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ゴミとなるダンボールで作った、彼女の初めてのお家


1.ドラえもんが大好きな3歳の娘

もうすぐ4歳になる娘はドラえもんが大好きで、
ついつい私たち親が家で仕事をしたいときや、
ご飯を作りたいとき、片付けたいとき、Netflixで遊ばせていました。

ドラえもんから、色々な言葉を学び、何回も同じエピソードを観ている娘をみると、ついついそのまま数時間過ぎてしまったり。。

観ることは、いい、と思っていたのですが、
面白すぎて「止められない問題」が発生しました。

それも、たまにではなく、毎回。


娘の「あと1回だから」「次が最後だから」「約束守るから」と言って守れることがない。。。

この習慣がNetflix以外のことにも影響してきて、、
例えば、「あと1個グミを食べたい」「最後にするから○○したい」など。

このままでは、やばい!!!!
娘をこの状態にしてしまってのは、彼女が悪いとかではなく、楽をとった私たち両親の責任。。。

と思い、まずはダラダラの根源であるドラえもんデトックスから実施

2.Netflixデトックス作戦

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ドラえもんデトックスするということは、何もNetflixを観させなくすることが目的というのではなく、自分で決めた「あと何回みる」「あと何個食べる」という決め事を自分で守れるようになってほしい、ということが目的で。

今回の場合はドラえもんが発端だったので、Netflixデトックスから始めることに。

Netflixを観せない、ということは一緒に遊んで、彼女の相手を100%するというこちらのコミットも必要なのですが、これはやるしかない、とこちらも決心。

そして、毎晩ご飯の後についつい観せてしまいがちだったNetflixを封印。いつもipadでみせていたのてすが、ipadを棚の奥底へ。。。(うちにテレビはないので)

3.デトックス期間1日目〜3日目

デトックス初日

娘は夕飯を食べ始める前に
「ご飯全部食べたら、ドラえもん観ていい?」と。

この○○したら、○○する、
というご褒美形式のやり方、やっちゃいけないやつなんですよね。。

この思考を取り除くの、結構時間かかりそうだな、と思いながら

「ご飯を食べることと、ドラえもん観ることは関係ないよ」と伝えて、ご飯食べ終わったら、一緒に遊ぼう、と伝えました。

食べ終わってもしばらく観たがっていた彼女でしたが、こちらが先にパズルをやり始めると一緒にやりだした娘。

数時間なんとか一緒に遊び、初日のデトックス終了。

デトックス2日目

同じく幼稚園から帰ってくるなり「今日はドラえもん1つだけだから観ていい?」と交渉してきました。もちろんデトックス期間なのでみせるわけにはいきません。

「今日はアイス屋さんをしよう」と昨日とは違う遊びを提案。過去に購入していたおもちゃを次から次へとやっていく作戦です。笑

デトックス3日目

3日目はメルちゃん遊び

来月2人目はが産まれる我が家で、お姉ちゃんになることを自覚している娘が、赤ちゃんの世話の練習ということで、おんぶしたり、ミルク飲ませたり、ご飯をつくったりしていました。

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メルちゃんとお風呂にも入り、3日目が終了。

4.3日間での変化

この3日間だけで、彼女のドラえもん観たい観たい攻撃は徐々に減ってきています。

「○○したら、○○したい」

の法則もことあるごとに訂正し、伝えています。

夕飯後の18:30-21:00まで、お風呂に入る時間も含めて彼女と向き合うことは、他のことができなかったりもしますが、大事な時間だと改めて感じています。

朝の9:00-18:00まで預けている我が家で、彼女といられる時間はごくわずか。。

その時間をドラえもんにとられてたまるか!というこちらの思考の変化も起きてきました。笑

あと、最大のインパクトは、毎回Netflixを終える時間になっても止められないので、それを止めさせる努力をしなくていいこと、この労力がなくなっただけでも、かなりの効果大です。 

本当に止めさせるのに苦労してしまっていて、毎回毎回お互いが嫌な気持ちになっていたと思います。それがなくなるだけで、ストレスが減りました◎

あと、お家の中のモノで遊ぶことが格段と増えました。

もともと工作は好きで、折り紙、はさみをつかった工作、お絵かきなどはしていましたが、いわゆる「おもちゃ」ではないもので遊び始めました。

それが、題名にある「ダンボールの家」が代表例です。

5.ゴミになるダンボールで作った、彼女の初めてのお家-デトックス4日目

コロナでリモートワークになってから、とにかく宅配が増え、ダンボールのたまる量が増えてきました。

そして、ダンボールを捨てようとしたら、そのダンボールで滑り台をし始め、ダンボールの中に入って遊び始めたので、「お家を作ろう!」と提案。

すると娘もノリノリです

気に入ったダンボールを選び、テープをはったり、お絵かきしたり。

途中からは屋根をつくったり、煙突をつくったりする私を、よそに、彼女はお家の中でブロック遊びを始めました。

ここは私のお家だから、遊びにきてもいいよ!

今日はここで、寝る!(そんな大きくないのに。w

)

といい、ゴミになる予定だったダンボールは大活躍です。

こうゆうのが、子供にとって、最大のおもちゃなんだなーと教えてもらいました。

確かに自分たちも家の中でテントはったり、お布団の中、押し入れの中で秘密基地的なので遊んだ記憶あるよね、と夫と話しながら、娘の楽しそうな様子をみれて嬉しくなりました。

6.デトックス5日目

前日に作ったダンボールのお家は翌朝にも効果絶大!

眠いときになかなか朝ごはんに手をつけられない娘もですが、ダンボールのお家で食べる、ということで、朝ごはんをもりもり。

ずっと続くとは思いませんが、こうやって遊び心が育っていくのはいいなーと思っています。

この日も夕飯を食べ終わったらお家で遊び、今日はハウルの動く城のようにダンボールの家を家のあちこちに持ち歩いて遊んでいました。

今日はドラえもん観たい、というセリフはでてきませんでした。

デトックスまでの長い長い道のりを覚悟していましたが、このまましばらく続けて、1ヶ月くらいでデトックス終わるといいなと思っています。

それ以降はもうデトックスと決めなくても、大丈夫な状態にしておきたい。

7.デトックスに取り組めた理由

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実はデトックスする余裕ができたのも、デトックスをやろうと決められたのも、産休に入ったから、が実際おおきいです。あと入院生活も。

産休に入って単純に向き合うものの時間配分が変わって、そして、家の中をみてみた、という流れです。

日々バタバタ暮らしてしまっていたけど、こうやって改めて彼女との時間を大切にできる期間があってよかった。。1ヶ月後には赤ちゃんがやってきて、娘に向き合う時間がまた減ってしまわないように気をつけながら、過ごしたいです◎

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