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「鎌倉殿の13人」8回感想【主に畠山重忠を語る】

第六次出演者発表がされましたね!

個人的には、アイドル女優や(元)人気グループメンバーに頼らない布陣が好感持てるのですが、一方で熱狂的なバズりを期待できるファン層を失望させて、「〇〇さんが出ない鎌倉殿は■■(伏字)」ヘイトが起きる可能性もある訳で…(そういうのには、ものすごい神経質)。
でも、毎回楽しみに見ますよ私は(^^)/

さて、第8回は
頼朝(佐殿)、烏合の衆と共についに鎌倉入り!不穏の種が続々と(梶原景時とか源義経とか所謂亀の前とか)が交互に起こる回でしたね。
義経のヤバみや所謂「武衛呼び連呼パーティー」については、noteにいくつも感想があると思われるので、今回の私は、ひたすら畠山重忠を語っていきたいと思います。

第8回で、ついに頼朝軍に合流した重忠。
合流して早速、佐殿から「鎌倉入りに際しては先陣に立て」と命じられ、沿道の女性の耳目を奪う役目を果たしました\(^o^)/
(佐殿は「(重忠は)若くてイケメンだから」という理由で先陣を務めさせましたが、人を見る目は確かそうな(設定の)佐殿だから、重忠が「ただの若いイケメン」ではなく、知恵にも勇気にも優れていそうと判断したから、先陣を任せたんだろうなぁ、史実の重忠公も)

※ここからは、荒ぶれる自分のツイートをご覧ください

そして、佐殿と畠山重忠の初対面では…

※佐殿役の大泉洋さんと畠山重忠役の中川大志くんは、2016年大河ドラマ「真田丸」で真田信之(信幸)(主人公兄)役と豊臣秀頼(主人公最終盤のあるじ)役を演じておりました。絡みはありませんでしたが(^^;
そして、2019年AK(東京製作)朝の連続テレビ小説「なつぞら」では、テレビ漫画スポンサー社長とテレビ漫画演出家(ヒロイン夫)に…!
「真田丸」も「なつぞら」も大好きなので(しかし、後者はアンチタグツイートが軽いトラウマ状態になっているので(アレで叩かれるならば、あのBK(大阪製作)朝ドラの展開も叩かれるべきだよ)、「大好き!」と大声で言えないのがつらい)、胸が熱くなったなぁ。

…「鎌倉殿~」感想に戻ります。

そして、頼朝軍に加わるも「裏切者」扱いで(そりゃそうだ…特に三浦からしてみたら(それを許した三浦義澄(義村父)は、本当に器の大きい人だ))、野営の宴の輪に入れない重忠が…

でも、鎌倉入りする頃には、烏合の衆な頼朝軍にすっかり馴染んでいる重忠に、安心した私なのでした

で、私が好きなのは「北条義時(小四郎)・三浦義村(平六)・和田義盛(小太郎)・畠山重忠(次郎)」のカルテットなのですが、4人がなんとなーくいるシーンは、目も心も幸せになるのでした( *´艸`)

このカルテットを見て思いついたのが、戦隊もの。
(私は戦隊にもライダーにも明るくありません…山本耕史さんは「仮面ライダーゼロワン」に出ておられましたが)

赤がいない戦隊ものって、なかなか致命傷だなぁ(;・∀・)

…と、萌えの垂れ流しはこのくらいにとどめて、ちょっと真面目な考察。
今回は、中村獅童さん演じる梶原景時が「裏切って」頼朝軍につくそぶりを見せましたが、「裏切って頼朝方につく」「最期は族滅」という共通点がありながら、梶原と畠山は何故に後世の評価が対照的なんだろう…と考えたりもしました。
そして、「鎌倉殿~」での畠山重忠は、「智勇兼備・清廉潔白」イメージや「馬を背負って崖下り伝説が残る豪傑」だけでなく、「後から合流組の「裏切者」が頼朝軍でどう受け入れられていったのか」を表現するためにいるのだろうなぁ…と思いました。
前二つのパブリックイメージだけでなく、「裏切者がどうやって頼朝軍に受け入れられたか」のイメージを表現できる若手男性俳優は、なかなかいない訳で(男性俳優は、菅田将暉さん(1993年生まれ)の前後年代の層が分厚いので、なかなかチャンスがまわってこないとも)、そういった意味では、「畠山重忠役に中川大志くん」は「キャスティングの時点で大成功」だったのですね。
…しかし、今回は「サイコパス義経」が話題の大半になってしまったのが、大志民としてはちょっと悔しかったりします。せっかくの畠山重忠序盤の見せ場だったのにー

昨日のNHKラジオ第一「NHKジャーナル」にインタビューゲストで出演した大志くんの発言を聞く限り、畠山重忠にはまだ見せ場があるっぽいので、楽しみにしております\(^o^)/

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