどカフェインに弱いとは、この時は思っていませんでしたが、コーヒー生活初めて3週間頃ですかね、思い切って卒業してみました。

次の日くらいは、何の変化も感じなかったのですが、日に日に落ち着いていき、一週間後くらいたったころには、あの緊張が嘘のように消えていきました。

あとで調べてみると、カフェインには人それぞれ安全に摂取できる量があるみたいですね。たぶん僕は大幅にオーバーしていたのでしょう。

こうして、希望に満ち溢れたコーヒー生活は、僕の人生を夕立のように濡らしていき、あっという間に過ぎ去っていきましたとさ。もう二度とコーヒーは飲みません。人生で。黒い悪魔。

コーヒー、毎日飲むのが習慣になっている方も多いと思いますが、体に不調を感じる場合は、一旦飲むのをやめてみてもいいかもしれませんね。

さよなら。


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