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大豆バーガーはヴィーガンなのか、筋増量に貢献するのか

モスバーガーはファーストフードだけどそれなりに素敵な外食だろうとぼくは思っています。したがいましてこのnoteも全くモスバーガーを貶す目的はありません。単に興味深くて書いています。

大豆でパティを作ったグリーンバーガー照り焼き(味。¥580 340kcal
)が9/22にリリースされたそうです。

グリーンバーガーはヴィーガンなのか

趣旨的には動物性の原料を使わないという意味で売り出している。

つまりヴィーガン層に訴えかけていますね。

ヴィーガンとは、食事においても日常生活全般においても、動物性食品や製品を使わずに生きることを選ぶ人。 肉と魚だけでなく、卵や乳製品といった動物に由来する製品を摂取しない。 ハチミツもアウト。 ... ベジタリアンも肉や魚は食べないけれど、乳製品やハチミツは食べる人が多いし、ナチュラルなスキンケアを選ぶとも限らない。

肉、卵、乳製品までをも使っていないのだと言うから驚かされます。ただ筋トレ層つまりビルダーにはこのあたりかなり真逆の効果となってくる感じがします。

ビルダーは肉も卵も摂らなきゃやっていけないため。以前(あるいは多分そしてこれからも)そういうことを調べたnoteを色々書いたため知識として知ってしまった。

下記はそういう筋量をつけるには、とか、食ったほうが良いもの、避けるものについて調べた結果をひとまず本棚にしたものです。いまのところ有料とかにしてあるものはないです。これまでも何かを有料にしたことはありません。

ただ大豆でパティを形成している。パティとはハンバーガーにおけるハンバーグみたいな丸い層のこと。パティに通常紛れるのは代替肉とありますが肉は使っていないように見えます。

以下の事細かな繊細な注意書きがうっすらとそれを表現しているのでしょうか。

※食材の製造工場および店舗では動物性食材を含む製品を生産・製造しています。
※完全な菜食主義を目指す方向けの商品ではありません。

菜食主義=ベジタリアン。

ベジタリアンとは、肉や魚などの動物性食品を摂らず、穀物や豆類、野菜などの植物性食品を摂る人のこと。 ... 卵や乳製品も摂らないピュアなベジタリアンをビーガンと呼び、乳製品まで摂る人をラクト・ベジタリアン、卵を摂る人をオボ・ベジタリアンと呼ぶ。 近年は、世界的な環境や食料の課題をテーマにした菜食主義者も増えつつある。

つまり

ベジタリアン < ラクト・ベジタリアン < ヴィーガン

という順列ですね。不等号の強さが何を意味しているかというと、強くなるほど動物性のめしをくわないということ。動物を食わない意思の強さです。

グリーンバーガーはビルダー向けなのか

ところで成分表示を見ると、蛋白質が11.0gとあります。ソイプロテインは大豆から精製されますが一般的にプロテインというと連想されるホエイプロテインよりはメジャーではない気がする。あくまで主観です。

だからそれなりに蛋白質が摂れているようにも思えますが、ここでモスバーガー主力商品のとびきりチーズ~北海道産ゴーダチーズ使用~(¥470 478kcal
)と比べてみます。

蛋白質 20.1g

段違ですね。倍量って相当です。雑なプロテインバー一本食ったぐらいの蛋白質は摂れなくはないですよ、グリーンバーガーでも。という感覚でしょうか。ヴィーガンなビルダーで居られますよ、という言い方もできる。

ただヴィーガンなビルダーになるということは雨が降らない土地で米を育てるようなものです。向いていない。しかし生物の多様性を否定する権利はどのような生命にも等しく与えられてはおりません。だからグリーンバーガーはヴィーガンなビルダー層に訴求する商品として成立するのでしょう。

別にビルダーじゃなくたっていいのではなから成立するに決まっているのですが……パンが緑色ってびっくりしそうですね。ぼくは抵抗ないつもりですが……

お読みくださりありがとうございました。

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