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ヘタレそ常ならむ

旅しない日本語

自分のために毎日noteを書いていて、毎日なんて書くことなくなるに決まってんじゃんとあらかじめ思っていたため意見ボックスを設置したり

無理に学校のレポートみたいに毎回2000字も書いていたら人生が終わるだろうと思ったため字数に囚われない生き方をしていたら少なくとも毎日noteを書く生活は350日前後続けられました。

自分のためになっているのか単にnote社のDAUに貢献してしまったのか掴みどころがない。note社はやたらDAUの高さをアピールすることがありますがCakesとかのあれこれをカバーするためなんでしょうか。

ですが毎日「ぼくは何に興味を持っているんだ?」「何に興味を持てば自然に言葉が発せられるんだ?」と考えていれば、一応は毎日何かしら更新できるんじゃないかと思った。

思ったと言いますか毎日noteを続けるための活路みたいなものだった。

こういうのも言わば自分との対話になるんでしょうか。自粛生活は国民の義務であるため、見事に自分の頭の中だけで旅が完結している。旅しない日本語ですね。

旅する日本語

旅する日本語という、noteのキャンペーンにしては結構参加しやすいキャンペーンがあります。

noteの収入源はnotePremiumにはおそらく頼れないし有料noteは買う人がいないため、客観的に見た際のこのデカい課金型コンテンツのどちらにも期待できない。だから企業noteをゴリ押ししてます。独自ドメインが得られますよ、SEO対策なんてしなくても勝手に上位に来るシステム持ってますよ、いちいちプレスリリースメディアにリリース書かなくて済みますよ、みたいにBtoBに力を入れている。

企業noteが盛り上がるにはどうすればいいか?企業noteの知名度を上げる。

企業noteの知名度をあげるにはひとまずnote内での知名度を上げる必要があります。そのためにキャンペーンが開催されています。常に50件ぐらいありますか?調べればわかりますが、でも大半は何の見返りもない純粋なタグ機能以上の意味が無いものだった気もする。健全ですね。

ただ企業絡みのキャンペーンは少なくともぼくがnoteを知ったちょうど一年ぐらい前から本当に途切れることがない。インサイドセールスが上手くいってますね。

そしてキャンペーンの目的は投稿数というよりはそのキャンペーンに携わっている企業アカウントをフォローさせることにあります。つまりキャンペーンの内容について関心があるなら、当該企業に賛同できようができまいがフォロー(支持)しなければならない。職業倫理的には割とめちゃくちゃですね。

旅する日本語はそんなことしなくていいんです。羽田空港の懐が広いんでしょうか?そして書く字数は300字ぐらいでいい。500字とか書いたら逆に失格だった気がします。本当の参加ハードルの下げ方はここにあるように思える。少なくともDAU一番あがりますよね。海外に行く時は成田空港ではなく羽田空港を使おうとなる。羽田空港からは海外に行けませんでしたっけ?

toBで「noteは知名度あるんでどうですか、うちでアカウント作ったら」と顧客を説得するためにはDAUのデカさをアピールすれば一番手っ取り早い。数字にひれ伏さないのは企業として失格です。一般ユーザがnoteを書くということはそれに貢献しているということになりますね。

一般ユーザにとっての研究結果の発表、承認欲求の満たしという成果を得るためにnote社のDAUアピールに貢献する。一般ユーザが対価として適当であると思えるならそれは持続するのでしょう。

「へっへっへ、おれのnoteが見られているぜ、こいつら皆おれを認めているんだな、おれに賛同しているんだな、可愛い奴らめ」みたいなことまでは思わなくても、noteというメディアにこれだけの良いことを書きました、反響がありました、となると半分以上はnoteというメディアの知名度を上げることに貢献したことになる。

note社から見たら当該ユーザのおこなったことはほぼ100%PR行為になるでしょうか。ただでnote社の広告塔になっているようなものですね。頼まなくても企業活動で一番面倒なPDCAを勝手にユーザがぐるぐるしてくれる。もっと読まれるためにはどうしたらいいか。そう考えると、mixiが検索避けみたいな道を選んでいなかったら現noteが得ている利権を得られていたかもしれませんね。

ただで広告塔になってくれとはいいませんよ、と一応のポーズをとるために上述した通りnoteは有料にできます。どのように有料noteを売ればいいかみたいなナレッジは紹介されません。プラットフォーム貸してやってんだからマーケティングぐらい自分でやれということかもしれない。なるほどと思います。

眠すぎて自分でも何を書いているかわかりません。最近3回目接種つまりブースターについてと失われた旅行というエンターテインメントについて交差したご意見を書こうと思っていたらプラットフォームについての思慮になってしまいました。お読みくださりありがとうございました。


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