妄想日記『ポンコツ日記』
大学1回の頃、TSUTAYAで1年間バイトをしていた。
それまでサッカーしかしてこなかった僕にとって、
初めてのバイトは災難だらけだった。
まず、大人との関わり方が分からなかった。
先生と親しか関わったことのない僕にとって、
レンタルショップの上司は校長よりスペックの高い人間だった。
レジ打ちは尋常じゃないスピードで指が動くし、札束を舐め回すように指先で弾き踊らす。
「いらっしゃいませ〜」と「ありがとうございました〜またお越し下さいませ〜」を機械のように美しい音色で店内